先日27日未明南米チリでM8,8の大地震が発生しました。
そのエネルギーたるやあの阪神淡路大地震の300倍に相当する力との事、その影響で津波が押し寄せビルの10階建てくらいの高さまで着た様です。
同じ環太平洋火山帯の中での出来事だと聞いた途端に驚きと不安と心配が入り混じり、なんとも言えない気分になりました。
日本では、けしからぬヤカラがおり、津波の影響があるとのニュース報道の中避難誘導に従わない人たちやサーフィンに興じる若者まで居る始末、日本人は外国からみるとどう思われているのでしょうか、災害にあわれた方の事を考えると許しがたいと思うのですが。
私は津波と言う言葉を聞くと小学生のころの思い出がよぎります。
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「稲むらの火」と言う物語で、村の高台に住む庄屋の五兵衛は、地震の揺れを感じたあと、海水が沖合へ退いていくのを見て津波が来襲することに気付く。祭りの準備に心奪われている村人たちに危険を知らせるため、五兵衛は自分の田にある刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)に松明で火をつけた。火事と見て高台に集まった村人たちの眼下で、津波は猛威を振るう。五兵衛の機転と犠牲的精神によって村人たちはみな津波から守られたのだ。
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小さいながらにも大変な感動をしたもので、庄屋さんと村人との厚い相互信頼の上に成り立つ出来事だと思います。
みんなが信頼関係を築いてこそ、このような自分勝手な人たちがなくなり、良い生活環境が築き上げられるものだと考えます。
さて、こんな時にしか話す機会もないので書かせていただきますが、この津波騒ぎで漁師さんたちも漁に出られず、魚などの海鮮物の入荷に影響が出て京都の市場でも騒ぎになっていました。
毎日何気なく食べている魚達は、沖合い遠く漁に出て一生懸命に働いていただいている漁師さんや、それにかかわる方たちのおかげです。
自然災害で色々な事故や支障がおこらなければよいのですが、いざという時に一生懸命に働いて頂いている方達の事を思うと、何をするにも感謝の心を忘れないようにしないといけないと痛感している私です。
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