保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

人生は浜田省吾の歌とともに・・・

2005-05-24 02:46:32 | 浜田省吾さん
今日、私はっちんのもとに、浜田省吾のコンサートツアー
大阪公演の応募はがきが届きました。

4年ぶりとなるファン待望のコンサートです。
先行予約となるWeb受付に申し込んでも
応募が殺到しどうやら抽選となるらしいです。
もちろんすぐに申し込みはしましたが、後は
運を天に任すのみです。

かの文豪・ゲーテも言っています。
「人生には、その人の一生を左右するさまざまの、
めぐり合いがある。師、友人、恋人、敵・・・
しかし、ただ一冊の書物がしばしば、それらにもまさる
決定的な影響をもたらす場合がある」と。

僭越ながら私はそこに‘歌’も入れていいのではないかと考えます。

私の人生にとって浜田省吾の歌との出会いが、
まさにそれに等しいと思うからなのです。

これまでも、人生の節目節目で苦悩する私に
浜田省吾の歌がいつもそばで語りかけ、
そして支えとなった多く思い出があります。

思春期の頃、切ない恋心に「片想い」が染み込んで以来、
「路地裏の少年」の心を胸に大学受験、「君に会うまでは」と
「風を感じて」で恋する喜びと自由の意味を知った。
しかし時はバブル直前の好景気日本。
「丘の上の愛」と「MONEY」で甘い夢は覚め現実の厳しさや
悲しさを存分に思い知らされる。

「AMERICA」を聞き、なくした夢を求めて渡米。
異国の地で紛れもなく「J.BOY」である自分を認識し、
「詩人の鐘」を打ち続けようとジャーナリズムの世界を
ただ、ひたすら走り続け、そして倒れ敗れた日々。

空虚な心に「MY OLD 50'S GUITAR」の歌詞が
悲しく響いた。

でもそんな時「君が人生の時」と「星の指輪」が人生に
一番大切なものは何かを教えてくれて、今度は二人で
人生を走り出すことができたのです。

こうして考えると‘歌’というものが、その人の
人生に与える影響力は決して小さいものではないと思います。

確かに、人生を生き抜く為の「強い意志」や「明確な思想」
「強固な信仰心」などの高尚な精神に比べれば`歌’など
ささやかで大した物とは考えられていないかも知れませんが、
挫折を味わいながも、強く生きていこうとする人々の心を慰め
立ち上がって歩き出す時の支えになっているのだと
私は思っているのです。


私の人生の応援歌「陽はまた昇る」を記して終りたいと思います。

海鳴りの聞こえる丘で、青空を見上げて思う
この旅の途上で愛した人の懐かしい面影を

今日まで何度も厄介な事に見舞われてきたけれど、
今もこうして暮らしてる、これからも生きてゆけるさ
夕日が空を染めていく、明日の朝も日はまた昇る
俺がここにいる限り、俺がそこに居ようと居まいと

激しい川の流れを、静かに見つめて

闇の向こうに何があるのか?誰一人わからない
わからぬことをわずらうよりも、今日この時を生きていたい

川を渡り、谷間を縫って、頂を越えて

長い旅路のいろんな場所で、数え切れぬ人に出会う
誰もが皆、自分の人生と戦っている

荒野に一人君は立っている、往く道は幾つもある
だけど辿り着くべき場所はきっとただ一つだけ

どの道を歩いて往こうと君は君のその人生を
受け入れて楽しむほかない
最後には笑えるように・・・

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やはり応援歌ですねー (バリトン)
2005-05-24 09:21:22
はっちんさん。 おはようございます。



トップの写真、かっこいいですねーー

さてさて、私のほうも昨日、東京公演のチケットの先行予約をしました。 なにぶん抽選なので、あとは祈るのみです。

とりあえず地元のさいたまはファンクラブので当選したのですが、やはり4年ぶり、そしてまたとない機会なので、できるかぎり行こうとおもていますので、あちこち申し込んでいます。

ライブでこそ浜省の伝えたいものが感じられる、いっしょに体感できるのだと。



お互いに当選するといいですよねーー



自分の短い人生のなかにも、浜省の歌が想い出と共に刻まれてますねー
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おひさしぶりです (青空の扉)
2005-05-24 10:19:45
トラックバックありがとうございます。

