JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

「浄土宗京都教区 寺院特別大公開」を見てきました②

2023-10-12 | 御朱印めぐり
「浄土宗京都教区 寺院特別大公開」の続きです。

七条大宮から206番のバスに乗って千本出水まで。

千本出水のお寺の中で残っていた華光寺にお参りします。

1582年に妙顕寺の12世日堯が隠居所として創建した日蓮宗のお寺です。豊臣秀吉が伏見城に安置していた毘沙門天像を寄進し、毘沙門天の寺として信仰を集めます。

秀吉手植えの松という「時雨松」があり、晴れの日も枝からしずくを落としたとされますが、残念ながら大正年間に枯れてしまったそうです。

華光寺の御首題です。


いよいよ浄土宗寺院特別大公開の対象のお寺に行きましょう。千本中立売近くの國生寺です。

今回からロゴが決められ、これまでの小坊主さんの旗に加えてのぼりも立てられていますので目印になると思います。

國生寺は1554年に法山直然が創建したという資料がありますが、ご住職の話では江戸初期に織田家が創建に関わったとのことでした。1663年に現在地に移転しており、その際に織田家が何らか関わった可能性もあります。織田家は信包や信高などの子孫が江戸時代も残っており、それらの誰かだと思われます。

本堂は近年鉄筋コンクリートに建て替えられ、本尊の阿弥陀如来像は2階に安置されています。はっきりしたことは分からないものの鎌倉期の特徴があるとのこと。火災や浸水の心配が減るので安心だと思います。

國生寺の御朱印です。


ご住職と話をしていると同じ日に公開している三条大宮の三宝寺の涅槃図をおすすめされました。せっかくなので行ってみましょう。
続きます。
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