生え放題に生えていた雑草を刈り取り、その場に放置すること1ヶ月。
雑草はカラカラに乾燥し土と接している所は微生物やダンゴムシなどの生態系で言うところの”分解者”によって
土へ返り始めていました。これがわが家が得意とする「雑草堆肥」です。
これを畑一面に拡げ、昨日雨の合間を縫って耕耘機で畑に鋤込みました。
鋤込んだあとに、さっそく大根・カブ・ジャガイモ・ニンジン・コリアンダー(パクチー)を播きました。
未完熟の堆肥は根腐れや生育不良の原因となるなどど言いますが、大丈夫ですよ。
播いたのは種ですから、発芽して根を張り出すまでに鋤込んだ堆肥はほとんどが分解してしまいます。
また肥料を入れないので、肥料に入っている特定の元素が土の中に偏ることもありません。
畑に生えた雑草を畑の土に戻すだけです。
畑に息づく生態系を利用した「無農薬・無肥料の露地草生栽培」の原点がこれなんです。