JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

香川移動運用報告②

2019-07-09 | 移動運用結果報告
7/6(土)神戸→高松→直島→高松
朝一番の高速バスで神戸から高松に向かいます。4社連合とフットバスの競合路線で、先月双方が値上げし片道3,900円となりました。もちろん往復割引にしているとはいえ高くなってきましたね。

高松に一番早く着くのは4社連合の三宮7時5分発・高松9時57分着ですからこちらを利用します。この便は西日本JRバスの担当で車内はよくある4列シートです。10時前に高松に着くため便利で座席は7割ほど埋まっています。

淡路島の緑PAで休憩し四国に入ります。高松道の4車線化で最高速度が引き上げられており本線上にある高速志度や大内などを通過すれば早着できます。お客が多いのでいくつ通過できるかで到着時間が決まってきます。今日は事情があってなるべく通過して欲しいのですが・・・通過できたのは鳴門西と大内だけ。しかも乗車券を事前購入していない現金払いの高齢者が続くので一時は10分あった貯金を使う方向です。

「ネット分かりません」「コンビニ払いは操作が分かりません」と繰り返すばかりでチャレンジすらやらない高齢乗客を切り捨てる訳にも行かないのでしょうが、満席で乗車を断ると苦情が出るし現金払いだと時間がかかり遅れにつながるしでバス会社は今後どうすべきか悩ましいでしょうね。

高松中央ICを出た時点で7分の早着です。しかしながら今日明日とサンポート高松トライアスロン大会があり、バスの走る中央通りが交通規制で通れず琴電瓦町駅前のフェリー通りに迂回するそうです。

交通規制中はフェリー通りをバス優先にするとのことでしたが全然守られずスピードが上がりません。

貯金を使い果たしただけでなく大幅に遅れ10時10分に高松駅前到着。もはや10時14分発の直島行きに乗ることはできません。あーあ。


ひとまず駅のコインロッカーに使わない荷物を預けておきます。確か四国汽船の次便は11時台(11時30分)に高速船があったはずです。時間があるので先にうどんにしましょう。

高松築港駅近くの「岡じま」です。岡じまは釜揚げうどんを名物にしているセルフ店で、丸亀に本店があり多度津と高松にもお店があります。特注の小麦粉を使った自家製麺をアピールしています。

さすがにこの時期釜揚げうどんは汗だくになるので「冷かけうどん」にしました。かけうどんの冷たい版です。ぶっかけうどんの冷やしとの違いはダシで、冷かけの方があっさりした味になっています。天ぷらは定番の竹輪と最近置いている店が多くなったタケノコです。甘くて歯ごたえがあるのでおいしいです。


うどんを味わって四国汽船の乗り場へ。フェリーと高速船で乗り場が違っており高速船は女木島行きなどと同じ場所です。

次の四国汽船は11時30分発。小一時間待つことになります。さてどうするべきか・・・と思ったら目に入ったのがこちら。

豊島フェリーの「まりんなつ」です。次の便は直島本村経由の豊島家浦行きです。出航は5分後の10時45分。高松から「まりんなつ」で本村に行けば宮浦行きのバスがあったはずです。頭の中でルートがつながりました。窓口で聞いたらまだ間に合うとのことです。「まりんなつ」の乗船券を買いました。まさに「渡りに船」ですね。

豊島フェリーは高松-豊島(家浦)間を結んでいる定期船業者です。一部は直島本村に立ち寄っており、「アートライン」という愛称を付けています。フェリーも持っているのですがチャーター運航のみとしており、定期運航しているのは旅客船のみです。

備讃瀬戸には宇野-豊島(家浦・唐櫃)-小豆島土庄を結ぶ「小豆島豊島フェリー」という四国フェリー系の会社もあってややこしいです。豊島フェリーの方は高松から豊島までダイレクトに結んでいますし、直島本村-高松の便はこの豊島フェリーのみです(四国汽船の旅客船は宇野または豊島方面行きのみ)。覚えておくと意外使えると思います。

船は「まりんなつ1号」です。2001年に熊本県の長浜造船所で建造された17t・航海速力20ノットの船です。元は長崎県の上五島町の町営船「第十八わかしお」だったと言われています。

豊島フェリーは他にも様々な来歴の船が集まっていますが芸術祭など多客期以外は「まりんなつ1号」だけで運航しているため滅多に乗れない欠点があります。

30分で直島本村港に到着。私は宮浦は何度も行ってますがこちらは初めてです。狭い道と密集した建物は漁村ならではですね。役場も本村側にありますが本村港に大型船を着けられないため反対側の宮浦が直島の玄関口となりました。

