保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

ため息がでるほどの美しさ。保津峡の紅葉

2010-11-18 23:04:32 | 保津川下り案内
京都各地から「紅葉の見ごろ」たよりが届けられています。

川、峡谷の紅葉としては京都屈指を誇る「保津峡の紅葉」も只今、見ごろです!

雄大な山の景色、奔流となり流れる川、そして色鮮やかな紅葉!

今、保津峡は今年一番の「色の祭典」を開いています。

ぜひ、この華やかで鮮やかな、自然美が織りなす色の祭典を見に、
保津川下りを訪れてみてください。



モミジの葉が濃い赤色に染まり、浮あがるような立体感を演出します。


赤色、朱色、黄色、黄緑色など、葉が描くグラデーションは「はあっ~」とため息が出るほどの美しさです。

ありのままの自然環境が生み出した「本物」の紅葉を是非、舟上からお楽しみ下さい。


‘笑う角には福来る’保津川下り船頭の魅力を再確認!

2010-11-16 23:24:17 | 船頭
保津峡の紅葉もいよいよ見ごろに近づいてきました。

紅葉のたよりは保津川下りに大勢のお客さんを運んでくれます。

そんな中、今日は奈良県から「中高年の体操サークル」の皆さんが
お越しくださいました。

皆さん、イキイキとされていて、お乗り下さった当初から元気一杯!

ちよっとここでは公開できませんが、櫂を引く船頭のトークに応えて、
楽しい会話のキャッチボール。まさに掛け合い漫才のような賑やかさでした。

なんといっても、お客さんたちの笑い声が大きいのがいいです!

「笑う角には福来る」といいますが、本当ですね。

笑うところにはたしかに‘福’が来てますよ。

受ける相手まで楽しい幸せな気分にさせてくれます。
笑いは伝播するのですね。

秋の紅葉時期は寒い日もあります。
そんな日はお客さんの反応も様々で、中には「寒い…」「しんどい…」
などの言葉が口を吐いて出されることも多々あり、そうなるとどうしても
舟の空気も盛り上がりに欠けます。我々も「楽しんでもらいたい」と
頑張りますが、敗北感に覆われることもあるのです。

同じ条件でも、楽しいこと、面白いことを探し、喜び上手の方が絶対にいいですね。

笑顔と笑い声はいいですね。。
笑うと周囲が温かい雰囲気に包まれます。


しかも笑うことは体もいいですね。
血の循環がよくなり、ストレスも取れる。これでけでもいいことなのに、
血圧が安定して血糖値も下がり、中性脂肪が落ちて、がん細胞の増殖も防げると
いうことですからいいことづくし。「わっはっは!!」と笑うだけで、
体の中の免疫抵抗力が上がりがん細胞が約1000個減るらしい。

笑えることは幸せの証拠。
朗らかにいきていこう。世の中は暗い話が多いですが、
心は感じ方次第です。
笑って過ごすも一日。泣いて過ごすも一日。
なら笑って暮らす方がいいのいいに決まっている。

そんなことを気づかせて下さった奈良県のお客様。
本当にありがとうござました。

本来なら、わたし達がお客さん方を楽しませなくてはならないのですが、
今日は私達船頭の方が楽しませてもらい、幸せな気分にさせて貰いました。

こんな楽しい出会いがあるのもこの仕事の魅力です。
感謝いたします。

嵐山、近衛公別邸跡「料亭・松籟庵」の紅葉がきれいです。

2010-11-14 23:19:13 | 保津川下り案内
嵐山の‘紅葉’は、まさに今が‘見ごろ’となってきました!
大堰川(保津川)沿いの山にも赤や朱色、黄色といった色が
付きはじめ、秋の趣をかもし出しています。

そんな嵐山の中でも「最も赤く鮮やかな‘もみじ’」と呼ばれるのが
旧近衛文麿公の別邸跡である「料亭・松籟庵」の‘もみじ’です。
ここの‘もみじ’は葉の赤色の深さ、明るさともに
他の山の紅葉では見られない、鮮やかさです。

