保津川下りの船頭さん

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明日13日は嵐山・渡月橋上流で「もみじ祭」が開催されます。

2011-11-12 23:32:37 | 京都情報
京都の秋も徐々に深まり、明日は嵐山に紅葉の見ごろを告げる
恒例のお祭り「嵐山もみじ祭」が渡月橋上流の大堰川畔で開催されます。

嵐山もみじ祭は、百人一首で知られる小倉山の紅葉の美しさを讃え、
この地域一帯を守護する嵐山蔵王権現に感謝を捧げるため、
昭和22年(1947)から始められ、毎年11月の第二日曜日に行われます。

祭では大堰川に、龍頭船(りゅうとうせん)や鷁首船(げきしゅせん)などの
飾り舟が浮かび、舞楽奉納や狂言、平安管弦など、当時の平安貴族が好んだ
古式ゆかしい芸能が船上で披露されるなど、平安絵巻から抜け出したような
優雅な舟遊びが再現されます。

また、河畔では、島原太夫による「おいらん道中とお点前」という江戸時代の
花街の光景を彷彿とさせる絢爛豪華なイベントもあります。
太夫が歩く姿やお点前の所作はうっとりするような美しさです。
お手前祭のメインとなるのは午後の部・午後1~2時。

毎年、もじみ祭には見物客やTV・新聞等のマスコミ関係者が大勢詰めかけ、
大堰川畔は人、人、人で埋め尽くされます。

悠久の時空を越えて甦る優雅で華やかな平安時代の「川のお祭り」。

祭の最中に保津川下りの舟も上流から下って来るので、タイミングが
合えば、舟の上からもみじ祭をまじかで見物できるかも?

嵐山と大堰川で繰り広げられる歴史ロマン。京の雅に触れる祭・嵐山もみじ祭。

保津川下りとセットで、是非、お越し下さい。


「もみじ祭」に浮かべられる船  典曲を演奏する「筝曲小督(こごう)船」
  舞楽と雅楽を演奏しながら舞う「平安管弦船」
  即興で今様歌をつくり歌い舞う「今様船」
  音楽に合わせて花を生ける「京楓流いけばな船
  
  鯉と亀を飾った神輿をのせた「松尾大社船」
  元との貿易で造営費を捻出した「天龍寺船」
  黒木の鳥居に小柴垣を船上にのせた「野宮船」
  狂言装束の「嵯峨釈迦堂船」

  菊の花で飾った「大覚寺船」
  時代劇俳優が乗る「東映太秦映画村船」 など。

舟遊び/10:30~12:00、13:00~15:30 ※雨天中止 .

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