私も、大阪公演に行きます。

で、もう一回行きたいと、昨日先行予約に応募しました。どうなることやら・・・



私も、15の時から省吾さんの音楽と共に人生歩んでいます。そして、私の心が読み取れるかのように、ぴったりの曲が飛び出す。

これからもずっと一緒ですね。

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TBありがとうございます。 (もが)
2005-05-24 20:05:15
私も広島公演のチケットが取れました。

大阪もいちおうWeb登録してみましたが

これは運任せですね(笑)。

私もかれこれ4半世紀、省吾さんの歌を聴き続けてきました。

これからも、人生で迷ったり悩んだり

落ち込んだりしたときに、支えてくれるんだろうなーって思っています。

きっとこれからも、省吾さんの歌とともに・・・。
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チケット (はっちん)
2005-05-24 22:44:05
バリトンさん、埼玉のチケットGet!おめでとうございます。私はまだ一個所も確保していないので、大阪公演は是非、Getしたいのですが後は運に任せます。例えライブに行けなかったとしても、

浜省のメッセージをしっかり受け止めて進んでいきたいですね。それに自分が選考に漏れたということは誰かが行けることなのだから、喜ぶ心こそ浜省の思いに叶うものだと信じて・・・
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大阪で! (はっちん)
2005-05-24 22:53:41
青空の扉さん、浜省への熱い思いは毎日、楽しみに拝見いたしております。こんなに浜省づくしのブログは他にはないですからね。

大阪公演はお互い当選して、燃え上がりたいですね~以前は京都公演もあったのですが、設備の関係で難しく最近はありません。

もし浜省さんが京都に来られることがあれば、「保津川下り」の船旅をプレゼントしますので

機会があれば京都公演に来てほしいな~
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Unknown (はっちん)
2005-05-24 22:58:51
もがさん、広島公演のチケットGet!おめでとうございます。今回のライブはどのような趣向がこらしてあるのか楽しみです。

浜省は彼を愛する人の生き様に、知らず知らず影響を与え続けているのですね。これって凄いことですよね。
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はっちんさんのブログは素敵です! (kats-me)
2005-05-24 23:11:28
はっちんさん、いつもお世話になっております。



今回の「人生は浜田省吾の歌とともに・・・」は

素敵なブログですね。何度も読み返しています。



私も、節目節目で浜田省吾の歌が心に焼き付いています。

それらは、青春そのものであったり、バラ色の時であったり、

どん底状態だったりするのですが、

その時々の情景や色が不思議と鮮明に歌と共に蘇ってくるんですよね。



やはり我が人生は、浜田省吾の歌と共に歩んできたんだなと思います。

これからも浜田省吾の歌が、私達の近くに、いつまでも寄り添っていて欲しいですね。
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人生を歌う (はっちん)
2005-05-25 00:00:46
kats-meさんも浜田省吾の歌とともに生きてこられたのですね。

色んな所で、色んな立場で人生と戦っている、そんな人達の思いを歌えるシンガーは日本広しといえども浜田省吾しかいないと思っています。
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浜田省吾の歌と共に (バリトン)
2005-05-25 10:42:22
はっちんさん、おはようございます。



なんど読み返してもいい記事ですねぇー

まさにそのとうりな感じですね。



自分が知ったのは割合遅くて、J.BOYのすこし前くらいでした。

なんだか衝撃をうけたような、そんな記憶が残っています。

学生のころは「 MONEY 」で世の中に叫びを上げ、

予備校のころはタイムリーで「 19のままさ 」で、青春を感じ、

その後夢だった旅へ「路地裏の少年」と共に旅立ち、

旅先のめぐり合った友と「風の勲章」や「東京」で熱く議論し、「 J.BOY 」や「 ON THE ROAD 」で夢を語ったあの夜。

仕事を持ち、念願のライブに行った日々。

新しい生活がはじまり、「 星の指輪 」な生活。

そして、仕事が多忙となり「 J.BOY 」の意味を思い返し、「 いつわりの日々 」もちらつく生活の中、

突然訪れた、「 君に捧げるLOVE SONG 」

「 青空 」や「 初秋 」をすぎて

いま、やはり「 日はまた昇る 」ですね。



いつの日か笑って「 演奏旅行 」になれるよう。





遅くなりましたが、リンクさせていただきました。
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省吾とともに (はっちん)
2005-05-26 09:25:02
バリトンさんも、省吾とともに人生を生きてこられたのですね。浜省を愛するファンは、彼の歌の中に自分の人生を

オーバーラップできる人が多いのが、特徴ですね。

そんなアーチストは浜田省吾以外いないですね。
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