冲方丁著「天地明察」を読了。
文庫本の上下巻でしたが、面白く、軽快な調子で話が進み、楽しく読めました。
時代小説、歴史小説は読まなかったのですが、「蒼穹の昴」を読んだことから、歴史に題材をとった小説が面白いことを知り、最近この分野にも手を出しています。
この本は、吉川英治文学新人賞、本屋大賞も受賞しています。映画にもなっているようですね。
内容は、囲碁棋士の家に生まれた渋川春海が、生涯の大半をかけて、改暦に尽力するさまを描いています。日本史に疎い私でも名前を聞いたことがある、水戸光圀、本因坊家、関孝和、保科正之などが登場します。
特に、保科正之が、この本を読んで、どれほど傑出した人物であったかがよく理解できました。会津藩主で、江戸幕府の行った改革の創案者であったのですね。
軽快な筆致は好き嫌いがあるかもしれませんが、私は好きでした。なんか読んでいると、アニメのシーンが浮かぶようでした。
ちゃんと恋愛の伏線もあり、読後感はとても爽やかです。
読んでよかったなと思える一冊でした。
体調は良好です。夜も寝室が29.5度。西日が当たるからでしょうね。ちょっと暑すぎです。
文庫本の上下巻でしたが、面白く、軽快な調子で話が進み、楽しく読めました。
時代小説、歴史小説は読まなかったのですが、「蒼穹の昴」を読んだことから、歴史に題材をとった小説が面白いことを知り、最近この分野にも手を出しています。
この本は、吉川英治文学新人賞、本屋大賞も受賞しています。映画にもなっているようですね。
内容は、囲碁棋士の家に生まれた渋川春海が、生涯の大半をかけて、改暦に尽力するさまを描いています。日本史に疎い私でも名前を聞いたことがある、水戸光圀、本因坊家、関孝和、保科正之などが登場します。
特に、保科正之が、この本を読んで、どれほど傑出した人物であったかがよく理解できました。会津藩主で、江戸幕府の行った改革の創案者であったのですね。
軽快な筆致は好き嫌いがあるかもしれませんが、私は好きでした。なんか読んでいると、アニメのシーンが浮かぶようでした。
ちゃんと恋愛の伏線もあり、読後感はとても爽やかです。
読んでよかったなと思える一冊でした。
体調は良好です。夜も寝室が29.5度。西日が当たるからでしょうね。ちょっと暑すぎです。