京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

姥桜・・・?!

2010-03-11 | インポート

京都の円山公園ではさかりには、枝垂れ桜・染井吉野・八重桜など600本以上の桜が咲きほこりますがその中で有名な、しだれ桜があります。
この2代目の桜は、十五代佐野藤右衛門氏により、昭和24年(1949)に寄贈されたもので、本当に初代のしだれ桜(樹齢200年位)の種から育った桜だそうで、初代が枯れたときに、この場所に移されたそうです。この桜の正式な名は、「一重白彼岸枝垂桜」と言います。(桜の中でも一番寿命の長いのが特徴だとか)
何故だか野暮用で公園内を歩いていると、早くも元気に一番咲きの桜が目にとまりました。
若い桜でしょうか、活き活きしているように見えますが・・・。

とっ・・ ひとつ思い出したことがあり、お目見えにちょっとページに加えさせていただきます。
それはよく聞く言葉で「うばざくら」と言う言葉ですが、皆様あまり良い言葉に思われていませんが、花街では使い方によっては一つのおせいじになります。

姥桜とは、単純に、年老いた桜のことをさすのではなく、女盛りを過ぎても、なお美しさや色気が残っている女性のことなのだそうです。そんな女性があなたのまわりにもいらっしゃいませんか?
”若桜”と”姥桜”は今年も皆様のお越しを待っています。
毎年賑わいを見せる京都花灯路が3月13日から22日までやっています。
ライトアップされたとりどりのさくらが楽しみですね。

「橋本でっせ」 (^。^)y-.。o○

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