こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

行ってきました・・・

2006-09-24 17:59:31 | きょうのひと言
きのうのことですが・・・東京ビッグサイトで開催された「オーガニックEXPO」、健康自然食品総合展「ナチュラルEXPO」と「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ジャパン」へ行ってまいりました。

健康志向が高まる中、今年はどんなものがあるか楽しみにしていました。
例年通り多かったのは、健康自然食品やサプリメント、加工食品。
有機野菜を扱っているブースもありましたが、何となくピンときませんでした。

「有機JAS」の付いた製品が多く見られましたが、これが付いているだけで本当に安心していいのだろうか?なんて考えが、頭をよぎりました。

担当者の方の必死のプレゼンを聴いても、「有機JAS認定ですよ!」ばかりで、おもしろくなかったので、「それってそんなにすごいのですか?」なんて、ちょっと意地悪い質問をぶつけてみました。答えは、マニュアル通りって感じ。認証がすごくたって、ものが良いとは限らない(有機野菜を扱っている方曰く、収穫してだいたい4~7日くらい食卓に上るまでにはかかるとのこと)。このトマト、完熟なんですよ!えっ?でも収穫して4~7日経ってるんでしょ?それって、青どりなんじゃないの?ええ、でもこのくらいはしょうがないんですよ。・・・なんだそれ!少なくともうちの「完熟」は、収穫する前に完熟したものです。収穫した後熟したものは完熟とは少なくともわが家では言いません。まして、木で完熟したものと、収穫後完熟?したものでは、味は歴然と違います。

いざ、売らんかな!商魂たくましいこの業界の製品(商品)を選ぶ場合、消費者はそれ相応の知識がないと、いいカモになってしまうことがあるかも知れません。

本当に安心できるものは、自分の目で見たもの。生産者が日常、口にしているもの。
わが家はこれからも説明責任を果たしながら、日々自分の食卓に上る作物を地道に作り続けようと、あらためて誓った1日でした。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする