ワーグナーのローエングリン(Lohengrin)を聞きにアムステルダムのコンセルトヘバウへ。
オーケストラがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で、指揮がアンドリス・ネルソンスと言ったら、見逃す訳にはいきません。と思ったのですが、アンドリス・ネルソンスが肩の怪我のため出れなくなり、指揮はSir Mark Elder(マーク・エルダー)に変更になりました。結果的には、このオペラ経験豊富な指揮者が素晴らしい音楽を奏でてくれました。
歌手は、
Falk Struckmann - bas, Heinrich der Vogler
Klaus Florian Vogt - tenor, Lohengrin
Camilla Nylund - sopraan, Elsa von Brabant
Evgeny Nikitin - bas, Friedrich von Telramund
Katarina Dalayman - sopraan, Ortrud
Samuel Youn - bas-bariton, Heerrufer des Königs
で、他に二つの大人数の合唱団が加わります。
オペラのように劇がメインではないのですが、それでもそれなりに動きがあり、舞台の左右や、バルコニー席などいろいろ使い、ストーリーがわかりやすいように工夫されていました。
ローエングリン役のKlaus Florian Vogtが素晴らしかった。素敵な声と声量、堂々たるローエングリンでした。
バスのFalk Struckmannも響く低い声で、ハインリヒ公役を威厳深く演じ、よかったです。
悪役の女性を演じるKatarina Dalaymanも、怨念がこもった感じが震えるビブラートで感じられ、迫力がありました。
コーラスも何十人といるのですごく重厚ででした。
マジカルな空間を感じ、ローエングリンの世界に没頭できました。と書きたいところですが、もちろんワーグナーなので言語はドイツ語。ドイツ語はわからないので、上のほうにでる字幕を読みたいのですが、二階のバルコニーの後ろのほうの席だったので、目が良くないわたしにはすごく読みづらかったのです。すごく目を凝らさないと読めない。だいたいストーリーは知っていたので、筋は追えるのですが、やはり今何を言って歌っているのか知ったほうが、歌手の感情表現をより感じられるというものです。このことが少し残念でしたが、それでも充分楽しめました。
幕間ごとに拍手とブラボーの声、全部が終わるとまた拍手とブラボーの嵐、10分以上鳴りやみませんでした。
観客はすごく満足していたようです。その後、新聞の批評などもでましたが、満点の5つ星でした。
午後4時に始まり、9時に終わる長丁場、休憩が幕間に2回ありました。いつもは飲み物とクッキーくらいしかないのですが、今回は特別にスープやサンドイッチも売っていました。
今年最後のコンセルトヘバウ訪問はとても良いもので締めくくることができました。
体調は良好です。
オーケストラがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で、指揮がアンドリス・ネルソンスと言ったら、見逃す訳にはいきません。と思ったのですが、アンドリス・ネルソンスが肩の怪我のため出れなくなり、指揮はSir Mark Elder(マーク・エルダー)に変更になりました。結果的には、このオペラ経験豊富な指揮者が素晴らしい音楽を奏でてくれました。
歌手は、
Falk Struckmann - bas, Heinrich der Vogler
Klaus Florian Vogt - tenor, Lohengrin
Camilla Nylund - sopraan, Elsa von Brabant
Evgeny Nikitin - bas, Friedrich von Telramund
Katarina Dalayman - sopraan, Ortrud
Samuel Youn - bas-bariton, Heerrufer des Königs
で、他に二つの大人数の合唱団が加わります。
オペラのように劇がメインではないのですが、それでもそれなりに動きがあり、舞台の左右や、バルコニー席などいろいろ使い、ストーリーがわかりやすいように工夫されていました。
ローエングリン役のKlaus Florian Vogtが素晴らしかった。素敵な声と声量、堂々たるローエングリンでした。
バスのFalk Struckmannも響く低い声で、ハインリヒ公役を威厳深く演じ、よかったです。
悪役の女性を演じるKatarina Dalaymanも、怨念がこもった感じが震えるビブラートで感じられ、迫力がありました。
コーラスも何十人といるのですごく重厚ででした。
マジカルな空間を感じ、ローエングリンの世界に没頭できました。と書きたいところですが、もちろんワーグナーなので言語はドイツ語。ドイツ語はわからないので、上のほうにでる字幕を読みたいのですが、二階のバルコニーの後ろのほうの席だったので、目が良くないわたしにはすごく読みづらかったのです。すごく目を凝らさないと読めない。だいたいストーリーは知っていたので、筋は追えるのですが、やはり今何を言って歌っているのか知ったほうが、歌手の感情表現をより感じられるというものです。このことが少し残念でしたが、それでも充分楽しめました。
幕間ごとに拍手とブラボーの声、全部が終わるとまた拍手とブラボーの嵐、10分以上鳴りやみませんでした。
観客はすごく満足していたようです。その後、新聞の批評などもでましたが、満点の5つ星でした。
午後4時に始まり、9時に終わる長丁場、休憩が幕間に2回ありました。いつもは飲み物とクッキーくらいしかないのですが、今回は特別にスープやサンドイッチも売っていました。
今年最後のコンセルトヘバウ訪問はとても良いもので締めくくることができました。
体調は良好です。
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