暖かい日が続き京都の梅も満開です。
今年も松菊園のロビーの舞台に七段飾りのひな人形を飾っています。
でも・・・ お客様が足を止めてご覧になる時、
「あらっ!? お内裏さまとおひな様の立ち位置が逆では?!」
と驚かれるご様子・・。
そんなお客様のために“京飾り”の説明書きを添えてあります。
“京飾り”とは昔、天皇が「天子南面」,つまり天皇が南を向いて東から朝日にあたるように立たれた事から,皇后は右側に並ばれるしきたりを受け継いだ京都独特の飾り方です。
明治以降、西洋文化の影響を受けられ、男性の左に女性が並ぶという立ち方を天皇家も取り入れられたので、全国のおひな様も新しい並び方になりました。
昔のしきたりを今でも守っている京都・・・!!
決して間違えたわけではありません。念のため。
女将