昨夜は、夫と息子は夕食時に楽しそうにビールで乾杯していたが、私はちょっと頑張って動いて疲れていたのか、食後のお茶をしたら眠気が襲い、早々に入浴してベッドに入った。
夜中の2時過ぎにお手洗いに起きる。さらに5時過ぎにもう一度。うーん、お茶を飲み過ぎたか。もう少し寝ていたかったのに、夫も何やら目覚めてしまったようで、そのままお喋り。
11月の北海道旅行中、車内販売で注文したタラバガニが指定日に届き、今晩夕食で頂こうということになっていた。解凍に12時間ほどかかるというので、夕食に間に合わせるには6時には冷凍庫から出さねば、ということであれやこれや・・・。
明日から母も連れて親子4人で2泊3日、都心のホテルで年越しをする予定になっている。当初、母とは明日午後、ターミナル駅で合流する予定にしていた。だが、今日、鰻屋さんで4人ランチをすることになったことで、夫が、「おばあちゃんを家に連れてきて、そのまま泊まってもらったら」と言ってくれた。
うーん、本人がどう言うかしら・・・と朝食を終えて、Meet通話をして水を向けたところ、珍しく、それなら泊まった方が楽かな、と言う。
では、と母が泊まれる唯一の和室を慌てて片付けることになった。
便秘が改善されず、昨日から酸化マグネシウムを飲み始めていたが、ようやく今朝、普通便を少し排出出来た。
今日は息子がカーシェアリングで車を出してくれるとのこと。だからこそ母を連れて帰ってこられるわけだ。母が我が家に泊まるなんて一体どのくらいぶりのことだろう。父の生前は皆無だったし、父が亡くなってからも後にも先にも1回しかなかったと記憶している。
ひとまず夕飯の下ごしらえ等を済ませ、2人には去年と同様、家中の窓拭きを頑張ってもらいつつ、私は拭き掃除を終える。カーテンも洗って窓も綺麗になってとりあえず我が家式大掃除はOKということに。いざ出発である。
息子の運転も大分安定して上手になってきた。今年はクリスマスケーキのクの字も楽しめなかったので、途中お気に入りのショップに寄って、ちょっと贅沢なケーキをお土産に買って実家へ向かった。
母はすっかりマイペースで暮らしているから、色々なことがなかなかスムーズにいかない。一つやるとなぜかまた別のことが気になるようで、あれこれ手を出すので、結局、何一つとして進まない。息子に寝室の常夜灯の付け替えを頼んだと思ったら、お茶を淹れようとしたり、私が頼まれている書類を出そうとしたり・・・。もうお茶はいいから、とにかくお昼に行こう、と出かける。
鰻屋さんは「予約客で本日売り切れ」の大きな札が出ている。今日が年内最終営業日という。ランチには少し遅めに行ったところ、殆ど待たずに4人席に案内される。普段はコッテリした鰻が食べたい!なんてそれほど思わないのだけれど、今回はとにかくエネルギーチャージがしたいというか、栄養が摂りたいと身体が欲しているというか、である。
店内は満員御礼。皆、鰻に舌鼓を打っている。夫と息子は鰻重を、母は鰻丼を、私はサラダやう巻き、デザート付きの鰻重セットにした。いつもは決して食べ切れないお重箱のご飯もほぼ食べ切ることが出来た。我ながら凄い食欲だ。皆で完食し、良いお年を、とお店を後にした。
酸化マグネシウムとしっかりした食事の相乗効果でお腹はすっかり快調に。昼からは薬を中止した。
ぶらぶらと帰宅し、今度は持参したダージリンファーストフラッシュを淹れて、持ち込んだケーキでお茶。これまた皆ペロリである。
母が門に輪飾り等を取り付けてほしいと息子に頼み、夫と2人で松や千両もつけてセットしてくれた。随分立派である。向かいのBさんにご挨拶を終え、暗くなる前に帰宅しようと無事、4人で我が家に戻ってきた。
さて、今晩のメインディッシュ・タラバカニの解凍が進んでいる中、息子が「なんだか眠いから寝たい」と言う。「ん?どうしたの?疲れたの?」念のため熱を測らせたら、なんと8度である。コロナ感染なのか?明け方ちょっと寒くて風邪を引いた気がするという。急ぎ葛根湯とロキソニンを飲ませて、アイスノンを用意して、とにかくベッドへゴー。
そして泣く泣くホテルにキャンセルの連絡をする。「そういうことでしたら、キャンセル料は不要です。」と言われたけれど・・・(泣)。
私は基礎疾患があるし、母も夫も高齢者。一番元気印の息子が感染となれば、他の3人は重症化リスクの高い面々である。
とりあえず息子は彼の部屋に隔離して休ませる。母には今日1泊して、明日帰宅してもらうことにした。大晦日前夜に、なんという展開だこと・・・。
件の息子、2時間近く眠り、解熱剤が効いたのか、汗をたっぷりかいて、パジャマを着替えた。熱はひとまず平熱まで下がり、食欲もあるとのことで、先に済ませた皆と離れて夕食中だが、果たして・・・。