昨日、今日と土日の二日間、一体何をしていたのか、頭がぼんやりして殆ど思い出せない。そのくらい何にもしていない、ただひたすらウトウト寝ていたということなのだけれど・・・。
土曜日。
息子は昨日で仕事納め、今日からフリー切符で四国旅行だという。朝から元気な写真がどんどん送られて来る。こちらはへたっているので殆ど相手が出来ない。
夫が実家の様子見に行ってくれるというし、ポチっと買い物したものが午前中に届くというので、受け取るためになんとか起きる。食欲は全くない。ピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、電動自転車の夫を送り出す。実家の母にDuo通話で夫がこちらを出たと連絡したら、駅前までケーキを買いに行くとのことだった。
結局、果物をいくばくか頂くだけで2時間近くかかってしまった。
夫は、実家のストーブの調子が悪いということで、接触不良を直した後、お昼に鰻を頂いて夕方帰ってきた。自転車に揺られてケーキはちょっぴりひしゃげていた。
とにかく気づけばウトウトしていてばかり。何も出来ないままただただ時間が過ぎる。
夕食は昨日レンチンしようと思っていたパイシチューとキッシュを夫が用意してくれた。なんとかお腹に入れた。食欲はない。
テレビもビデオもまるで見る元気がない。息子は生意気にも郷土料理に舌鼓を打ちながら地酒をたしなんでいるようだ。
そのまま眠ってしまうのだけは避けて、日付が変わった頃、入浴して就寝。
家事らしい家事は一切何も出来なかった。体中が痛くて動けない。ひたすら気持ち悪くてだるい。
日曜日。
普段通りの目覚ましが鳴った後、時間差で日曜日仕様のアラームが鳴る。相変わらず気持ち悪い。目は覚めても、なかなかベッドから出られない。またウトウトする。気づけば、瞬く間に昼近くになる。
昨日のケーキが食卓に乗っているが、全く触手が動かない。結局、ピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから、果物とぶどうの紅茶だけちょっぴり頂く。青いアロエヨーグルトはパス。
ラ・フランス2かけとバナナひとかけずつ。食後の薬は、昨朝から遅発性制吐剤カイトリルと苦手な疲労止めエルカルチンが加わった。
掃除も洗濯も、気になっていた年賀状のコメント書きにも一切手が付けられないまま夕方になった。
体調不良はわかってはいたけれど、こんなに何の支度も出来ていない年末年始は初めてだ。明日は何があっても出勤しなければならない。
気の毒なことに夫も私と一緒にとんでもない食事を摂っている。
息子からは頻繁に旅先からの写真が送られて来る。数年に一度の冷え込みということで、四国地方は雪である。雪で大歩危から出る祖谷かずら橋行きのバスが運休になったり、予定が狂って大変だった模様。それでも吹きさらしの中、窓のないトロッコ列車に乗るのだから根性がある。
夕方、なんでこんなに身体中が痛いのだろうと試しに熱を測ったら7度8分あった。とほほ。水分摂取が全く足りないだろう。
殆ど寝た切りだし、朝起きたら昼になっているからお昼は抜き。薬を3食後に飲むことさえできない。
明日は少し元気になっていると良いのだけれど、焦ってみても仕方がない治療後の数日間である。
結局、昨日も今日も昼食らしきものを摂れずに寝た切り。薬はブランチ後と昼と夜2回になった。
夜はパンパンに浮腫んで不機嫌で冴えない顔をしたまま母にDuo通話。向こうもなんとも対応のしようがないだろうなあと思うけれど、毎度「無理しないで休める時に休むように」と言ってくれる。これ以上もう休みようもないのだけれど・・・。
今日は夫に湯豆腐をお願いした。豆腐とポン酢の味ならなんとか頂けそうかな、と。
記録することが何もない。身体がバキバキして、支えているのが大変。すぐに重力に負けて横になりたくなる。
自分の身支度以外のことは何も出来なかった。
明日はとにもかくにも出勤だ。仕事があるから這ってでも出かける。来年の第4四半期、あと3回こういう生活を繰り返したら、ひとまず具合が悪い日はお休みが出来るんだな、と待ち遠しく思う。