第一電波より8月の新製品の予告が出ています。詳細はこちら。8月初旬出荷予定だそうで、恐らくハムフェアでもお披露目されるのでしょうね。
AZ910
50MHz短縮1/4λ(ただし51~52MHzのみ)、144MHz1/2λ、430MHz5/8λ2段のホイップで、全長は約1mだそうです。よくある全長1mで144が1/2λ、430が5/8λ2段のノンラジアルホイップに50MHzでの同調を付加させたものでしょう。
ただ問題はこの50MHzの対応で、アースが必要ですからベランダアンテナとしては使うことができないという訳です。さらに同調するのは51~52MHzのみでFMでしか使えない(例えば50.250に調整点を持って行くことができない)という何とも中途半端な製品です。
現状ほとんど使われていない50MHzのFMに対応させてもどれだけの方が「買いたい」とか「魅力的」と思うでしょうか。もっとも50.250とかに調整できても1mのエレメント長では十分な性能が出せるとはいえず、商品の企画意図が今ひとつ見えてきません。1mクラスのモービルホイップなんてその性能の限界が知れているわけで、今更再設計して新製品を出しても開発費をペイできるだけの売上げが出るのかなと思います。
DL50N
DL30Nの後継となるダミーロードです。
抵抗の改良により30Nの500MHzまでから1500MHzまで使用できるようにしたとのことです。コネクタはN-Pですからまずまずの設計だと思います。DL50Nの登場によりDL30Nは廃盤となるそうです。