ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.12.24 エンハーツ36クール目 さらに減量32回目投与後3日目のこと クリスマスイブ・オンライン瞑想ヨーガでスタートした土曜日、終日寝込まずに頑張った

2022-12-24 22:29:42 | ヨガ
 今日は7時半からSさんのオンライン瞑想ヨーガクラスである。
 昨夜は早めに就寝したが、4時過ぎにお手洗いで目が覚める。我慢してもう一寝入りと思ったけれど、そうもいかず、結局5時過ぎに起きてからは中途覚醒。目覚ましが鳴るまでベッドで待機してから起きた。
 かなり気持ち悪い中、ひとまずナウゼリンをグレープフルーツジュ−スで飲んでから朝食の支度。マットを敷いて、着替え等もろもろの準備を済ませ、スタート5分ほど前にZoomに繋ぐ。今日も指導者養成コース卒業生、常連の方が入っておられる。

 今日は静かなクラスの回だ。そうでなければちょっと厳しかったかな、と思う。
 参加者が揃ったところで、喉の不良でクラスが延期になったことについてSさんからお詫びがある。生身のこと、致し方ないと思うのだけれど、これまでインストラクターを長く続けておられて、クラスを延期にしたのは初めてと仰る。なるほど、これまでSさんのクラスを受けてきて、そういう経験はなかった。
 特に瞑想ヨーガはガイドの声が命だと思うので、人一倍ケアをされていた筈。ご子息が幼稚園から風邪をもらってきて、ご家族揃ってダウン、ご夫君も随分大変だったらしい。ミュートを外してご無事になってよかったです、とお声をかける。

 楽な姿勢で座り、ॐ(オーム)を3回唱え、クラスがスタート。身体を温めるために、足の指を強く押したり、ひっぱったり。踝の辺りを押しながら足首を廻したり、とても気持ちが良い。首の後ろの辺りをさすってから緩い捩じりのポーズを左右繰り返す。
 前回太陽のムドラー(手の動き)を行ったが、今日のムドラーは「火」。炎の形を作って揺れる。焔は純粋に内側からも外側からも燃え盛って純化してくれるという。
引き続き片鼻呼吸から瞑想へ。
 クリスマスイブ、キリストという愛の存在が生まれた前の日、である。愛の存在はヨーガではクリシュナ、とのことで、キールタンはシュリクリシュナゴーヴィンダー。
 
 今朝は5分ほど延長してクラスが終了。4歳の愛息T君からのクリスマスプレゼントがありますというサプライズ。トナカイとピカチュウの衣装を着て登場。キリスト教の幼稚園に通っているとのことで、「お歌、うたいます」とちょっぴり照れ臭そうに「きよしこの夜」を上手に歌ってくれた。皆拍手喝采。
 あんなにぷにぷにの塊だった赤ちゃんがこんな風に育つんだ、と目を細める。昨日練習してくれたそうだ。素晴らしく有難いことである。
9時からはヨーガスートラ第3章最終回のクラスが控えていることもあり、名残惜しくも「よいお年を」とお開きになった。
  
 クラスが終わるまで寝ていていいからと言っていた夫が起きていたので、インターバルの間、用意しておいた朝食を摂る。朝食はカルカッタオークションの紅茶。渋みはわかる。夫の頂き物の海老カツサンドを一切れ、メンチカツバーガーを一かけ。グレープフルーツジュースを小さなグラスに3分の1ほど。果物はメロゴールドひと房、シナノゴールド、ハニーキウイ、バナナを一かけずつ。アロエの青いヨーグルトを何とか食べ切った。

 今日からは、いつものミヤBM錠とタケプロンに、朝食後の吐き気止めカイトリルと毎食後の疲労止めのエルカルチン2錠が加わった。引き続き今日、明日とイメンド80㎎とデカドロン0.5㎎を4錠で2㎎(昨日までの半分)を追加。細かい粒もあるが、全部で10錠で飲み甲斐がある。
 
 今日は排便なし。便秘だ。相変わらず水分不足で尿の色は濃い。
 朝食後は9時からヨーガスートラ講座第3章の最終回、7回目。今度は書斎にノートPCを持ってZoomに繋ぐ。定刻通り朝のご挨拶からスタート。
 ॐ(オーム)三唱からスタートし、パタンジャリを讃えるシュローカを唱えてから今日の瞑想へ。今日の瞑想は前回の復習を兼ねて耳と空間の関係にサンヤマする神の耳を得ることが出来る、という瞑想にトライ。
 
 今日は3―48から。しめくくりの素晴らしいシッディ(超自然力)の紹介である。サンスクリット語でSさんが先に唱え、それを私達受講者が2,3回繰り返しながら進めていくいつもの学びの形だ。今日は以下の9節を。

