保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

地元・南丹高校生のみなさん、ご乗船!

2007-06-08 22:46:45 | 船頭
今週の水曜日(6日)、地元亀岡市の南丹高校生19名が
校外学習の授業として保津川下りを体験されました。

同校では授業の一環として、地元の文化・歴史・産業を
現場まで出向きフィールドワークする校外学習を推進して
おり、今回は地元観光産業の保津川下りが対象となったもの。

授業ということで、遊船乗船場の400年記念パネルの前で
私はっちんが講師となり「保津川下りの歴史と魅力」について
30分ほど講義したあと、船に乗り込み保津川下りを体験されました。

講師に抜擢された私は、一般向けのトークサロンや大学での
研究報告会などでの講演経験はあるもの、高校生は初めて。
今までの様なカタイ話し方は今時の高校生には退屈なだけか~
と思い、ざっくばらんな会話形式で講義をし、あとは質疑の
時間を多く取り、フリートーク形式で話せる環境を作る工夫をしました。

この形式が功を奏したのか、しばらくするとみんなも緊張が
抜け、気軽に質問をしてくれたので、結果的に保津川の歴史や
船頭の艘船技術、自然の魅力から河川環境などの現状に至るまで
深く掘り下げることができ、満足できる講義になった感じています。

今回の講義には、日頃から空手道場の指導で同世代の子たちに
接している経験が大きく生かされていたと思っています。

船の中でも、保津川の雄大な自然と急流の爽快感に触れ
ながら、代わる代わる元気に櫂引きなども体験するなど
保津川下りの醍醐味と魅力をたっぷり堪能していた模様。

今回の校外学習でまた一つ、故郷・亀岡の魅力を
再認識できたことと思います。

少しでもそのお役に立てたことを嬉しく感じる次第です。

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