こちらにもアート作品があります。船の待合室になっています。

本村港の目の前には向島(JIA:36-119)があります。泳いでも渡れそうな距離にありますが定期船がありません。向島の人たちは自家用船で本村まで往復するそうです。少なくともこの数年誰も向島からQRVしていないので出たらパイルになりそうですが船を出してくれるつてがありません。どなたかつてがある方がいましたらご連絡ください。

本村から宮浦までは直島町営バスが1時間に2本程度あります。運賃はどこまで行っても100円です。

特に本村の集落内は道幅が非常に狭いため小型車でないと入れず、芸術祭になると積み残しが出てしまいます。そういう場合は臨時便を出して対応しているみたいです。バスは幸い空いていて乗れました。10分ほどで宮浦港に到着。

おなじみ赤カボチャが見えてます。


いつもの場所で設営です。

今日は到着が遅れましたので21MHzのみ張ってスタートです。

ちょっとでも頑張らないといけませんが、今年はオープンしやすい8エリアですら開き方が鈍いですよね。大票田の1エリアが安定して開かないとなかなか伸びないです。

12時前にようやく本日の移動運用がスタートできます。ちょうど宮浦港に高松11時30分発の四国汽船の高速船が到着しました。20分ほど早くスタートできたことになります。

が・・・21MHzを聞いても何も聞こえません。ノイズは聞こえており故障はしてないため非常にCondxが悪いようです。CQを出しても反応がなく、VFOを回しても他局が聞こえてきません。これじゃ頑張って直島来た意味がないですよね・・・

CQを繰り返していたら九州が開いてきました。しかしながら広がりがなく散発的です。

50MHzもダメで、井原市の移動局が聞こえていた程度です。こちらは21MHzのダイポールで呼んだら取ってもらえました。

13時を回ると全くダメ。他局が聞こえず呼んでも叫んでもダメです。終了予定の13時45分になったので片付けましょう。またしても全然ダメでした。


歩いて宮浦港に戻りましょう。待合所の中は観光協会が案内所の他にお店を出しており、お土産や冷たい物を売っており活気があります。直島銘菓「あかがね饅頭」と暑かったので冷たいものでも買っておきましょうか。

14時20分発は「あさひ」です。昨年3月に内覧会で見てきた新しい「あさひ」です。内覧会は宮浦港に係船して行われましたから実際の航海はこれが初めてです。

「あさひ」の船内は落ち着いており「なおしま」と比べてもさらに洗練されています。涼しい船内で寝てましたhi


高松に到着。コインロッカーの荷物を取り出し瓦町に向かいます。最近は琴電の電車より運賃の安い琴電バスに乗ることが多いです。ただ瓦町駅を経由する系統がたくさんあり、次の瓦町行きがどの乗り場から出るのか分かりにくいのが玉に瑕です。

宿に荷物を下ろします。だいぶ楽になりました。

高松駅のスーパー「エースワン」に続き瓦町FLAGに入っていたスーパー「新鮮市場きむら」も6月で閉店してしまいました。全然といっていいほどお客が入ってなく無理だろうなと思っていましたが案の定でした。マルナカ田町店は健在ですからこちらで半生うどんと明日の飲み物の買い物をしたら夕食にします。

しんぺいうどん」でクルミぶっかけうどんです。鳥天が2枚も乗っていて意外とボリュームがありました。


お腹を満たしたのでお目当てのシャムロックで飲んでみます。来週お店の10周年イベントをやるそうですが・・・山笠で福岡です(涙)10周年のイベントは1万円飲み放題をやるそうで、既に飲み放題に回すボトルを整理したとのこと。中には30年物もあるとか。

マスターに好みを覚えてもらったのでお任せでキルホーマンやスプリングバンクが出てきます。「出すウイスキーにストーリーを持たせながらお客さんの好みや1回当たりの予算を頭に入れつつ出しているんですよ」とのことで、高価なウイスキーは10mlでも出せるようにしているそうです。今回25年物のスプリングバンクを10mlで出してもらえましたが、確かに十二分に満喫できました(通常の30mlなら数千円でしょう)。こんなに芳醇なスプリングバンクは飲んだことがないです。

こうしてマスターとスコッチ談義をしながら飲むお客もいればサントリーの酒ばかり頼んでいる2人連れの客とかもいて面白いですね。私はこういうバーでサントリーのウイスキーを頼むことは一切ありませんし、あれだけ大山崎に行っているのに蒸留所に行ったことは1回もないです。山崎駅前のエトルタのパンはずっと買っているのにhi

最近福岡などでもシャムロックの名前を聞くことがあります。10年頑張って全国的に知られるようになったのでしょうね。これからもスコッチの魅力を伝えてくれるお店であって欲しいと思っています。

気持ちよく宿に帰り着き明日に備えます。


本日は21MHzで6局、50MHzで1局の計7局でした。ありがとうございました。直島のハイバンド、毎回この状態ですね(涙)
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