 3-48 感覚器官の知覚作用、本質、エゴ、内在する要素(グナ)、その目的にサンヤマすることによって感覚器官を支配することが出来る
 3-49 それにより、意のままの速さで動くこと 肉体を通さず対象物を知ること そしてプラクリティ(観られるもの:移り行くもの)を支配することが出来るようになる
 3-50 ブッディ(チッタの最も微細で純粋な側面)とプルシャ(観るもの:セルフ、真の自己、純粋な愛)の違いを認識するようになると全能と全智が生じる
 3-51 全能、全智の能力に対してさえも無執着でいると 束縛の種が消え カイヴァリヤ(プルシャの独存)が現れる
 3-52 各々の界を護る神々の誘いに 同調や自惚れを抱かないことが大切だ 神々の誘いに愛着や自惚れを持つことで再び望まないことが起こる
 3-53 刹那(クシャナ)とその次の刹那の連続にサンヤマすることによって 識別から生じる叡智が現れる
 3-54 識別から生じる叡智によって、種類、特徴、場所が似ていて区別できなかったものを見分けられるようになる
 3-55 識別から生じる叡智は、解放に導くものであり この叡智から、すべての対象とその在り方を 過程や経緯なしに、瞬時に一目で認識することが出来る
3-56  ブッディとプルシャの清浄さが同じになれば カイヴァリヤ(プルシャの独存)が生じる
 
 これにて6月から7か月間にわたって学んできた第3章は終了。よくここまでぶっ飛んだ内容(Sさんの弁)に最後までについてきてくれました、と。第3章の内容は今日に詰まっていた、鍵は今日のクラスに参加出来たことであるという。
 一体どんな落としどころになるのだろうと思っていたけれど、最後の着地点でとても腑に落ちた感じがした。体調不良の中ではあったけれど、録画受講ではなく、リアルでクラスに出られて本当に良かった。

 その後、質問タイム。3章の開講をリクエストされたAさんや、インテンシブコースでお世話になったH先生からの質問があった。来年3月から第4章(最終章)も4回にわたって準備をされているとのこと。第4章は更に難解で、後から付け加えられた説明的な節が多いとのことだが、ここまで来たら、最後まで続けたいと思う。
 
 今日はクリスマスイブ。どんな悲しい時も世界のお祝い気分に乗っかって一日を過ごしてほしいというSさんの締めの言葉でクラスがお開きになったのは予定時間を30分近く延長してのこと。
 皆さん、クラスが延期になったことで、イブの朝、大きなクリスマスプレゼントを頂いた気分だと口々にお礼を言っていた。私自身はこんな不調でなければ良かったのだけれど、それでも出席出来て良かった。名残惜しく、皆、自分から退出ボタンが押せず。Sさんが押してくださる。

 さすがに草臥れて、気持ち悪さでよれよれになってリビングに戻ってなだれ込むように横になる。
 そのままゴロゴロウトウトしたかったけれど、夫が年賀状の準備をしているので、私もなんとなく追い立てられるように住所録のチェックと入力をなんとか済ませた。後はPCに宛名印刷してもらうのみ。

 “今日も元気だ、ご飯が美味い”の夫が、レンチンパスタを自分で準備していたのを横眼で見つつ、沢山頂いてまだあるミニバーガーを2つ温めてあげたらそれもペロリと召し上がっていた。
 そのまま昨夜作ろうと思っていた水炊きの準備(とはいっても材料を切っておくだけ)を済ませる。

 夫のパスタ等の匂いが気になるし、空腹ではあり、遅れること1時間ほどで私もレンチンパスタをお腹に入れて、薬を飲んだ。
 夫が夕方前からジムの予約をしているので、出かける時間を合わせて郵便局まで用足しに出かけた。3日ぶりに靴を履いてマスクをして外に出た。大儀だ。夫が自転車で付いていこうかというが、お断りしてジムに行くように言う。振込の後、ドラッグストアで買い物をして帰宅。往復で4,500歩ほど歩いたらヘトヘト。
 ウトウトしていたらいつの間にか夫が帰ってきた。なんと着替えを忘れて、びっくりするほど薄着で帰ってきた。大丈夫か、忘れ物大王。

 母にMeet通話でとりとめもないお喋りをしてから鍋の支度。ポン酢味だと何とか食べられるけれど、口の中は気持ち悪く、食欲はない。夫が美味しそうに食べるのを何となく視ながら、もそもそと少しずつ口に入れてやり過ごす。
 食後はアイスクリームが美味しかった。

 ということで、治療3日後の土曜日、織り込み済みの体調不良である。午前中に好きなことがあったので、昼まで寝込まずに早起きしてなんとか乗り切れた。
 せっかくお天気が良かったのに家事らしい家事は殆ど出来なかった。明日は洗濯をしたい。それにしても大掃除どころか普通の掃除さえできない。退職したというのに年賀状の準備もろくに進んでいない。
 クリスマスイブらしいことも一切なし。強いて言えば、先日買い求めたシュトーレンを切って紅茶を淹れて夫に出してあげることくらいか。
 
 出来ないしていない、とネガティブなことばかり言っていても始まらないのだけれど。復活したらスパートだ。
 
コメント
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