親戚が入院したとの連絡がありましたので急きょ岡山に戻っていました。ついでにQSLを引き取ってきたのですが、なんと返送されたQSLが混じっていました。
相手局によると、「QRP 1Wと明記していないから返送した」とのこと。似たような話をどこかで読んだことがあったなぁと思って帰宅して調べてみると、JO3OMA局のブログに似たような話が出ていました。
OMA局の記事で言いたいことが言い尽くされていますのでかいつまんで書きますが、
・QSLカードの記載事項は自局が証明できる事項のみ有効となる
・相手局の出力は証明する手だてがない
・JARLによるとQRP特記は相手局による証明は不要
ということです。JARLにアワードについてのQ&Aがあり、記載に必要な項目が明記されています。裏を返せばこれ以外は必要ないのです。
自局(つまり私)の出力は証明事項として記載できますが、相手局の出力なんて私にはどう証明できるのでしょうか?ご本人が1Wと言っていても本当のところは分かりません。動画でQSO時の音声と一緒に電力計を見せてくれるのなら客観的に分かるとは思いますが、実際のところよーわからんです。
まぁ自局の証明事項だって嘘をつこうと思えば嘘が付ける訳で、そこはハムとしての良心に任せられている部分ではあります。実在しないマリア=テレサリーフからPediを行ったとして一旦は認められたDXCCカントリーもろとも無効になった、なんて某有名な局の例もありますHi
話を元に戻しますが、証明事項について分かっていれば返送なんてことはしないでしょうから、ご存知ないのかも知れませんね。もしも証明事項について知った上で自己満足で相手に迷惑をかける行為であるのなら見直して欲しいなと思います。
またまた全く関係ない話ですが、今回の大震災以降東京電力の社債が暴落しています。多くの方は「関係ないよ」と思われるでしょうが、東京電力の社債は一時は国債よりも信用度が高いとされた優良銘柄であったため、ほぼ全ての銀行や生保が保有しています。株と違って我々は預金という形で東京電力の社債を間接的に保有している訳で、大きなリスクに晒されていると言うことです。金融担当大臣は郵政郵政と繰り返す党の議員ですから、ここまで理解できているのかな、と危うさを感じています。