2012-9１ 専任・専門・正規へ

　蒸し暑い残暑が続く毎日。

さて学校図書館全国大会にて
目を引き付けた言葉があった。
専任・専門・正規。
これは司書の立場を表したものである。
今の現状がこの対極にあることを表している。

北海道のレポートであった。

学校司書の雇用条件の悪化
公立図書館運営の民間委託から
今は学校の司書さえも民間委託が進んでいるのである。

ちなみに東京は４０人（２００人中）

しかし岩手はこの問題には全く当てはまらない。
なぜなら司書が０人なのであるから。
今年から滝沢をはじめ数地区（３地区）のみ。
が司書を非常勤にてやとっているげんじょうなのである。

岩手の置かれている状況と全国の格差。
これを認識している人が少ない。

2012-90 全国学校図書館大会にて

　この土、日秋田市で開催された。参加者８０数名。
場所は秋田メトロポリタンホテルにて
ピンクのハスの花が千秋公園にさいていた。

全国教研に参加して顔見知りになった方々と久しぶりの再会。
みなさん各地で元気に活躍されていた。

大変参考になる実践も多々あった。

情勢的には今追い風である。
昨年の１２月、全国で司書の配置予算が決定。
今年の４月から２校に１校の割合で司書が配置されているはずであった。
実際はもっと少ないのであるが。
しかしこれは単年度予算。つまり今年だけなのである。
そこで単年度から複数年度

そして司書の法制化への働きかけ。
常時配置されるようにである。
全国的に展開されてほしいところである。

今年の１２月、注目である。

2012-89 懸念される生活、石垣島のある女性の声 学図教にて

　昨日から秋田市で学校図書館教育全国集会。
小中班でのレポート報告初日に終了。
ここは高校の方が多い図書館担当の集まりの会である。

夜の交流会で。
石垣島から３回飛行機を乗り継いできました。という方がいた。
半日で移動できた。石垣から那覇へ。那覇から羽田。羽田から秋田。
日本は近いですね。

「今尖閣列島問題で困っています。
なんでもこのような問題が起こると日常生活が多々変わるそうだ。
たとえば物資が入らなくなる。
病院や消防などの機関も軍事優先配置。
など。２０％の受給率の石垣島では影響が大きいのです。
皆さんは想像できないでしょうけど。
静かな日々を過ごさせてほしい」と１市民の声。

あまり事を大きくあおりたてないでほしいというように聞こえてきた。

2012-88 国語イン盛岡 大村はまの単元学習と今の単元学習は同じなのかを問う

　
またたく間に過ぎた感が強い夏季休暇。
２０日は２学期始業式である。

昨夜は岩大で、社教の演習での製本の打ち合わせ。
地元メンバーの最後の仕事である。次回は９月下旬。
まだまだ終わっていない。

　さて国語イン盛岡の前回の続き
佐藤学、甲斐氏、阿部氏３人のシンポジウムが終了後
フロアーからでの質問コーナーで。

３人の方に普段から疑問に感じていたことを投げかけた。
それは　大村はまの単元学習と今日の単元学習。
似ても似つかぬものではないかという疑問からであった。

最も詳しい甲斐氏が答えた。
当時の時数からみて３割削減の今日の単元学習
違うと言えばそうであり、別物と言えると。
つまり、単元学習は時間がかかるのである。
そして主体は子どもから発想している。
だから教材は教科書教材にこだわらないわけである。
というより開発教材が多い。
大村はま氏は同じものを使わないともいわれている。

阿部氏も教科書中心からの脱皮という点で価値があり
貢献していると指摘していた。

同じフロアーからＭ氏の質問。
「なぜ単元学習は現場に根付かないのか」（続く）

2012-87 ひさしぶりの再会、高校のクラス会

先だって高校のクラス会があった。
Ｍ校の７回生の集まりである。
仕事の関係で都合がつかず１０数年前に１回参加。
そして友人数人と数回。
正式な会には久しぶりの再会である。
実に４０年ぶりにあった方もいた。

不思議なもので、すぐ○○さんとよびあい
かつての仲間と化すクラス会。
会社や医院を立ち上げたり開業したりして３０数年とか。
公務員や同業人。議員さんの奥様や
家業をついでいる会社の社長さん。自由業他
先だってやめた早期退職者などさまざまな職業。

きのせいか、あまり体型が変わらないひとが多い。
とにかくなつかしくタイムスリップした３時間であった。
出会いをつくってくれたＳさんに感謝。