保津川下りの‘生みの親’といえば・・・そう、角倉了以(すみのくら・りょうい)翁。
その了以さんの末裔で、今、了以とその息子素案(そあん)の偉業を後世へ伝える
活動をされているのが、角倉宗家17代目にあたる角倉吾郎さんです。
その17代目の講演会が亀岡で開催されると聞き、聴講して参りました。
企画したのは市民有志でつくる「かめおか・まちの元気づくりプロジェクト」さん。
角倉家の業績とその価値を世に問いたい!と一族の当主としての使命感と熱い思いから、
実業界から若くして身を引き、伝承者として全国を行脚して回ってられている吾郎さん。
上品な押し出しと弁舌さわやかな語り口で、わかりやすく、そして詳しく、
お話をされる吾郎さんの講演は、了以さんの話をするのが楽しくてたまらないと
いう雰囲気が聞く者にも伝わるものでした。
講演会では、保津川をはじめ高瀬川、富士川などの河川開削はもちろん、
上嵯峨の山地間に整備した用水トンネル「角倉隧道」のお話など、これまで
あまり語られなかった幾多の事業や事柄についても紹介され、これからの
了以・素案研究にロマンを感じさせてくれる内容でした。
思い起こせば、保津川開削400周年から早、5年。
「了以さんをもっと、世に中の人に知ってもらおう!」とゆるキャラなどが
まだ流行していない頃からキャラクターを作ったり、演劇をしたりと
盛り上げてきましたが、その後、この街は亀山城築城400年を迎えたことで
歴史上の主役が明智光秀さんに変わり、了以の名を聞く機会もめっきり
減っていました。
5年前、この街で燃えかけた了以さんの火を、もう一度、亀岡で再燃させたい!
あの時、了以顕彰事業の中心にいた者として、あらためて強く感じた次第です。
">
2年後には了以没400年祭、そして翌年2014年には洛中の
高瀬川開削400年周年の年がやってくるなど、角倉家ゆかりの
記念年度が控えております。
亀岡はもちろん、京都で「了以ブーム」や角倉旋風を巻き起こすことを
視野に入れた取り組みも考えていきたいですね。
講演会の後、宗家当主と一船頭という、歴史、時代が交差するような絵図ながら、
親しく様々なお話をさせていただきました。当主と私は同年齢でもあり、それぞれの
立場で今後も益々、角倉家と了以・素案の価値を世に問うていく活動に
協力することを約束した次第です。
その点では了以さんが起こされた事業で、今も現存している唯一の企業として
保津川下りをさらに光輝かせていく努力が大切であると強く感じています。
その了以さんの末裔で、今、了以とその息子素案(そあん)の偉業を後世へ伝える
活動をされているのが、角倉宗家17代目にあたる角倉吾郎さんです。
その17代目の講演会が亀岡で開催されると聞き、聴講して参りました。
企画したのは市民有志でつくる「かめおか・まちの元気づくりプロジェクト」さん。
角倉家の業績とその価値を世に問いたい!と一族の当主としての使命感と熱い思いから、
実業界から若くして身を引き、伝承者として全国を行脚して回ってられている吾郎さん。
上品な押し出しと弁舌さわやかな語り口で、わかりやすく、そして詳しく、
お話をされる吾郎さんの講演は、了以さんの話をするのが楽しくてたまらないと
いう雰囲気が聞く者にも伝わるものでした。
講演会では、保津川をはじめ高瀬川、富士川などの河川開削はもちろん、
上嵯峨の山地間に整備した用水トンネル「角倉隧道」のお話など、これまで
あまり語られなかった幾多の事業や事柄についても紹介され、これからの
了以・素案研究にロマンを感じさせてくれる内容でした。
思い起こせば、保津川開削400周年から早、5年。
「了以さんをもっと、世に中の人に知ってもらおう!」とゆるキャラなどが
まだ流行していない頃からキャラクターを作ったり、演劇をしたりと
盛り上げてきましたが、その後、この街は亀山城築城400年を迎えたことで
歴史上の主役が明智光秀さんに変わり、了以の名を聞く機会もめっきり
減っていました。
5年前、この街で燃えかけた了以さんの火を、もう一度、亀岡で再燃させたい!
あの時、了以顕彰事業の中心にいた者として、あらためて強く感じた次第です。
">
2年後には了以没400年祭、そして翌年2014年には洛中の
高瀬川開削400年周年の年がやってくるなど、角倉家ゆかりの
記念年度が控えております。
亀岡はもちろん、京都で「了以ブーム」や角倉旋風を巻き起こすことを
視野に入れた取り組みも考えていきたいですね。
講演会の後、宗家当主と一船頭という、歴史、時代が交差するような絵図ながら、
親しく様々なお話をさせていただきました。当主と私は同年齢でもあり、それぞれの
立場で今後も益々、角倉家と了以・素案の価値を世に問うていく活動に
協力することを約束した次第です。
その点では了以さんが起こされた事業で、今も現存している唯一の企業として
保津川下りをさらに光輝かせていく努力が大切であると強く感じています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます