昨日は、木曜日恒例の、午前中自席でオンライン会議、その後自席でお弁当を流し込んで、昼休みから別室でリアル会議、再び自席に戻ってオンライン会議の会議デー。
会議の後もひたすら仕事をこなしてほぼ定時に退勤した。一日机に齧り付いていると足が浮腫んで足首もなくなる象足状態である。
その足でM先生のストレッチヨガに参加した。クラス開始前にスタジオが解放され、15分ほど岩盤浴が出来るが、なんとシャヴァーサナのままウトウト。先生にチョンチョンとつま先を触られて起こされてしまった。びっくりして飛び起きる。「すみません!」恥ずかしかった。
今月は内転筋にアプローチだそう。ゆっくりした呼吸から無理なくピークポーズに持っていく。じんわり汗をかきスッキリしてスタジオを出た。
帰宅すると、休務日の夫がお願いしたとおりミールキットの夕食を用意してくれたけれど、新製品と銘打つ3点セットはイマイチだった。次回はないな~との感想。なんとなく鼻がくしゅんくしゅんするので葛根湯を飲む。
節分だ。寝る間際になって恒例の豆まき行事を慣行した。歯痛で元気がなかった夫も、ようやく食後の珈琲タイムにパクパクおやつを食べられるようになってきた。息子曰く“プロ根性”で今年も鬼のお面を被ってくれる。
各部屋に移動しながら数粒ずつの豆を蒔き、小さな声で「鬼は外、福は内」をワンセット唱える。子供の頃から福豆が大好きで、自分の年の数ではとても足りない息子には今年、誕生日祝いの荷物とともに一袋送ったけれど、ちゃんと食べただろうか。
夫と私は当然自分の年の分など食べきれる筈もなく、形だけ数粒お腹に入れた。
今日は立春。在宅勤務である。風邪が悪化はしていないが、念のため朝、麻黄湯を飲む。
暦の上では春だけれど、日中少し日が出たものの、雪が落ちてきそうな曇天。気温も10度まで上がらない真冬日である。日は少しずつ長くなっていているが、今年の冬は本当に寒い。
まあ、昔はもっと寒かったのだろうけれど、どうしても寒いと痛みが出る確率が高く、歳を重ねると寒さには弱くなるのを実感する。それでもエンハーツのおかげで、毎朝コデインを飲まずとも過ごせるようになっているのは素晴らしいことである。
今回、夫の歯痛で人は痛みがあると本当に人格が変わると実感した(無口になり不機嫌でピリピリイライラしていた。)。いつもいつも痛みを感じていた私が痛みを感じない時間が増えているのは凄いこと。有難いことである。
今日2月4日は17年前の2005年、初発の温存手術を受けた日。私が乳がん患者となった日である。そして世界対がんデー、いわゆるワールドキャンサーデーである。
2008年1月、胸骨、鎖骨の多発骨転移(今は肋骨にもある。)、両肺多発転移、縦郭リンパ節転移、局所再発の診断を受け、2月からエンドレスで本格的な治療が始まった。
休むことのない14年に渡る化学療法とともにある日々は、フルタイムの仕事を続けるために、何とかQOLを落とさないために、いつも余裕がなく必死だったから瞬く間に過ぎたと言えばそうとも思う。
そうして外聞も気にせず続けてきた(しがみついてきた)仕事もあと2か月弱で卒業を迎える。再発当初は、おそらく現職のまま死亡退職になるのだろうなと思っていた。それが生き永らえて、さらに終末期で入院しているわけでもなく、こうして普通の生活を続けながら、自分なりにきちんと引き継ぎを準備したうえで幕引きを迎えられそうであることに改めて感謝である。
寒い中、ベランダのプランターでルッコラの花が咲いた。すっくと茎が伸びて、先端に白い十字架のような可愛らしい花をつけている。小さな小さな種を蒔いた時には、まさかこんなに成長して花を咲かせてくれるようになるとはとても思わなかった。ちょっとベランダに出て摘めるので、サラダ等にもとても重宝している。もう一つ、デイルの花は黄色い傘のようなものと伺っている。こちらの花が咲くのも楽しみである。
母は3回目のコロナワクチン接種を無事終了したという。デイサービスの調理スタッフがコロナの疑いということで、昨日は検査結果が出るまでということで、デイサービスはお休みだったようだが、無事陰性とわかり、月曜日から通所OKだそう。それにしても刻々と身近にウィルスが迫っているのを感じる。
サバイバー仲間入り記念日。17年生存率100%、春の暖かな日差しが待ち遠しい金曜日の夜である。