高見島移動運用メモ
[多度津町高見島]
高見島は備讃瀬戸に浮かぶ塩飽諸島の1つで、香川県仲多度郡多度津町に属します。
多度津町はJR四国の幹線である予讃線と土讃線の分岐点で、同社の工場もあるなど鉄道の町として発展してきました。少林寺拳法の総本山もあるそうです。
高見島は周囲4.2km。浦・里の集落があります。一時は千人を超える人口がありましたが、過疎化が進み全島の人口は40人台にまで減っています。学校も既に廃校となっており高齢化が進んでいます。お隣の佐柳島と並んで両墓制という珍しい墓制を守っています。遺体を埋葬する「埋め墓」と墓参用の「参り墓」の2つがあるそうです。
小規模な漁業程度しか産業はなく、これらについても衰退が著しいようです。
とはいえ過去に映画「男はつらいよ」のロケ地となったことがありますし、瀬戸内国際芸術祭2013の会場となることが決まりました。秋の期間のみとなりますが、それでも島の住民だけでは受け入れ体制が整わないため本土からのボランティアが中心になるようです。
[島内での運用]
港周辺になりそうです。
[島へのアクセス]
多度津港から三洋汽船のフェリーがあります。1日4往復で多度津から25分かかります。載せられる車は1便あたり2台のみとのことです。車を載せたい場合は三洋汽船の多度津営業所に電話して詳細を確認して下さい。
営業所の看板には「笠岡方面ゆき」とありますが、現在多度津-笠岡間は佐柳島本浦で乗り継ぎで、しかも毎週土曜日に1往復だけですのでご注意ください。
この他平日のみ「徳丸」という佐柳島長崎行きの渡海船があり、途中で高見島に立ち寄る模様です(詳細は徳丸の連絡先に電話してご確認下さい)。徳丸の多度津発は12時だったと思います。
[島内でのアクセス]
公共交通機関はありません。
[宿泊施設]
森田屋という宿が1軒あります。茶がゆが名物料理だそうです。昼食のみの利用も可能らしいので詳しくはお問い合わせ下さい。
[島内の店]
お店があるようですが品数が少ないため本土で調達してから渡島して下さい。この他郵便局があります。瀬戸内国際芸術祭に合わせて臨時で何かしらのお店を開設する構想もあるらしいです。
[注意点]
島の道路は軽自動車がようやく通れるだけの狭い道が多く、対向車にご注意ください。集落内には人やバイクしか通れない道もあり、しかも迷路のように入り組んでいて迷いやすいと思います。帰りに船に乗る際は時間に余裕をもって行動してください。
[おみやげ]
今のところ特に何もありません。