今日は私達、船頭のランチの話をしたいと思います。
朝から順次出航していく川下りの船頭には
決まったランチタイムは存在しません。
自分達それぞれの小腹が鳴り出したら、それが
各自のランチタイムの合図なのです。
船頭のランチメニューは、殆どが家から持参したお弁当。
出航の順番を待つ乗船場のお気に入り場所で、
自由にお食事タイムが始まるのです。
さすがにお客さんの待合室ではランチはとりませんが、
天気のいい日には、外でのランチタイムも珍しくありません。
特に桜が咲くこの時期は、外で戴くランチが最高です!
ポカポカな陽気のなか、艶やかな桜を見上げ、川のせせらぎを
BGMに戴くランチはなんとも優雅で、まさにお花見気分!
普段と変わらないはずの弁当の味も、高級料亭の
お花見弁当の様な味わいになるから不思議ですね。
一緒に座っている船頭仲間ととりとめもない会話を
しながらお花見弁当を食べ、船着場から出て行く
船のお客さんに手をふる、なんとも贅沢な一時です。
これにお酒の一杯でもあれば、いうことなし!なのですが、
さすがに勤務中、これは辛抱しなくてはなりません。
景色のいい場所で、小腹が減った時に食べ、
食後の休憩は、船が出航する時間迄たっぷりあります。
昼寝をしてもいいし、おしゃべりに興じてもよい。
私達船頭は、毎日この様なランチタイムを過ごしています。
この贅沢なランチタイムを過ごしている船頭という人種は、
もしかして世界でも特別に恵まれた存在なのかも?
と錯覚をおこしそうになります。
でも、上手い話には必ず、裏もあります。
土日などのチョー忙しい週末には、こんな
優雅な日常は何処へやら。
JR山陰線の電車の中でのランチになります。
しかも、タイムリミットは嵯峨嵐山駅から亀岡駅まで
の約12分間しかなく、弁当を味わう暇などありません。
揺れる電車内で、大衆の冷ややかな視線を浴びての
ランチタイム、ひどい時は立ち食いも余儀なくされます。
この激しいギャップこそ、保津川下りという
仕事の全てを物語っていると、はっちんは思っています。
*桜の木の下でランチをとる船頭達です。
朝から順次出航していく川下りの船頭には
決まったランチタイムは存在しません。
自分達それぞれの小腹が鳴り出したら、それが
各自のランチタイムの合図なのです。
船頭のランチメニューは、殆どが家から持参したお弁当。
出航の順番を待つ乗船場のお気に入り場所で、
自由にお食事タイムが始まるのです。
さすがにお客さんの待合室ではランチはとりませんが、
天気のいい日には、外でのランチタイムも珍しくありません。
特に桜が咲くこの時期は、外で戴くランチが最高です!
ポカポカな陽気のなか、艶やかな桜を見上げ、川のせせらぎを
BGMに戴くランチはなんとも優雅で、まさにお花見気分!
普段と変わらないはずの弁当の味も、高級料亭の
お花見弁当の様な味わいになるから不思議ですね。
一緒に座っている船頭仲間ととりとめもない会話を
しながらお花見弁当を食べ、船着場から出て行く
船のお客さんに手をふる、なんとも贅沢な一時です。
これにお酒の一杯でもあれば、いうことなし!なのですが、
さすがに勤務中、これは辛抱しなくてはなりません。
景色のいい場所で、小腹が減った時に食べ、
食後の休憩は、船が出航する時間迄たっぷりあります。
昼寝をしてもいいし、おしゃべりに興じてもよい。
私達船頭は、毎日この様なランチタイムを過ごしています。
この贅沢なランチタイムを過ごしている船頭という人種は、
もしかして世界でも特別に恵まれた存在なのかも?
と錯覚をおこしそうになります。
でも、上手い話には必ず、裏もあります。
土日などのチョー忙しい週末には、こんな
優雅な日常は何処へやら。
JR山陰線の電車の中でのランチになります。
しかも、タイムリミットは嵯峨嵐山駅から亀岡駅まで
の約12分間しかなく、弁当を味わう暇などありません。
揺れる電車内で、大衆の冷ややかな視線を浴びての
ランチタイム、ひどい時は立ち食いも余儀なくされます。
この激しいギャップこそ、保津川下りという
仕事の全てを物語っていると、はっちんは思っています。
*桜の木の下でランチをとる船頭達です。
お弁当も子供が大きくなったので暫らく作ってないし、うちのダンナ様はランチに何を食べているのかわかりません。
保津川はゆったり時間が流れているようで、羨ましいです。