ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.2.19 エンハーツ25クール目 さらに6割に減量21回目投与後3日目のこと 学びのAM後はガス欠

2022-02-19 22:34:46 | ヨガ
 
 昨夜は夕食後に夫が珈琲を淹れてくれたけれど、マグカップの4分の1も飲めず。ミルクレープも不味い。
 味が分からない、何を飲んでも美味しくない。味覚異常のことを通院日に薬剤師さんに話したら、そのせいで嗅覚が普段より利くのかもしれないと言われ、なるほどな、と思った。

 入浴後ベッドに入っても気持ち悪さでなかなか眠れず。2時近くまでデジタル時計の数字を覚えている。
 今朝は5時過ぎに夫の鼾で目が覚め、そのまま眠れず。
 普段通りのアラームが鳴り、土曜日仕様の目覚ましが鳴って、ノロノロ起きる。というのもSさんのオンラインクラスを申し込んでいるからだ。
 治療後の土曜日、普通なら寝たきりなのだけれど、こうして敢えて日程を入れれば少しは動けるのではないかとトライした。

 朝食の支度をしてナウゼリンを飲んで、ミニクリームパンと青のヨーグルトドリンク、りんご、バナナ1かけ、とちおとめ1粒、デコポン1房と極上はちみつ紅茶を2口3口お腹に入れる。今日からスタートの吐き気止めカイトリルと疲労止めエルカルチンを飲むが、エルカルチンの臭さに思わずオエッとなる。

 9時スタートはヨーガスートラ詠唱クラス。5分程前にZoomに繋ぐ。
 Hさん、Aさん、Sさんと顔見知りの方たちの参加で、定刻通りクラススタート。それ以外の方たちは録画での参加だそう。先月に続き、今日は1時間の間、ヨーガスートラ第2章を解説なしで時間の限り聴いて、繰り返す。音の振動に気持ちを100パーセント向けて唱え、軽やかな気持ち出始めましょうとのこと。

 おさらいも兼ねて日本語も読みますか、という問いかけがあったけれど、皆さんのリクエストでゆっくりサンスクリット語だけで繰り返すことになった。通しで読むと1回30分はかかるという。
 PCにはスートラの各節が画面共有される。まずは聖音オームを3回、パタンジャリのシュローカを唱えた後は、2章の55節まで進んでいく。1巡目が終わり、2巡目は18節のところで時間切れになった。
 自分ではなかなか復習出来ないので、こうして復習して頂ける機会は有難い。最初はどうしてもメモや日本語を目で追ってしまうけれど、二度目はなるべく聞くことに集中する。身体中が心地よい音で包まれていく。
 Sさんには、今日は治療直後の週末で体調不良が見込まれることも予めお伝えしてあったところ、具合が悪ければビデオオフでもいいですよ、と言って頂いていた。途中、気持ち悪くてウッとなることもなくはなかったけれど、何とか最後まで脱落せず。クラスは無事終了。

 少人数だったので参加者からひと言ずつ感想を言わせて頂く場面もあった。第3章は5月からスタートを目標にしているとのこと。準備が大変そうだけれど、今から愉しみなことである。
 サンスクリット語は神からの祝福の言葉。日本に生まれてこの言葉が唱えられることはとても幸福なことである、というSさんの言葉が胸に響いた。

 30分もしないでキールタンメディテーションのクラスがスタートする。こちらも5分前に入室したら、引き続きご参加のHさんのお顔、そして瞑想ヨーガ指導者養成コースでご一緒したAさんやJさんのお顔もあった。前回のクラスに参加した方、初めて拝見するとてもお久しぶりのご参加の方もいらっしゃる。
 簡単な復習からスタートして、キールタンとは、の説明、キールタンを実践することによるこころや瞑想状態の体験への影響、ポイント等が説明された後は、オームでコール&レスポンスの練習をした後、オームシャンティ、ガネーシャシャラナム、シヴァシヴァマーハーデヴァ、ゴーパーラー、トヴァメーヴァ マーター、最後はハレルヤを幸せに唱って、これまたあっという間の1時間が過ぎた。
 吐き気も忘れて気持ちよくて途中で眠くなるほどだった。

 来月も、御夫君との調整が出来ればまた第3土曜日にキールタンクラスを開催して頂けるとのこと。途中愛息の声も漏れ聞こえたけれど、指導されるSさんもご自宅から、教えて頂く私達も自宅だけでなく、その気があれば旅先でも出先でも好きな所から受講出来るオンラインクラスは本当に有難いものだと思う。御礼を言ってクラスを退出した。

 瞬く間に2時間半が過ぎ、リビングに戻る。さすがに疲れてちょっと横になる。
 夫は時間になればちゃんと昼食の用意にとりかかってくれる。お豆腐のグラタンを作ってくれたのでナウゼリンを飲んでからカップスープとともに少しお相伴する。朝淹れたマグカップの紅茶も半分以上残っている。とにかく水分が摂れない。

 昼食後はビデオを視ながらいつの間にか寝てしまう。横になると一発なので、ソファに凭れてビデオを視ている筈なのに、いつの間にかずるずると横になっている。気づくともう夕飯の時間だと呼ばれるが、全く空腹は感じない。当然だ。昼を口にした後、そのまま眠っているだけなのだから。
 夫はちゃんと夕食を摂ったようだけれど、私は抹茶のアイスクリームのミニカップを半分とりんごを2切れほどが夕食になった。
 母が就寝しないうちに、とDuo通話をしたけれど、こちらは一歩も出なかったし、外の天気すらわからない。雨が少し落ちて寒かったとのこと。

 午前中は有意義だったけれど、午後以降は全くのガス欠。仕方ないとはいえ切ない土曜日である。
コメント
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