ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.2.27 久しぶりの大笑いで免疫力アップ!

2022-02-27 20:57:29 | 日記

 昨夜のオンライン同窓会はお金の話からウクライナ情勢まで大いに盛り上がった。1時間半を廻ったところで一旦お開きになったので、チャットでお礼を言ってから離脱した。次回以降もまた有り難い講義は続くようである。

 さて、家事も昨日の内に済ませた日曜日。お楽しみデーである。
 もう20年近く前、大阪を旅した時、親子3人で大笑いした難波花月劇場お笑いライブ。東京でも劇場がオープンしたからまた行こうね、といいつつ、それっきりになってしまったルミネtheよしもと。来月一杯有効のペアチケットがあり、思い切って予約をし、都心まで出かけた。

 穏やかないいお天気である。明後日から3月。ようやく春の訪れを感じさせ、暖かくなる予報である。ダウンを脱いでライナー付きのトレンチーコートにしたけれど、それでも前を開けて歩けるくらいだ。

 開演30分前に予約引換券をチケットに替えるシステム。入り口で連絡先表を記入し、検温して場内へ。
 普段お笑い番組を好んで見るわけではないので、全然知らない方ばかり。けれど、2時間弱、マスクごしに久しぶりに思いっきり大笑いして、すっかり免疫力アップになった。
 テンポ良く5分から10分で芸人さんが切り替わり、その人たちの世界を作り上げる。退屈している時間はなく、前半1時間ほど、笑って拍手して、瞬く間に過ぎた。そして、ああ、本当に長い間、笑っていなかったのだなとしみじみ思った。

 指定席は前から4列目、ステージ真正面の良い席だった。残念ながらこのご時世で、指定席はほぼ満席だったけれど、後方の自由席はほぼガラガラ。500人の収容人数で3割入っていたかどうか。芸人さんたち、受難の時代である。

 前半1時間が終了したところで5分間の休憩、換気。後半はコメディーショーで賑やかに笑い転げ、終演となった。 握手もなし、プレゼントも渡せず、とダメダメ状態は致し方ないけれど、コロナ禍、ファンも受難である。
 お土産品のショップを冷やかし、遅いランチへ。

 まだ結婚して間もなかった頃、夫とよく訪れたロシア料理の店が変わらずあったので迷わず入った。まだあったとは!懐かしく美味しくあれこれ楽しみつつ、ついついウクライナのことを思わずにはいられなかった。
 百貨店で懸案だったお菓子の注文を済ませ、ウインドウショッピングをして、12月に泊ったホテルに向かう。ロビーでは吊し雛と飾り雛の競演が美しく、思わずパチリ。

 チェックインしたのは33階。あれ、もしかするとこの前と同じ部屋かも・・・、と記憶を辿ったら、紛れもなく同じ部屋だった。こんなこともあるものだ。まあ、同じプランだからなのか、よくわからないけれど。
 かつての職場だった庁舎がドーンと窓の外に鎮座ましましているのももう見慣れた風景だ。紅茶を淹れて一服。冬至間際だった2ヶ月半前よりも日が随分長くなっている。

 暫く休んでから、最近我が家のデスクトップパソコンがとても重くなり、調子がイマイチなので、近くにある家電量販店で下見に出かけた。案内してくれた若い男性がどうも息子に重なって、予算額を大分オーバーしたけれど応援の意味で購入を決めた。受注生産の新型モデルで4月中旬に納品される予定だ。 
 思い切ってメモリもCPUもハイスペックにしたので、4月からは基本自宅でしかPCを使わない私にとっては到着が待ち遠しい大きな買い物になった。ということで、最近は若い人たちに対してついつい母親目線。息子のことを考えると情けは人のためならず、で評価が甘くなる。
 
 部屋に戻ってコートを脱いで予約した階下の和食レストランへ。半個室の大きなテーブルに案内されて、小鉢からデザートまで8品、堪能した。まずは夫が日本酒、私は梅酒の水割で乾杯。前回の中華では折り返し以降、ほぼ夫に助けて貰ったけれど、今日の和食は目にもお腹にも優しく、どれ一つ残すことなく完食した。
 1週間前の不調を想えば別人である。ちょっと離れた個室から赤ちゃんの声が聞こえる。訊けば雛祭りの初節句で家族のお食事会のお客様だという。おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さんに囲まれ、まだ1歳にもならない女の子が頭にカチューシャをし、着物を着ておめかししている。
 こちらはすっかりおばあちゃん目線で赤ちゃんの泣き声を懐かしく思った。そうこうしながら1時間半春らしいお料理の数々に舌鼓を打ちながらゆったりと過ごす。お腹も心も満ち足りて部屋に戻った。

 明日は楽しみな“極上の朝食”の後、チェックアウトまでゆっくり過ごし英気を養う予定である。
コメント
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