この旧近衛公の‘もみじ’は濃く深い赤色が入る葉と
明るいオレンジ色の葉がお日さまに照らされ、浮かびあがる
ようなグラデーションを見せてくれます。

今は料亭として人気の「松籟庵」ですから、食事に訪れられた方には
最高のロケーション風景をめでながらのランチタイムとなることでしょう。


私達保津川下りの舟も、ここの紅葉の下を通ると
必ずお客さんから大きな歓声が沸き起こります。

雄大な渓谷を抜けてきた川下りもいよいよ終盤に近づく嵐山で
川下りの最後の締めとして旧近衛公別邸跡の鮮やかな‘もみじ’
をご覧に下さい。

*この旧近衛公・別荘は昭和初期の貴族議員近衛文麿伯爵の別荘跡で、
いまは料亭・松籟庵(しょうらいあん)として料理屋を開いてられ、
湯豆腐や京懐石料理などが有名です。



PTA近畿ブロック研究大会で野村克也元楽天監督が講演!

2010-11-13 23:34:40 | PTA活動関連
嵐山の紅葉が美しくなり、川下りも忙しくなるこの時期にも関わらず
私は日本PTA・近畿ブロック研究大会兵庫大会に出席する為、
姫路市にある県立武道館まで行って参りました。

早朝6時30分に亀岡駅を発ち、姫路駅まで約2時間30分ほど。
通勤ラッシュに揉まれながら開催会場へ到着。

会場入口には近畿各地の「ゆるキャラ」が多数お出迎えです。

PTAとゆるキャラ・・・一体、どのような関係があるのかな?
と少し疑問を感じながらも「京都府」という看板がある受付に向かいます。

なんと参加者3000名!

館内はまさにコンサート前のような賑わいです。

近畿内でも遠方の地域のPTA団体などは、宿泊や早朝より観光バスで
お越しなるほどのPTA行事としてはかなり大きなイベントなのですね。

大会は「基調講演から分科会へ」というお決まりの行程かと思いきや、
各分科会から始めて、午後から式典と記念講演という逆のパターンが取られていました。

午後に分科会を開催すると、帰られるところもあるので、お楽しみのゲストによる
講演会を午後に持ってくる作戦かと思われます。

私達、亀岡市PTA連絡協議会は「青少年育成活動」がテーマの分科会に
出席し、神戸市と京都府和束町のPTA活動の報告を聴講しました。
神戸市の中学校はスイスから来られた大学講師の方がPTA会長を務めて
おられ、国際都市らしい雰囲気が感じられました。

午後からの式典では「亀岡中学校PTA」さんの活動に対し
表彰状を授与されました。

恒例の堅苦しい式典のあとは、お楽しみの記念講演会。
今年は元楽天の監督だった野村克也氏が講師です。

「絆でつくる、野村流人の育て方」と題で講演です。

京都の農山村に生まれ、貧しい少年時代の中で野球に人生の活路を
見いだし歩んできた人生を振り返り、生きるために必要な心について
話された野村氏。

まったく周囲からも期待されなかった「テスト生入団」の真実から
努力一筋で球界を代表する選手になるまでの実話は会場の人たちの
心に届いたことでしょう。

といっても野村元監督です。
講演は得意(?)の‘ぼやき’のノムさん節が炸裂で、笑いどころ満載の
楽しい講演会で、苦労話に聞えないところも講師として人気をよんでいる
ところなのでしょう。

時折、日は差し込むものの、いつも日陰街道を歩んできた氏の
野球人生には、華々しさばかりを求める傾向にある現在社会の
中にあり、多くの示唆を与えて下さった講演会でした。


14日の日曜日、嵐山で「もみじ祭」が行われます。

2010-11-12 23:10:27 | 京都情報
秋も深まり嵐山の風景は朱色へと色づき、ますます美しくなってきました。

そんな嵐山に紅葉の見ごろを告げる恒例のお祭り「嵐山もみじ祭」
がこの度の日曜日14日に渡月橋上流の大堰川で開催されます。

嵐山もみじ祭は、百人一首で知られる小倉山の紅葉の美しさを讃え、
この地域一帯を守護する嵐山蔵王権現に感謝を捧げるため、
昭和22年(1947)から始められ、毎年11月の第二日曜日に行われています。

