Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:ロイヤル・コンセルトヘバウ管弦楽団@Concertgebouw(アムステルダム)

2014-01-30 22:37:54 | Concert
アムステルダムのコンセルトヘバウを本拠地とするロイヤル・コンセルトヘバウ管弦楽団(RCO、Koninklijk concertgebouworkest)を聞きに行きました。
夜20時15分の開演です。早めについたので、ホワイエで紅茶とクッキー(写真)でひと休み。
今回は、バルコニーの後方の角でした。窓口でこのチケットを買ったとき、販売員さんが「見やすい席ですよ」と言われたとおり、舞台と一階客席が見渡せる場所で、音も十分良かったです。
プログラムは、
ショスタコーヴィチ  チェロ協奏曲第一番 in Es, op. 107
シューベルト  交響曲第九番 in C, D 944 'Grote'
でした。
指揮者はSemyon Bychkov(セミヨン・ビシュコフ)で、チェリストはGautier Capuçon(ゴーティエ・カピュソン)。
ゴーティエ・カピュソンは30代前半のカッコイイ感じの現代風のチェリストですが、ショスタコーヴィチは骨太な音で、響いてくる音色でした。この協奏曲、チェロの低くて太い音がバシッと鳴って、心をえぐるような感じの部分があり、興味深い曲です。音に身体を預けて聞いていると、時間が流れていき、終わりになってしまい、もっと聞いていたいなあと思いました。
休憩後は、シューベルト。この交響曲は長めで、1時間くらいあります。コンセルトヘバウの暖かいまろやかな音を楽しみました。ソロのクラリネットやホルンも良かったです。
このコンサートでは、バルコニー正面席あたりに、以前にオランダの大臣をつとめたことのある政治家を何人か見かけました。
話は変わりますが、今シーズンからチケットがかなり高くなっています。以前は、ランク1の席がいちばん高かったのですが、ランク1プラスの席ができました。今日のコンサートの場合、1プラスだと75ユーロです。ちなみに、私の席はランク2で40ユーロでした。
ときどきスポンサーがついているコンサートがあり、そういうのはお手頃な料金設定です。
体調は良好です。