予告で書かせて頂きましたが、東京に行ってきました。時間があったので2.5D-2Vを買うことにしました。2.5D-2Vは3D-2Vより軽くてケーブルロスもあまり変わらず、15m位までなら50MHzでも十分実用になります。担ぎ上げの強い味方です。
いつもオヤイデで買ってまして、今回もお店に行ってみたのですが2Fの倉庫を調べてもらったところ「在庫なし」とのこと。若そうな兄ちゃんなので在庫見落とした…ってこともないのでしょうが仕方ないです。あれこれ電線屋を探してみたところ、JR高架下ラジオセンターにある九州電気というお店で扱っていました。
聞いてみたところフジクラ製ではなく「大雄電線」という聞いたことのないメーカーの製品とのこと。家に帰って調べてみたら千葉県市原にある従業員14名の会社だそうです。B団(中小零細メーカー)でも関東系だとよく分からないメーカーが多いですHi しかしながら1mあたり84円という値段は魅力的です。オヤイデでのフジクラ製の売値は100円/m(10m以上買ったときの単価)ですから、結構な価格差ですね。
この九州電気というお店はテレビ用の300Ω平行フィーダーも扱っていました(60円/m)。昔からフォールデッドダイポールやJ型アンテナ、ZLスペシャルとかの自作材料としてすっかりおなじみの平行フィーダーもテレビのアンテナ端子が同軸ケーブルに統一されたおかげで今やあまり見なくなりました。ましてや切り売りは珍しく、自作アンテナ用に確保しておきました。
都営線の地下鉄で吊り広告を見ていたら竹芝桟橋にある伊豆諸島のアンテナショップ「東京愛らんど」がリニューアルオープンされたとのことでしたので、羽田に帰る途中で寄ってみました。
東京愛らんどは(財)東京都島しょ振興公社が運営しており、いかにも東京都総務局の天下り先っぽい感じのお店でしたが、公設民営化で運営を民間に任せることになり11/30にリニューアルオープンしたところだそうです。
以前からここに行けば伊豆諸島各島の島焼酎が買えるので重宝していたのですが、ひょっとしてリニューアル記念でアレが店頭に並んでいるかもと期待していましたら…ありました!!
アレとは青ヶ島の「あおちゅう」(左)です。これは絶海の孤島・青ヶ島で作られている芋焼酎で、手作りで作られているレアな一品です。しかも島内の何軒かの家で作られており、同じラベルでも作っている家によって味が違うらしいです(私がゲットできたのは広江さんという方が製造)。名前の上では全て青ヶ島酒造合資会社製となっているものの、これは酒税の納税団体的性格が強いみたいです(この会社ができるまでは国税当局もあまりの僻地ゆえ徴税に行けず、結果として密造酒であったそうです)。東京愛らんどでも扱っていることは以前から知っていたのですが、あまりの人気ゆえいつ行っても品切れ。イベント時などに限って店頭に並べているとの噂も出るほどですが今回初めて出会えました。何年先かは分かりませんが一度青ヶ島にリグを持って移動に行こうと思っています。
お隣の嶋自慢(新島・麦焼酎)も樫樽貯蔵というFBな品です。伊豆諸島の島焼酎は古い製法で野太い酒が多く、鹿児島の芋焼酎とかと違った魅力があります。立派な東京の地酒ですHi
あおちゅう…もう1本買ってもよかったかも。ちなみにあと10本ほど在庫ありました。