これは一体、どうしたことでしょう?
保津川下りの船が2艘、いつもとは逆に舳先を
上流の方に向け、上っているではありませんか?
これはまさか!‘保津川上り’!!
いやいや~そうではありません。
この写真は先週の土曜日、急に降りだした豪雨の為、
川が一気に増水して、午後から船止めになった時に写真です。
船を準備した時点では、まだ運航できる水量だったのですが、
雷を伴う豪雨が約1時間ほど続いた結果、見る見る運航中止水量まで
増水し、この2艘は結局、運航を取りやめたのです。
乗り場にはお客さんも来れてはいたのですが、あの激しい雨と
濁流と化した保津川の姿を見て、納得して帰られたようです。
準備した船は、上流部対岸にある係留地に戻すことは出来ないので
写真の様に、進行方向である下流に船尻を向けるいつもとは逆の
姿にして、長いロープにより川岸の高い木や手すりなどに
強く繋いでおくのです。
この様な形にしておくと、その後どれだけ川が増水しても
船本体に当る水の抵抗が少なく、また水量の高さに応じて
船が水面に浮ぶ仕組みになり、洪水時でも安心なのです。
写真を見てもらうと、乗り場の地面すれすれまで川の水位が
上昇してきているのがわかると思います。
この日は午後から天気は回復し、結局乗り場を越えるような
増水にはならなかったので、翌日からは運航も再開できました。
今、保津川の水量は多いです。緑深い渓谷の香りを吸い
豪快な川下りを楽しみたいなら、今週がオススメですよ。
保津川下りの船が2艘、いつもとは逆に舳先を
上流の方に向け、上っているではありませんか?
これはまさか!‘保津川上り’!!
いやいや~そうではありません。
この写真は先週の土曜日、急に降りだした豪雨の為、
川が一気に増水して、午後から船止めになった時に写真です。
船を準備した時点では、まだ運航できる水量だったのですが、
雷を伴う豪雨が約1時間ほど続いた結果、見る見る運航中止水量まで
増水し、この2艘は結局、運航を取りやめたのです。
乗り場にはお客さんも来れてはいたのですが、あの激しい雨と
濁流と化した保津川の姿を見て、納得して帰られたようです。
準備した船は、上流部対岸にある係留地に戻すことは出来ないので
写真の様に、進行方向である下流に船尻を向けるいつもとは逆の
姿にして、長いロープにより川岸の高い木や手すりなどに
強く繋いでおくのです。
この様な形にしておくと、その後どれだけ川が増水しても
船本体に当る水の抵抗が少なく、また水量の高さに応じて
船が水面に浮ぶ仕組みになり、洪水時でも安心なのです。
写真を見てもらうと、乗り場の地面すれすれまで川の水位が
上昇してきているのがわかると思います。
この日は午後から天気は回復し、結局乗り場を越えるような
増水にはならなかったので、翌日からは運航も再開できました。
今、保津川の水量は多いです。緑深い渓谷の香りを吸い
豪快な川下りを楽しみたいなら、今週がオススメですよ。
でも、お昼からはスッカリ晴れて気持ちの良いお天気だったのに、お船が止まってしまうのは残念。
自然が相手だと、否が応でも相手に合わせないといけないですね・・・。
これから梅雨です。今年の空梅雨などと
言われていますが、最近は集中的に降るから
川にとっては水位の上昇が早く気が抜けません。
自然の美しさと怖さをリアルに感じる季節です。