散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
コメント歓迎、ただし仕事関連のお問い合わせには対応していません。

チョー回文

2019-04-28 10:08:11 | 日記
2019年4月28日(日)
 研修医時代に患者さんから教わった傑作:
 ・ 軽い機敏な子猫何匹いるか

 高校時代の次男が学校で仕入れてきた代物:
 ・ ●●●●●●●●●●●●●●●●●

 英語のネタ本から:
 ・ Able was I ere I saw Elba.

 どこで教わったんだったか古典の名作:
 ・ 長き夜の遠のねふりの皆めさめ波乗り船の音の良きかな

 今次帰省の途上たち寄った某所に一枚の紙片あり。一瞥、記さずにはすまないお宝だが、著作権が発生するものじゃないんでしょうね。元の持ち主は長男くんか姪っ子ちゃんか、返して欲しくば申し出られよ。

1 まさか逆さま
2 磨かぬ鏡
3 カルビーでビールか
4 声で活かせ世界でエコ
5 預金いくらで楽隠居  ← !!
6 大臣がぁアカン辞意だ
7 数学と理科ばかり解くガウス
8 ダメよダメ最悪 愛冷めたヨメだ
9 喜べタマ鰯はいま食べ頃よ  ← !!!

 「ヨメ」という言葉は、昭和の標準語では姑(しゅうと・しゅうとめ)から見た場合の息子の配偶者を指していた。ただ関西で、配偶者を「うちのヨメはん」などと呼ぶ表現がローカルに通用していた事情はある。そのあたりが発火点か、平成の後半から夫が妻を指して「ヨメ」と呼ぶことが急速・広範囲に汎化してきた。そのどちらの意味なのかで、8から浮かぶ情景は微妙に変わってきますね。
 何しろ力作揃い、楽しませていただきました。どなたか知らないが、ありがとう!

Ω