3/21(日)福岡→玄界島→福岡→伊丹
今日は玄界島です。昨日同様に風が強いようで玄界灘の波は相変わらず2.5mの予報です。玄界島は博多湾の出入り口にあり、船は外海には出ませんから2.5mなら大丈夫でしょう。昨夜の天気予報では昼頃雨でしたが、朝になって予報が変わり、何とか持ちそうです。そのため8時50分発の2便で島に向かうことにしました。
島への船は博多ふ頭から出ていますから西鉄バスで博多ふ頭に行きましょう。
5分前の改札合図で桟橋に出ると玄界島行きはいつもの「ニューげんかい」ではなく「きんいん3」です。
きんいん3が玄界島航路に入るのはラッキーです。きんいん3は双胴で単胴のニューげんかいより揺れに強いのです。
10人あまりのお客を乗せて玄界島に向け出発です。能古島を過ぎると波が高くなり、船が波で持ち上げられて水面に叩き付けられます。昨日は無理すれば結果的には日帰りで小呂島に行けたのですが、玄界島(しかも双胴船)ですらこの揺れですから、小さい船で玄界灘に出る小呂島では耐えられなかったでしょうね。
双胴船は上下方向の揺れは変わりませんが左右方向の揺れが減ります。その効果は大きく、携帯でメールが打てるくらいです。きんいん3でよかったです。
35分で玄界島に到着。島は6年前に大きな地震に見舞われ、死者こそ出なかったものの壊滅的被害を受けて全島避難という苦難を味わいました。
その後の復興工事で見違えるほど近代的な姿に生まれ変わり、先の東日本大震災では島の住民が天神に出てきて募金活動をやっていました。
昨年6月と同じ集落から外れた高台での運用です。ここなら邪魔にならないでしょう。RD-S106を組み立てます。
今日もHL-45Bをつないで30WでQRVします。7100upで空いてそうな場所を見つけて9時50分からスタートします。日曜日の7040~7060は大混雑ですし、FT-817だとDSPフィルタの帯域を絞るといった芸当ができないので上の方に逃げています。オプションのフィルタを買えばいいのかも知れませんが、必要なのは7MHzだけですからどうしても優先順位が低いです。
始めてからしばらくしていつも福岡でお世話になっているJF6TEU 有田OMの元気な声が聞こえてきました。リニアがあるので本土まで届くようで、つながってよかったです。その後有田OMから九州各局に連絡を入れて頂けたようで、「TEU局から連絡がありました」と言われる方が多かったです。ありがとうございました。
福岡市内の局に聞いても玄界島からのQRVは本当に少ないそうです。フェリーではないので車で現地に入れませんし、私のような設備を持った局は多くはないので難しいようですね。
ところが今日はCondxが悪いのか11時を過ぎると近場しか聞こえなくなりました。というか朝から3エリアですら精一杯の状態です。
相変わらず風が強いです。元々玄界島は風が強いのですが、今日は目の前の海もはっきり分かるくらい風に流されています。そのうち12時10分の便になる船が来ました。これに乗るべきか迷ったのですがコールが続いており次の便にしました。
ところが船が出た後はなぜかさっぱり。13時にはいると全くダメで、完全に手詰まりとなり13時30分で終了し片づけました。
郵便局の前では猫が会議中でしたHi
14時30分の船で引き上げます。玄界島は食堂がなく、漁協の売店も日祝は休みなので本土に戻ってからお昼にしました。
帰りのJAL2060便はボンバルディアCRJ200です。行きのエンブラエルE70と違ってボーディングブリッジが使えずバス連絡ですし、座席から立ち上がると頭をぶつけそうなくらい狭いです。CRJ200は伊丹-千歳間の運用もありますが、こんな長距離では狭すぎてきついでしょうね。ボーイング737かミスブラジルにして欲しいなぁと切実に思う機体ですHi
本日は7MHzで48局とQSOできました。皆様ありがとうございました。
2日間で計101局とQSOできました。沖縄移動を想定したリニアや機材の持ち運びテストを兼ねていましたが、やはり最終日になると体力的にきつかったです。リニアはリグ同様振動に弱いため自分で機内に持ち込むしかありませんから、どうするか微妙な判断を迫られそうです。
次の福岡行きは6月の予定です。ハイバンドの季節ですからもう一度小呂島に挑戦するつもりです。その前に恒例のビッグイベントである沖縄移動が待ちかまえています。どちらもよろしくお願いします。