保津川下りの船頭さん

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市P中学校部会研修会で読書の大切さを学ぶ。

2010-09-25 23:28:03 | PTA活動関連
23日の秋分の日。
亀岡市役所の市民ホールで「亀岡市PTA連絡協議会・中学校部会研修会」が開催され、
お隣の南丹市から南丹市立図書館の大西俊之館長をお招きして
「2時間24分 子育てと読書活動について」とお題して
ご講演をしていただきました。

大西館長さんは地域の図書館長の立場から、学校図書館と連携を図ることで、子ども達の「言葉の力」の
育成に欠かせない図書活動の推進に情熱を持って積極的に取り組んおられる方で、
自らもいろいろな学校にも参上し、児童や生徒に「読書の楽しみと大切さ」をお話して
周られている「読書の伝道師」で、ブックトークを交えたユニークな講演が人気を呼び、
今や保護者や教職員に至るまで、数多くの講演をされている「話の達人」であります。

また、これらの活動が認められ、今年の4月には「平成22年度こども読書活動優秀実践図書館」として
「南丹市立図書館」が「文部科学大臣表彰」を授与されるなど、市内外からも注目を集める
図書館活動を展開されています。

講演では、初っ端から聴講者の意表をつくトークで関心を引きつけ、その後はお笑いばりの爆笑トークで、
会場を楽しい雰囲気に導き、聴講者を心地よく聞ける環境つくりにも、気を遣われておられるなと感じました。

館長さんがまず、問題提起されたのは「一日の時間サイクルからみる実質的な子育て時間の把握」でした。
自説として館長さんは中学生の子どもが、一日、親と直接的、間接的合わせて関わっている時間は
「2時間24分」というものでした。
これは一日時間の10分1に値する数字ですが、この計算で加算していくと我々親は
子どもが二十歳になる時には実は僅か2年間しか関わってないことに等しいという訳です。
それ以外は学校のいる時間など必ず必要な時間なので、なかなか読書する時間を
ひねり出すのは容易ではないという結論に達するというのです。

読書活動でだけしていても一概に優秀な子どもになる訳ではないが、
「読書は人生のビタミン」という表現が印象的でした。

まだまだ、興味深い話を、実際に本を手に持たれ、ブックトークを交えながら
紹介して下さいましたが、館長さんの講演は「ネタ」が命なので、これからお聴きになる
方がおられたらネタバレになるので、ここでは割愛させて頂きますが、中学生に求められる
読書からの学びは「イメージ(想像)力+自分を客観的に観察する能力」だったのでは
ないか理解させていただきました。
今の社会の実例を挙げての講演は、本当に私自身が勉強になる事ばかりであったと感じています。

「読書はすぐに結果が出てくるものではないが、読み続けることできっと人生に有益なものとなる」
また「本当に勉強すべきは我々親であり大人である」
「大人が成長しないで、どうして正しい子育てができるものか」
という館長さんのお言葉には私も強く同感するものです。

今年PTA活動に参加させていただく機会を得て、様々な分野の先生方のお話を講演等で
直接聞かせ頂くことが多く、本当に自分自身が勉強させて貰っていると実感しています。
就任当初は思いも寄らなかったことですが、PTA行事って「お得感」がいっぱいですね!

このお得感をもっと大勢のPTA会員さんに味わっていただきたいと思いました。

そのきっかけを作り、つなげていけるように私も地道に続けていかねばと
感じた中学生部会研修会でした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちわ^^ (真琴@ちょっと辛い・・・)
2010-09-26 12:13:09
ちょっと気になる記事があって、読んでいました^^

また、時間がある時に読みに来ますね^^

頑張って下さい^^
返信する
はじめまして。 (はっちん)
2010-09-27 23:49:46
真琴さんへ。

お越しいただきありがとございます。

これからもお付き合いをよろしくお願い致します。
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