金曜日。
昨夜はリビングで寝落ちし、日付が変わってから目覚めた。
下書きした記事をアップしてからのこと。満杯の食洗器すら廻していなかったので、慌てて廻す。切り花の元気がなかったので、水切りをするなど動いていたらだんだん目覚めてきてしまい、それと同時に気持ち悪さも再燃。
入浴後、吐き気止めオイルで下肢のマッサージをしてからベッドに入って、マントラCDを聞いてもなかなか寝付けず。結局2時を優に廻るまでデジタルの数字を覚えている。
いつも通りにアラームは鳴るけれど、なかなかベッドから出られない。とにかく、眠っているとき以外は気持ち悪い。起きるとお腹は早速モタモタ、火照って熱っぽく気持ち悪い。
出勤の夫は自分で朝食の支度をして、さっさと出かける準備である。私には寝ていて良いからね、と言うけれど、そうもいかず。
溜まりに溜まった洗濯機を廻し、まずはピンクグレープフルーツジュースでナウゼリンを飲んでから動く。青汁もバナナスムージーも到底無理で、昨日お持ち帰りにしたチョコクロワッサンを温める。青いヨーグルトも時間をかけて口に入れる。フルーツはラ・フランスをひとかけ、いちご、シャインマスカットを1粒ずつ。オレンジハーブティーをマグカップに半分。
今朝はうさぎさん状のお通じが若干あったのでほっとする。
食後は治療翌日、翌々日限定の吐き気止めイメンド80㎎、デカドロン4㎎。いつもの整腸剤ミヤBM錠、と胃薬タケプロンを飲み込んだ。家にいられるのでコデインはひとまず飲まずに。
夫を送り出した後は、洗濯物を干す。大量なのでかなり時間がかかる。
その後、ABCプロジェクトからお知らせが届いていたABCアドボケートカレッジの新規コンテンツ2本を拝聴した。
①社会・こころ アピアランスケア、②社会・こころ お金のはなし2本続けて1時間ほど。どちらもとても有意義だった。アピアランスケアについては私が罹患し、再発治療を開始した頃からとは比べ物にならないほど理解度が進んでいる。
2009年に罹患したがん患者の10年生存率が今日の新聞記事にあったが、乳がんのステージⅣの生存率は19.4%とのこと。5人に1人以下だけれど、私が情報を得た時(つまり1998年に罹患したがん患者が10年後2008年の段階で生存している確率)は5%だったのでおよそ4倍になっている。それだけ治療をしながら生き続けられる(生き続けなければならない)ということ、同時に社会と関わりを持ち続けるためにアピアランスケアは必要だということだ。
お金の話は瞑想ヨーガのクラスにも参加してくださる社労士のFさんが講師。専門的な話を分かり易くご自身の再発治療経験等も交えながらリアルにお話ししてくださるのはさすが。
こちらも再発治療が長くなればなるほど、悩みは深くなる。お金の切れ目が命の切れ目であってはいけないと思う。3月に退職して収入がなくなる私も、色々勉強になった。
イメンドが効いて吐き気が少し収まり、出かけても大丈夫そう。行き先は、月初めに風邪をひいて飛び込み、その場でのCT撮影をお断りした関係なのか薬を頂けず、CT結果のコピーを、とリクエストされていた近隣のかかりつけクリニック。
一昨日の診察時に頂いたCT結果のコピーをお届け方々、別のクリニックで抗生剤等を処方して頂き、軽快して治療が出来た旨、ご報告に行った。
クリニックは空いていて、受付からお支払いまで10分ほど。画像を見て頂きながら、前回受診した時は全く声が出なかったのでメモを持っていったのだけれど、今日はしっかり声を出して色々説明出来たので良かった。漢方薬を飲む提案も頂いたけれど、エンハーツになってから咳も息切れも楽になっており、間質性肺炎の副作用も出ていないこと、先日は本当に久しぶりに風邪をひいて咳が酷く出たこと、痺れ止めの漢方薬は多種類を長期間飲んでいて軽快せず、タリージェを飲んでお休み出来ていること、なるべく薬を減らす方向でいることからご辞退した。今後もCTを撮ったら教えてね、ということでご挨拶してクリニックを出た。
まだ家を出てから20分ほど。お天気は快晴だし、それほど寒くないし、このまま帰宅したらまた横になってしまいそうなので、駅前のドラッグストアまで赤いヨーグルト、青いヨーグルトの買い出しに向かった。年明け分まで買うことが出来て安心したが、ちょっと頑張り過ぎて往復したので疲労困憊。午後はゆっくり休むことにした。
ランチは、ナウゼリンを飲んでからおかず付きのワンプレートレンチンパスタ(いわゆるお子様ランチ)。朝食べ切れなかったラ・フランスとシャインマスカット、いちごを1かけずつ。食後はミヤBM錠。
薄物は乾いているが、夫の厚地の下着などはまだパリッと乾いていない。日が陰らないうちに一旦洗濯物を取り入れて、畳めるものは畳む。2人暮らしとはいえ、日曜日に洗濯して以来5日分だからかなりの量だ。これだけ洗える新しい洗濯機は実に優れモノ。買った時は高価だなと思ったけれど、本当に助かっている。
生協の注文書を書こうとか、宛名書きは終わっているのにその後また止まったままの年賀状のコメントだけ書けるだけ書こうとか、体調不良でも出来そうなプランをあれこれ考えていたけれど、全く手を付けられず。ちょっと横になってドラマの録画を視始めたらいつの間にか眠ってしまった。
気づけば真っ暗。夫からのLINEやらメールやらが沢山入っている。
横になる前は、クリスマス用に生協で買っておいたキッシュやパイシチューでもレンチンして、サラダとスープくらいは作ろうと思っていたのに、何もしていない。
夫からの連絡は、いか飯とカツサンド(凄い取り合わせではある)を頂いたから、それを夕食にしようという提案だった。
もう間に合わないので、それをそのまま受け入れることにした。フリーズドライの野菜スープに昨日の中華サラダを足したというとんでもないイブの夕食になった。
結局、カツサンドといか飯を1切れずつ頂いたらお腹一杯。
そんなクリスマスイブ。こうなることが分かってはいたけれど、何とも切ない夜である。
明日もこんな調子だろう。焦ってみても仕方がない治療直後の土日である。