保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

デモテープが完成!‘保津川舟歌’CD化実現に向け・・・

2005-06-21 17:14:31 | 船頭
ハァ~、一度おいでよ~保津川峡へ、愛し彼女と激流下り~
ではじまる‘保津川舟歌’のデモテープがコロンビア
レコードさんのご協力を頂き、この度、完成いたしました。

この舟歌については、一度このブログ(5月12日付け)
こちらを見てね!
で紹介しましたが、みなさん覚えておいでしょうか?

そうです!この歌は、以前、はっちんの船にお乗りなられた
お客さん・内田鐵雄さんが歌詞を書いて下さり、
私達がメロディーを付け、CD化を目指し動いていたものなのです。

内田さんは、サラリーマンを定年後、日本各地を旅して
周られている方で、過去にも岸和田だんじりや
四万十川の歌の歌詞をお作りなられた経験が
御ありになるそうです。

保津川下りには、お寺の檀家衆の集まりで来られて
いましたが、私はっちんが後部で舵を操縦している時
偶然に「保津川も来年は400年目の節目を迎えるので、
記念の歌などがあればいいのですがね・・・」と何気なく
話したことから始まった企画なのです。

後日、送って頂いた歌詩を、歌謡界に顔が広い
先輩船頭・関 賢(さかし)さんが、コロンビア関係者に
持ち込んで、今回のデモ・テープ完成に至ったというわけです。

はっちんも今日聞きましたが、まさにこれぞ演歌の王道!
といえるメロディーで、デモ・テープといっても
踊りの囃しにもなる様に編曲も施してある本格的なものです。

たくさんの人達の熱い思いとご協力を得て、
何とかここまで出来てきました。

後はレコード会社やプロダクション
との本格的な交渉に入り、何とかCD化実現まで
漕ぎ付けたいと思っています。

しかし、たまたま乗り合わせたお客さんとの出会いが
こんな形となって、縁を結んでいくなんて、
保津川下りはなんて素敵なお仕事でしょう!

改めて人との出会いの素晴らしさに感謝、観光業に
携われる喜びをヒシヒシと感じさせてもらった
一日でした。

*内田さんが書かれた歌詞は、私はっちんのポスターと
 なって、乗船所内の売店に飾ってありますので、
 保津川下りにお越しの際はご覧下さい。


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