当日の祭では大堰川に、龍頭船(りゅうとうせん)や鷁首船(げきしゅせん)が
浮かび、舞楽奉納や狂言、平安管弦などの平安貴族が好んだ古式ゆかしい芸能が
披露され、平安絵巻から抜け出したような優雅な舟遊びが再現されます。



また、河畔では、島原太夫による「おいらん道中とお点前」という江戸時代の
花街の光景を彷彿とさせる絢爛豪華なイベントもあります。
歩く姿やお点前の所作はうっとりするような美しさです。
お手前祭のメインとなるのは午後の部・午後1~2時。

毎年、もじみ祭には見物客やTV・新聞等のマスコミ関係者が大勢詰めかけ、
大堰川畔は人、人、人で埋め尽くされます。

悠久の時空を越えて甦る優雅で華やかな平安時代の「川のお祭り」。

祭の最中に保津川下りの舟も上流から下って来るので、タイミングが
合えば、舟の上からもみじ祭をまじかで見物できるかも?

嵐山と大堰川で繰り広げられる歴史ロマン。京の雅に触れる祭・嵐山もみじ祭。

保津川下りとセットで、是非、お越し下さい。


「もみじ祭」に浮かべられる船  典曲を演奏する「筝曲小督(こごう)船」
  舞楽と雅楽を演奏しながら舞う「平安管弦船」
  即興で今様歌をつくり歌い舞う「今様船」
  音楽に合わせて花を生ける「京楓流いけばな船
  
  鯉と亀を飾った神輿をのせた「松尾大社船」
  元との貿易で造営費を捻出した「天龍寺船」
  黒木の鳥居に小柴垣を船上にのせた「野宮船」
  狂言装束の「嵯峨釈迦堂船」

  菊の花で飾った「大覚寺船」
  時代劇俳優が乗る「東映太秦映画村船」 など。

舟遊び/10:30~12:00、13:00~15:30 ※雨天中止 .

明日も寒い一日、防寒対策を万全にして楽しい川下りを。

2010-11-09 22:54:20 | 船頭
今日は全国的に冬型の気圧配置となり、冷たい風が吹く寒い一日でした。
保津川にも木枯らしが舞う寒い日でしたが、多くのお客様にお越しいただき
本当にありがたく感謝しております。

さて、明日は今日以上に寒くなるそうです。

明日、保津川下りを予定されてる方は防寒対策を万全にされ
温かい恰好でお乗り下さい。
手袋やマフラー、ひざ掛けなどがあれば、さらによし!

船頭の巧みな操船術とオトボケ(?)で、楽しいトークをお供に、
澄みきった川の水、艶やかに色づく山が広がる美しい渓谷美を
堪能してみてください。




渓谷の紅葉をめでながら‘舟で京都へ入洛’へ!

2010-11-08 19:11:04 | 京都情報

渓谷の美しい紅葉をめでながら、舟で京都嵐山へ入洛できるなんて!

地球に生まれてよかった~!(‘織田裕二バージョン’)

 

大阪・兵庫の皆さん、お待たせいたしました!保津川下りへのアクセスがぐっと近くなりました~

阪急電鉄さんと京阪京都交通さんと保津川下りのコラボ企画として

「京都へ舟で入洛!」できる贅沢コースが

このコースとは、大阪、兵庫方面から阪急電車・京都線に乗り、京都の洛西入口でもある

阪急・桂駅から直通シャトルバスで保津川下りの乗船場(JR亀岡駅終点)まで向かうもの。

この秋限定で11月末まで運行しています。

年間、保津川下りにお越し下さるお客様の中で最も多いのが

大阪、兵庫の皆さん。

京都日帰りコースとして、保津川下りをご愛顧いただいていますが、

これまでのように、京都駅経由や阪急嵐山駅までの遠回りをしていただかなくても、

京都線急行で桂で下車していただくと、先に保津川下りをご利用下さり、

嵯峨野や嵐山をゆっくり散策していただける、いわゆる‘逆説’ルートなのです。

雄大で美しい保津峡の紅葉を舟上からめでながら、京都へ入洛!できる。

なんて粋なルートなのでしょう。

 

