保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

「夢開削・水の庵」船とお城のコラボレーション!

2006-10-19 23:02:35 | 京都情報
今日19日、明智光秀が築城した旧亀山城のお堀に
保津川下りの船が浮ぶという歴史的な出来事が現実となりました。

これは保津川開削400周年記念事業の一つ
「角倉了以にであう夢開削・水の庵」イベントで
実現したもので、お堀に川下りの船で作った水上舞台を
設置するという亀岡の誇る観光資源がドッキングした
今年最大、究極のコラボレーションなのです。

朝から遊船の係留地にある船6艘をトラックで運び出し
亀岡駅前の旧亀山城お堀・南郷池にクレーン車で釣り
搬入しました。


池に降ろした船は私が棹で操船しながら、ステージが設置される
場所まで運ぶのですが、さすがは池です。
棹が池底に溜まった泥濘(ぬかるみ)に沈み込み
抜く方に力が入って苦労しました。

やはり池は棹より櫂で漕ぐ方がいいのかもしれないです。

設置予定場所に船を運ぶと後は設備屋さんのお仕事です。

皆さん、手際よく足場を組んでいきます。

午後6時過ぎには水上舞台の設置を完了しました。

ああ~あとは私達の芝居を待つばかりとなった船舞台。

今日も市民ホールの舞台で練習してきまたが、ダメ出しばかりです。

こんなので当日大丈夫かな~ かなり心配になってきました。

この歴史的なコラボレーションをぶち壊さないため、頑張るしかないようです。


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4 コメント

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お疲れ様でした (オン)
2006-10-20 11:49:00
お疲れ様と言ってもイベントはこれからでしたね。

遠くで見ると保津川下りの船は小さいのですが、近くで見るとさすがに30数名が乗船するだけに、大きなものですね。重さもクレーン車の人が、800kgと聞いていたが、1tを越える重さで、長さも大型のトラックくらいあり、池に入れるのに苦労しておられましたね。

しかし「はっちん」が船にヒョイと乗ると、1人で船を簡単に操作していましたね。さすが「保津川下り」のプロの船頭さんですね。
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 (えみ)
2006-10-20 22:04:04
明智光秀公がどれほど立派な武将であったかということは幼い頃からよく聞かされておりました。その亀山城のお堀の舞台に保津川船頭の役ではっちんさんが立つとは…感慨深いものがあります。

当日は応援に行きます!がんばって下さいね
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南郷の主 (はっちん)
2006-10-20 22:53:09
オンさんへ。



船の搬入時にはいろいろお世話になりました。



本当に大変でした~

でも、南郷池の番人のオンさんがおられるので

安心してイベントに集中できそうです。



当日も騒がしくしますが、宜しくお願いします。
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縁ってな・・・ (はっちん)
2006-10-20 22:58:21
えみさんへ。



明智家ですからね~縁を感じます。



了以との縁、光秀との縁、亀岡との縁、

委員皆さんとの縁・・・

思えば人の人生って不思議ですね。



こんな貴重な縁がいただけただけでも今年、

実行委員になってよかったと思える今日この頃です。



応援ありがとうございます。

出来る限りを尽くし全力で頑張ります。



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