ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.2.23 エンハーツ25クール目、さらに減量21回目投与後7日目のこと 有難きリハビリの祝日

2022-02-23 21:30:33 | 日記
 水曜日。投与後1週間。有難きカレンダーの赤印、旗日である。
 ベッドの中で朝ドラを視てのんびり起床する。今日も青空広がるいいお天気だ。
 昨日のうちに洗濯も済んでいるし、差しあたって急いでやらなければならない家事もない。
 朝、ナウゼリンを飲み、シナモンブレッドをトーストする。バナナスムージーも復活。青汁だけまだパスだけれど、トーストはかれこれ10日ぶりくらいに頂けた。食後はとちおとめを1粒、デコポンを2房、りんごを1切れ。青いドリンクヨーグルトも飲めた。食後のカイトリル、エルカルチンもあと2日を残すのみ。

 食後は何をすることもなくだらだらしていたら、夫がお散歩がてら昼食に出てみないか、と言う。本来なら働いている日だし、昨日は在宅勤務で一歩も外に出ず、スマホの万歩計を見れば14歩である。そうね、ということで生協のお届け品の取り込みを済ませてからゆるゆると出かけることにした。
 目的地は一度行って美味しかったラーメン店。夫は好きで一人でも何度か通っている。自転車ならすぐだけれど、歩くとそれなりの距離だ。

 大きな駐車場がある大型路面店なのだけれど、行ってびっくり。店の外まで人が溢れて並んでいる。名前を書いたら17組目だった。それでもラーメン店なので回転は速く、隣のアウトドア店等を覗いて戻ったらほどなくして呼ばれた。大きなテーブル席に通してもらってラッキー。次から次へとお客さんが並んでいる。
 見かけはこってりしているけれど、頂くとさっぱり。美味しそうな脂の匂いが鼻をくすぐる。あんなに色々な匂いで吐き気を催していたのに、今度はこのラーメンのスープの匂いで俄然空腹スイッチが入った。ラーメンも夫がセットで付けた炒飯も味見をして、餃子も頂き、お腹一杯。ついでにデザートまで頂いて満足して店を出た。

 このまま来た道を戻ってもいいけれど、同じ距離だから隣の駅まで歩いて、帰りは電車で帰ってこようという夫の提案に従ってぶらぶら歩きすること30分弱。息子が小さかった頃は、父の車でこの辺りのレストランには色々連れて行ってもらったけれど、最近ついぞご無沙汰だ。
 すっかり店の並びが変わっていて時の流れを感じる。以前何の店があったのかも思い出せないくらい。

 隣の駅に到着。普段この駅も降りることがないから、10年以上ご無沙汰している。駅直結のショッピングセンターは、テナントが櫛の歯が抜けたような状態だ。コロナ禍のせいなのかちょっとさびれた感じを受ける。さすがに歩き疲れて駅ナカカフェで一服。夫がカプチーノをご馳走してくれた。家での珈琲タイムもいいけれど、外のカフェタイムは捨てがたい。
 すぐに電車が来てまっすぐ帰宅した。家を出てから3時間弱のお昼兼お散歩だった。歩数は7,000歩ほど。もっと歩いているかと思ったけれど、これだといつもの自宅から職場往復+お昼休みに駅前往復と変わらない。

 病み上がりで頑張り過ぎたのか帰宅後はダウン。そのままリビングで2時間近くお昼寝してしまった。
 迷ったけれど、祝日プログラムのM先生のまどろみヨガクラスに参加することに。9日ぶりのヨガスタジオである。「文字通り、まどろんで寝落ちしても全然OKです。やらなければならないこと等全て忘れてみましょう。」とのこと。仰向けで顔や頭のマッサージからスタートして、肩甲骨を意識しながらゆっくり身体を動かす。

 スタジオはプラネタリウムで星空が投影されており、揺らぐ光が癒してくれる。四つん這いと膝立ちの緩い太陽礼拝と続き、うつ伏せ、仰向けで胸を開いて最後のシャヴァーサナまで気持ち良い1時間を過ごすことが出来た。
 治療後1週間で★1つのまったりクラスとはいえ、ヨガスタジオに来られたのは快挙ではないか。治療1週間後の水曜日は、普通は一日働いてヨレヨレで帰宅してダウンしている。終了後はシャワーを浴びてさっぱり。ポカポカ芯まで温まって冷たい風もものともせず、帰途に就いた。

 母にDuo通話でご機嫌伺い。寒くて一歩も出なかったけれど、煮物を作ったり、マットを干したりとそれなりに家事が出来たそう。来月の墓参の予定等を話す。
 食事はミールキットを駆使して昨夜の和食に続き、今日は韓国飯。簡単な割にはなかなか本格的で美味だった。夫にも好評で、早速来週から注文を続けてみることにした。変更もキャンセルも期日までなら簡単に出来るシステムで、本当に便利な世の中になったものだ。
 
 ということで、投与後丸1週間、辛い時間を過ごしたけれど、今回も底を脱した。明日、明後日は出勤だ。いよいよ2月もカウントダウン。来週には4月からの体制に関する打ち合わせも控えている。きちんと整えて卒業しなくては。
コメント
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