こだわりの農業

土作りから栽培・収穫まで無農薬・無化学肥料(自然農法)で露地草生栽培を実践するわが家を紹介します。

価格変動を最小限に。

2011-06-19 22:15:46 | 直売情報
きょうもお買い求めいただきありがとうございました。

お陰様で、ナス、キュウリ、ピーマン、カブが完売。
「ルッコラ」と「サラダからしなは」ほんの僅か残りましたが、ほぼ完売でした。

新じゃが(キタアカリ)は、振るいませんでした。


丁度新じゃがのシーズンということもあって、もしかしたら”割高”に思われたのか?
そんな思いが頭をよぎりました。


うちの価格は、基本的に市場やスーパーなどをほとんど意識せず、
栽培に当たっての”作業性=労力(てま)”と種や苗などの”原価”、作付け面積、
そして栽培方法(無農薬・無化学肥料の露地栽培)による”付加価値”によって設定しています。

私自身、うちの作物は”割安”だと思っています。

だからスーパーなどでどんなに安売りをしていても、どんなに高くてもそれに左右されることはありません。


野菜に限らず購入する側にとって一番困るのは、価格変動ではないかと思います。
でも生産コストは、気候に左右されることはあるものの平年並みに収穫出来てさえいればさほど変動するものではありません。

したがって、「価格はほぼ一定に保つことが出来る」わけ。

せっかく手間暇をかけて育てた作物だから、高く売りたいのは当然の心理です。
でもそれが「法外」ではいけません。あくまでも「適正」。

価格面の高い安いは、買われる方の価値観に大きく左右されるものだと思います。

何でも安くが続けば、いずれ生産活動(農業)が立ちゆかなくなります。

販売価格を一定にすると、売り上げの試算が具体的に出来ます。
でも価格を毎回変動させると、試算という見通しに”仮定”が入り具体的なものは出せなくなります。

購入される方も、いつも価格が違っていたら心のどこかに”損得勘定”が生まれてしまいますよね。

でもいつも一定だったら?
これは○○○円って、判ってもらえれば”損得勘定”は必要なく、いつでも安心して購入が出来ると思います。


こんな考えから、うちは価格一定。
価格を上げたり下げたりという農業経営上の”博打”はしたくないのです。




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6月18日(土)のつぶやき

2011-06-19 02:23:01 | きょうのひと言
21:04 from goo
蕪と新じゃが(キタアカリ)の登場です! #shukakunow #goo_ishigakiengei http://goo.gl/8G5CQ
22:56 from web
今夜は秋の夜長みたいな感覚。雨が止んだら、少し肌寒い。
by Jagachan on Twitter
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