真保裕一著「ホワイトアウト」を読了。
吉川英治文学新人賞受賞、このミステリーがすごい!で国内部門1位など、かなり好評だったので、文庫化されているのを知って買い、読みました。
でも、ちょっと期待外れでした。山とか、この類のサスペンス小説が好きな人にはよいのでしょうが、私には何かいまひとつ響くものがありませんでした。
最初の三分の一くらいは興味をもって面白く読めたのですが、それからが長く、雪深い場所の寒さや困難さの描写が延々と続き、あーこれって映画で見たほうが楽しめるだろうなあと思いました(映画化されてヒットしたそうです)。文章が硬質というか、私には合わなかったです。最後の三分の一は、あらすじがわかる程度に読み飛ばしてしまいました。
内容は、冬の雪深いダムの水力発電所を武装した一団が占拠し、アクセスができる唯一のトンネルも爆破されて通れなくなり、雄大なダムを擁した発電所施設で、武装一団と人質になった人々(特にたまたま訪問していた女性)、そしてダイハードぶりの活躍を見せる発電所の職員(富樫)、なかなか対策のとれない警察が織り成すサスペンス&アドベンチャー小説です。
良い点は、最初の「十一月 奥遠和」の章はとても良かったです。これは、この事件の以前の出来事で、この本の主人公といえる富樫が遭難者救助に同僚と出かけ、ホワイトアウトに見舞われるものです。この章は、読みごたえがあり、じっくりと読みました。
もしかしたら、私は、山や雪の経験がほとんどないので、共感、実感の部分で弱い部分があって楽しめなかったのかなとも思いました。
体調は良好です。ちょっと疲れたというか、ぼーっとする感じがするのはHbが低いせいかな。
吉川英治文学新人賞受賞、このミステリーがすごい!で国内部門1位など、かなり好評だったので、文庫化されているのを知って買い、読みました。
でも、ちょっと期待外れでした。山とか、この類のサスペンス小説が好きな人にはよいのでしょうが、私には何かいまひとつ響くものがありませんでした。
最初の三分の一くらいは興味をもって面白く読めたのですが、それからが長く、雪深い場所の寒さや困難さの描写が延々と続き、あーこれって映画で見たほうが楽しめるだろうなあと思いました(映画化されてヒットしたそうです)。文章が硬質というか、私には合わなかったです。最後の三分の一は、あらすじがわかる程度に読み飛ばしてしまいました。
内容は、冬の雪深いダムの水力発電所を武装した一団が占拠し、アクセスができる唯一のトンネルも爆破されて通れなくなり、雄大なダムを擁した発電所施設で、武装一団と人質になった人々(特にたまたま訪問していた女性)、そしてダイハードぶりの活躍を見せる発電所の職員(富樫)、なかなか対策のとれない警察が織り成すサスペンス&アドベンチャー小説です。
良い点は、最初の「十一月 奥遠和」の章はとても良かったです。これは、この事件の以前の出来事で、この本の主人公といえる富樫が遭難者救助に同僚と出かけ、ホワイトアウトに見舞われるものです。この章は、読みごたえがあり、じっくりと読みました。
もしかしたら、私は、山や雪の経験がほとんどないので、共感、実感の部分で弱い部分があって楽しめなかったのかなとも思いました。
体調は良好です。ちょっと疲れたというか、ぼーっとする感じがするのはHbが低いせいかな。