ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-20 優雅な調べ  鑑賞

2012年05月16日 | 日記
 先日の5月13日、盛岡芸術祭で能楽部門の
「謡と仕舞の会」の発表会があった。
 
知人が出演するということで鑑賞。

いくつかの流派があった。


能の作品を節をつけてうたう「謡」
写真のように並び演じていた。
 
聞いたのは観世流の隅田川、喜多流の八島、宝生流の小袖曽我等であった。

最前列でのワキツレ役のTさん、見事でした。
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2012-19朗読の基本は、自然な読み。音読会にて

2012年05月15日 | 日記
 前回の続き
「何のために働くのか」
 一人一人が読んで指摘されたこと

 ①この教材は出だしが大事な文であり、はっきり読むことは良い。
 しかし、その後も同じトーンでは逆に大事な文が弱まる。
 緩急とメリハリをつけて読むとより良い。

 ②文中のある語が際立ちすぎる。
 プロミネンスとそのために入る初めの言葉をより高めにすれば
 1文の最後が自然に下がっていきやすいく聞きやすい

 ③早口になりやすい人へ
 もっとゆっくり読むには呼吸である。
 はくこと。息を出せばゆったりとなる。

 ④より高度な読み方。
 社会の中でのつながりもー相互承認
 も と 相 の音の高さ。ややもすると 相 が下がりやすいのだが、
 同じ高さにして読むと自然的。
 そのためには おなかで切って、持たせる方法を使うと効果的である。

 等、前田先生から指摘されたのであった。
 一人一人の読みをきいて具体的で分かりやすく、ためになり、
 いつもながら聞き方のポイントが参考になる。

 
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2012-18 姜尚中 何のために「働く」のか 音読会にて

2012年05月14日 | 日記
5月13日 音読会例会
教材は、中3 東書から

筆者は「悩む力」等の話題作や
昨今の社会・政治に対して鋭く分析している。政治学者、東大大学院教授。
何のために働くのか
食べるため、生きるため。働きがい、夢の実現。等

・資産家の息子が働きもせず,優雅に暮らしていたが実はコンプレックスの塊だった例。
・あるワーキングプアが道路清掃の仕事を得る。人に声をかけられ涙するシーン。
働く意味とは?
社会の中で自分の存在を認められるということ。
「相互承認」の関係であり、アテンションに近い。
このアテンションが会では適当か話題になった。

さて姜さん自身、生い立ちは厳しい社会のなか育っている。
在日2世が就職での差別。
大学院から留学そして結婚、主夫業をへ、ある牧師との出会い。
それをきっかけに国際基督教大学の准教授へ・・現在に至る。
この生い立ちの背景厳しい社会に対面しながら
遠回りしたようにみえるかもしれないが
無駄なことはなにもなかった。といって
人との出会いがきっかけでもあることを後日述べている。


次回は読み方について




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2012-17北東北、秋田・青森・岩手の気質は・・・

2012年05月12日 | 日記
 岩大での第2回の国語の学習会
今回は青森の指導主事からの報告。
3県交流で秋田の教育も直接肌で感じた報告。
秋田は新し物好き。
青森はほどほど。
岩手は地道にコツコツと。
3県を国語実践を切り口にして
感じた気質との感想を述べられていた。
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2012-16  当教研、国語部会、「読み研」の阿部氏快諾

2012年05月10日 | 日記
 5月2日に第1回当教研が開催。
国語部会で次回の教研と3回目の教研の内容を話し合う。

それをうけて早速、秋田大の阿部教授(読み研)とコンタクトをとる。

3回目の8月31日、本校に来校が決定。
阿部氏は実践家でもあり、理論家でもある。

今年の2月、筑波大附属小公開で水戸部との対談。
彼の分析力は魅力がある。


当日「言語活動と国語教育」というテーマにて学習する運びになった。
楽しみな学習会である。
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