JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

今度は灯台アワードが登場

2018-04-08 | シャック便り
1月よりいくつかのアワードが登場しましたが、今度は「灯台アワード」が出てきたようです。運営と発行は「日本の灯台150周年記念アワード実行委員会」だそうです。


実行委員会が選んだ300の灯台の所在する市区町村とQSOするもので、期間は2018/04/01~2019/03/31だそうです。対象となる灯台は1998年に海上保安庁が公募の上選定した「日本の灯台50選」がベースになっているようです。


他のアワードが対象地リストをExcelベースでしか出していないのに対し、誰でも読めるようpdfで出しているのはいいことだと思います。Excelベースはそのまま申請フォームになるかも知れませんが、スマホやタブレットでも読み出しやすいpdfのリストも一緒に掲載して欲しいと思います。


一方でこのアワード、以下の点はどうなのかな、と思います。
・運営が「日本の灯台150周年記念アワード実行委員会」というはっきりしない組織になっている。せめて代表者のコールサイン等は明記すべきだと思います。しかも連絡はGmailのみとなっており掲示板等はありません(サイトも無料ホームページのfc2)。Gmailはプロバイダーによってはメールが文字化けしたり不通になることがあるので唯一の連絡手段としては心許ないです。

・選定基準が300箇所ありきになっている。中には防波堤灯台(大抵の港にあります)がリスト入りしていますが、「なぜこの港の灯台が載っていてこの港の灯台が載っていないのか」といった話になりかねません。

・リストや申請書に誤りや誤字が多い。現在も申請書に「チャックを入れてください」とあるし、リストにも「南種子島町(正しくは南種子町)」など誤りが見受けられます。

・「海なし県」は蚊帳の外になってしまう。海なし県でも滋賀県は琵琶湖があるので灯台があるのではないかと思いますが、1つくらいはリストに載せてあげてもよかったのではないかと思います。


どうも「委員会を名乗る個人が1月から立ち上がった先行アワードの人気が伸びてないのでバタバタと始めました」感が強いです。アワードにせよコンテストにせよ「立ち上げました、あとは皆さん頑張ってね」ではダメで、いかに運営側が積極的にQRVして盛り上げるかが成功の鍵じゃないかな、と思います。
コメント
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