保津川下りの船頭さん

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嵐山・旧近衛公跡のもみじ。

2004-11-24 23:03:41 | 船頭
嵐山の‘もみじ’は今がまさに見頃!
川沿いの‘もみじ’も葉が赤く染まりだしていました。

その中でも最も鮮やかな赤色に染まっている‘もみじ’、
それは旧近衛公・別荘跡のもみじで異論はないでしょう。
ここの‘もみじ’の赤色は色の深さ、明るさともに
他のそれとは一味違う色合いを出しています。

はっちんはその専門家ではないので詳しいことは
分かりませんが‘もみじ’にはどうやら三色ほど
あるように見うけます。

この旧近衛公のもみじのように濃い赤色のものと
薄いオレンジ色系のもの、黄色のものの3種です。

今年は降雨量も多く、秋にもかかわらず暖かい日が
続いているので全般に薄い赤色やオレンジの紅葉が
主流を締めているように感じます。

その分、ここのもみじの鮮やかさがひときわ引き立ち
人目を存分に満足させるものになっているようです。
船がここのもみじの下を通ると必ずお客さんから
大きな歓声が沸き起こることからも、その美しさが
他を寄せ付けない色であることを表しています。

雄大な渓谷を抜けてきた川下りも
いよいよ終盤に近づく嵐山で
最後の締めとして旧近衛公跡の鮮やかなもみじを
ご覧になってみてはいかがですか?

*この旧近衛公・別荘は昭和初期の貴族議員
近衛文麿伯爵の別荘跡で、いまは料亭・松籟庵(しょうらいあん)
が買取り料理屋を開いており、湯豆腐などが有名です。

近衛文麿公は大日本帝国最後の総理大臣でもあり、
太平洋戦争敗戦の責任をとり自決されています。

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