[元かめりあ丸乗組員に紅綬褒章]
昨年惜しまれつつ引退した東海汽船かめりあ丸の元乗組員(一同)に対し春の紅綬褒章が授与されました。これは2014年3月18日に発生したコンテナ船と貨物船の衝突事故で海中に投げ出された乗組員4名を救助した功績に対して与えられたものです。
元かめりあ丸の乗組員は現在東海汽船の各船に散り散りになって乗船しているそうですが、大きな名誉だと思います。
[四国汽船「なおしま」が就航]
香川郡直島町(直島)への船を運航している四国汽船で新造フェリー「なおしま」が就航しました。1,009t、通常速力12ノットのフェリーで、愛媛の藤原造船所で建造されています。直島の宮浦港にあるカボチャのオブジェでおなじみ草間彌生さんの作品みたいな赤い水玉模様が描かれています。これに伴い旧「なおしま(998t・1995年就航)」が引退することになりました。
なお四国汽船は直島を中心とした航路の会社で、高松から宇野や小豆島に向かう四国フェリーとは別の会社です。同じ藤原造船所製のフェリーを運航している上に高松では同じフェリー埠頭から発着しているため観光客の乗り間違いが起きているようですからご注意ください。
[ジャンボフェリーが再び値上げ]
神戸-小豆島-高松間のジャンボフェリーが8/1から運賃を改定します。繁忙期または深夜便に適用されていた割増料金(+300円)の取り扱いが見直され、繁忙期の深夜便については両方が適用され+600円となります。
従って
通常便の普通運賃 1,990円
繁忙期(深夜便を除く) 2,290円 繁忙期は夏休みの土日、お盆、3連休、年末年始など
深夜便(繁忙期除く) 2,290円
繁忙期の深夜便 2,590円
となります。共通利用券の場合も割増料金が別途必要となります。繁忙期の深夜便はかなりの値上げとなりますので、共通利用券(1枚あたり1,600円)など割引運賃を上手に利用した方がいいと思います。
[日本エアコミューターがATR-42を導入]
鹿児島空港からの離島便や伊丹-但馬線などを運航している日本エアコミューターがプロペラ機SAAB340の置き換えとしてATR42-600を8機導入することを決めました。36席から48席となり座席数が増加しますが、速度はSAAB340からほぼ変わらないため現在のダイヤを維持するものと思われます。
SAAB340はサーブ社のプロペラ機で1990年代に導入され性能が安定した機材ですが、サーブ社が倒産し後継機がないことからATR42に決まったようです。世界的に見ても40席前後のプロペラ機はこの機材がRACの導入するDHC-8-400の50席型しかなく、天草エアラインも同じATR42に変更します。天草と鹿児島は至近ですから整備の共通化によるコスト削減も期待できると思われます。
なお同じくSAAB340で運航している北海道エアシステムもいずれ置き換えとなるでしょうがこちらはまだ何も決まっていないようです。
昨年惜しまれつつ引退した東海汽船かめりあ丸の元乗組員(一同)に対し春の紅綬褒章が授与されました。これは2014年3月18日に発生したコンテナ船と貨物船の衝突事故で海中に投げ出された乗組員4名を救助した功績に対して与えられたものです。
元かめりあ丸の乗組員は現在東海汽船の各船に散り散りになって乗船しているそうですが、大きな名誉だと思います。
[四国汽船「なおしま」が就航]
香川郡直島町(直島)への船を運航している四国汽船で新造フェリー「なおしま」が就航しました。1,009t、通常速力12ノットのフェリーで、愛媛の藤原造船所で建造されています。直島の宮浦港にあるカボチャのオブジェでおなじみ草間彌生さんの作品みたいな赤い水玉模様が描かれています。これに伴い旧「なおしま(998t・1995年就航)」が引退することになりました。
なお四国汽船は直島を中心とした航路の会社で、高松から宇野や小豆島に向かう四国フェリーとは別の会社です。同じ藤原造船所製のフェリーを運航している上に高松では同じフェリー埠頭から発着しているため観光客の乗り間違いが起きているようですからご注意ください。
[ジャンボフェリーが再び値上げ]
神戸-小豆島-高松間のジャンボフェリーが8/1から運賃を改定します。繁忙期または深夜便に適用されていた割増料金(+300円)の取り扱いが見直され、繁忙期の深夜便については両方が適用され+600円となります。
従って
通常便の普通運賃 1,990円
繁忙期(深夜便を除く) 2,290円 繁忙期は夏休みの土日、お盆、3連休、年末年始など
深夜便(繁忙期除く) 2,290円
繁忙期の深夜便 2,590円
となります。共通利用券の場合も割増料金が別途必要となります。繁忙期の深夜便はかなりの値上げとなりますので、共通利用券(1枚あたり1,600円)など割引運賃を上手に利用した方がいいと思います。
[日本エアコミューターがATR-42を導入]
鹿児島空港からの離島便や伊丹-但馬線などを運航している日本エアコミューターがプロペラ機SAAB340の置き換えとしてATR42-600を8機導入することを決めました。36席から48席となり座席数が増加しますが、速度はSAAB340からほぼ変わらないため現在のダイヤを維持するものと思われます。
SAAB340はサーブ社のプロペラ機で1990年代に導入され性能が安定した機材ですが、サーブ社が倒産し後継機がないことからATR42に決まったようです。世界的に見ても40席前後のプロペラ機はこの機材がRACの導入するDHC-8-400の50席型しかなく、天草エアラインも同じATR42に変更します。天草と鹿児島は至近ですから整備の共通化によるコスト削減も期待できると思われます。
なお同じくSAAB340で運航している北海道エアシステムもいずれ置き換えとなるでしょうがこちらはまだ何も決まっていないようです。