[直島ラインが就航]
瀬戸内国際芸術祭2013に合わせて3/23から香川県の小豆島(坂手港)-直島間に高速船の「直島ライン」が就航するようです。
現時点では関係当局の認可待ちのようで、公式サイトには時刻等の掲載がありませんが、坂手港はジャンボフェリーが寄港しており、直島ラインはジャンボフェリーと接続して運航する模様です。運賃は神戸-直島間で3,000円とのことです。航路図は同じ小豆島の池田・土庄港を経由するように描かれています(土庄で途中下船できるかなどは不明)。
直島へはジャンボフェリーの終点・高松港や岡山県の宇野港(玉野市)からの四国汽船の船便もありますから、うまく組み合わせて使うと便利だと思います。
[RACの与那国発着便に遅延が多発]
JTAが定期運航から撤退しRACに移管した与那国空港で遅延が多発しているようです。発着いずれにも遅延が発生しており、定時運航がままならない日もあるようです。与那国発着便をご利用の際は乗り継ぎ時間等に十分な余裕を持たせることをお勧めします。
地元与那国では与那国空港の手荷物検査と保安検査の要員を減らしたことが原因ではないかとの指摘もあるようですが、与那国到着便での遅延の理由とはなり得ないことからRAC側で原因調査に当たっているようです。
RAC移管により座席定員が減ったため特に石垣-与那国線の搭乗率がかなり高くなっているとのことで満席となる便も多いそうです。一部の多客期にJTAのジェット機を飛ばすなど緩和策を採っていますが、早めの予約をお勧めします。
個人的には荷物の積み降ろし作業で時間を食われているが遅延の原因だろうと推測しています。DHC-8-100は貨物スペースの作業性が非常に悪く、積載量が多いと時間を取られるようです。
[黒島の住民が船のダイヤ改善を申し入れ]
八重山諸島の黒島は石垣島からの船便がありますが、1日6往復程度と少ないのが現状です。特に昼間の黒島発は12時前の便のあとは16時台まで4時間以上時間が空き、不便なダイヤになっています。このため、黒島の住民から船会社各社に対し「船を増発して欲しい 増発が難しいならせめて時間を調整して長時間船便がない状態を解消して欲しい」との申し入れを行ったようです。
船会社側からは「増発は難しいかも知れないが、ダイヤのやりくりは考えたい」との前向きな回答があったようです。
私は昨年2回黒島を訪れていますが、船のダイヤを考えると12時前の便で石垣に帰るしかなく、惜しいなぁと思っていました。島民の生活のためにもダイヤ改善を行って欲しいと思います。
[スカイマークが那覇-宮古線の運休期間を短縮]
スカイマークが4月から運休を予告している那覇-宮古線について運休期間を1ヶ月短縮し6/1から再開させることを宮古島市などに申し入れた模様です。便数は休止前と同じ1日3往復とのこと。地元の要請に応じた、というのが理由だそうです。ただし利用が増えない場合には撤退することも合わせて申し入れているようです。
以前にも書きましたがこの路線ではJTAに搭乗率でダブルスコアを付けられているのが現状で、再開しても展望が開けるのか極めて疑問です。
かつて「エアトランセ」という航空会社がありまして、大手の撤退路線に商機ありと見て新規で就航させるものの根付かないまま短期で撤退、また何の脈略もなく別の路線に就航させるも短期間での撤退を繰り返していました。迷走を重ねて乗客の信頼を失ったエアトランセは挙げ句の果てに消えて行きましたが、最近のスカイマークは第二のエアトランセと化している気もします。