2024年の夏ダイヤが各社から公開されました。概要をかいつまんでご紹介します。
[JAL]
新規就航路線はありませんが、北海道への旺盛な需要に応えるため羽田-新千歳が1往復増便されます。また夏場期間の伊丹-新千歳も1往復の期間増便となります。一方羽田-北九州が1往復減便されます。1/2に最新鋭のA350-900型機が海上保安庁の飛行機と衝突し全損しましたが、予備機のやり繰りで影響はない見込みです。
変化が大きいのがRACの沖縄路線で、長年「午後便」と呼ばれてきた那覇-北大東-南大東-那覇(日によって逆ルート)の三角運航が8/1より解消され、那覇-南大東が2便、那覇-北大東が1便と系統分離されます。これに伴い「日本一短い航空路線」とされる南大東-北大東は運休となります。
また那覇-久米島にジェットフォイルが就航することから競合する久米島線を1往復減便、宮古-石垣は2便+特定日のみ1便になります。
[全日空]
新規就航路線はなく、幹線である羽田-伊丹、-新千歳、-福岡をそれぞれ増便しています。羽田-伊丹線を増便強化するのは非常に珍しく、1日12往復を14もしくは15往復にしています。また山口宇部も1往復増便されます。
一方で羽田発の地方路線のうち、広島を減便、さらに秋田・庄内・岡山・高松・大分・熊本などを期間を区切って減便し、幹線の輸送力を捻出しています。
地方路線は期間運航や期間増便が中心で大きな変更はありません。
[フジドリームエアラインズ]
フジドリームエアラインズが3/31から名古屋中部-出雲を新規就航、さらに1/9より運休した静岡-出雲線を復活させます。いずれも1日1往復で、名古屋小牧-出雲線も維持されることから名古屋からは3往復となります。
一方で神戸-高知線をGWとお盆のみ運航しその後運休する予定です。また最も古い4号機が3月で退役し15機体制となります。
大手2社が幹線へ機材を集中させる姿勢を見せたのが今回の特徴で、一方で北陸新幹線の金沢-敦賀間開業に伴う小松線の減便は行われないことからこちらは影響がないと見ているのでしょう。またRACが大きくダイヤを変更してきたことは意外で、実際どれだけ需要があるか分かりませんが北大東-南大東間は今後定期船「だいとう」が唯一の手段となります。
[JAL]
新規就航路線はありませんが、北海道への旺盛な需要に応えるため羽田-新千歳が1往復増便されます。また夏場期間の伊丹-新千歳も1往復の期間増便となります。一方羽田-北九州が1往復減便されます。1/2に最新鋭のA350-900型機が海上保安庁の飛行機と衝突し全損しましたが、予備機のやり繰りで影響はない見込みです。
変化が大きいのがRACの沖縄路線で、長年「午後便」と呼ばれてきた那覇-北大東-南大東-那覇(日によって逆ルート)の三角運航が8/1より解消され、那覇-南大東が2便、那覇-北大東が1便と系統分離されます。これに伴い「日本一短い航空路線」とされる南大東-北大東は運休となります。
また那覇-久米島にジェットフォイルが就航することから競合する久米島線を1往復減便、宮古-石垣は2便+特定日のみ1便になります。
[全日空]
新規就航路線はなく、幹線である羽田-伊丹、-新千歳、-福岡をそれぞれ増便しています。羽田-伊丹線を増便強化するのは非常に珍しく、1日12往復を14もしくは15往復にしています。また山口宇部も1往復増便されます。
一方で羽田発の地方路線のうち、広島を減便、さらに秋田・庄内・岡山・高松・大分・熊本などを期間を区切って減便し、幹線の輸送力を捻出しています。
地方路線は期間運航や期間増便が中心で大きな変更はありません。
[フジドリームエアラインズ]
フジドリームエアラインズが3/31から名古屋中部-出雲を新規就航、さらに1/9より運休した静岡-出雲線を復活させます。いずれも1日1往復で、名古屋小牧-出雲線も維持されることから名古屋からは3往復となります。
一方で神戸-高知線をGWとお盆のみ運航しその後運休する予定です。また最も古い4号機が3月で退役し15機体制となります。
大手2社が幹線へ機材を集中させる姿勢を見せたのが今回の特徴で、一方で北陸新幹線の金沢-敦賀間開業に伴う小松線の減便は行われないことからこちらは影響がないと見ているのでしょう。またRACが大きくダイヤを変更してきたことは意外で、実際どれだけ需要があるか分かりませんが北大東-南大東間は今後定期船「だいとう」が唯一の手段となります。