しかも、嵐山に着けば「人力車」や「舞妓さん変身スタジオ」「美空ひばり館」のほか、

足湯で人気の「ほっこりステーション」などを‘てっっぱん’観光を満喫してもらえる

「クーポン」まで付いているという至れり尽くせり「オール嵐山」で取り組むコラボ企画なのです。

桂から保津川下り乗船場までの所要時間は僅か40分。

道中は洛西の竹林や大枝沓掛の柿畑をのんびり眺めながらのバスの旅なのです。

ぜひ、この秋、舟で京都へ入洛できる!スペシャルなコースをお試し下さい。

詳しくはこちらをhttp://www.keihankyotokotsu.jp/info/2010/hankyukotsuaccess/

 

☆注:シャトルバスはJR亀岡駅終点です。駅から乗船場まで徒歩5分です。

保津峡にも‘錦秋の気配’。もみじが色づきはじめてきました。

2010-11-07 18:20:59 | 保津川下り案内
11月最初の休日となった今日。

京都では、急な朝晩の冷え込みと時雨が‘秋’を連れてきます。
保津峡の紅葉もぽつぽつと色づきはじめ、もみじの葉の先も
少しづつ赤みがかってきたようです。

今夏の猛暑や残暑の影響で、紅葉の色つきを心配する声もありましたが、
この色づき加減を見る限り、心配ないとみています。
この調子なら来週あたりから鮮やかで燃え立つような紅葉が見れそうな予感です!


嵐山でも、サクラやケヤキなどの雑木が黄や朱色に色づき、
緑葉と相まって見事なコントラストを描き出しています。

今週末あたりもみじも色つき、そろそろ嵐山も見頃の季節を向かえそうですね!

京都は秋はまさに錦

東山、嵯峨野、北山、など紅葉の美しい名所がいっぱいです。

保津峡もありのまま、厳しい自然環境に鍛えられた雄大で
美しい紅葉をご覧になれます。

ぜひ、今年も京都の‘紅葉’を保津川下りでご覧下さい。

東京ドームシティーで至福のときを。

2010-11-06 14:53:09 | 心の旅
観光舟運フォーラムやTV局回りなど、今回の東京訪問における、すべての行程を終えた後は、
東京ドームシティーでくつろぎのひととき。


地上6階にある天然温泉ラクーアでひと風呂浴びて、旅の疲れを取って帰るのが
私はっちんの東京でのスタイルです。

時間がある時は必ずこのコースです。


夜になってもジェットコースターなどアトラクションで遊ぶ人たちの悲鳴がドームシティー内に響き渡ります。


風呂上がりはリラクゼーションルームでテレビを観ながら一眠り。


まさに至福の時間です。

また、訪れたくなる、心を残しての東京訪問でした。

天空からみる、地球の風景

2010-11-06 11:03:40 | 心の旅
青く澄み渡った東京の空。


フジテレビメディアタワー24階のテラスから望む東京湾岸の風景です。


レインボーブリッジの向こうに湾岸周辺の超高層ビル群や遠くは六本木ヒルズ、
そして今、建設中の東京スカイツリーまで見渡せます。

ニューヨークの摩天楼にも負けない日本のあらゆる機能の中心部の風景です。

ビル群からガンガンと見えないエネルギーが沸き立っているのを強く感じます

これが、日本を引っ張っている東京なのですね。


こんな景色を見ながら仕事ができるなんて、羨ましいかぎりですね。


フジテレビのクリエイティブな発想の源は、この環境から生み出されるのだと感じました。


私たちは地球の地面である谷底、ここは天空からの地球の風景。


違いはあっても、地球という星の偉大さを感じました。