日曜日、アムステルダムのStadsschouwburg(市劇場)にToneelgroep Amsterdamの「The Fountainhead」という演劇を見に行きました。Toneelgroep Amsterdamというのはアムステルダムにある劇団で、世界的に有名なIvo Van Hove(イヴォ・ヴァン・ホーヴェ)が芸術監督をしています。
今回の「The Fountainhead」もイヴォ・ヴァン・ホーヴェの監督作品です。以前に彼の作品「Kings of War」を見たことがあります。「Kings of War」も長い作品ですが、今回も開始が午後4時で休憩をはさんで終わったのが午後8時15分という長いものでした。
また、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ作品の特徴でもありますが、舞台の一部に液晶スクリーンがあってそこにライブ映像が映し出されます。今回は、建築家の設計スケッチや、役者の演技を上方から映した映像などが流れます。舞台は通常観客側からの視点しかないですが、そこに生のカメラ映像をスクリーンに映すことで複数の視点が得られます。
ストーリーは、Ayn Rand(アイン・ランド)というロシア系アメリカ人の小説家が1943年に出版したベストセラー小説『The Fountainhead(水源)』が原作です。自分の独創的な建築に固執して理想を曲げないために建築家として成功できない主人公のハワード・ロークと、商業主義におもねて言われるままに建築デザインを信念なく変え建築家として名声を得るピーター・キーティングを中心に、就職先の大手建築会社の経営者の娘ドミニクとの恋愛も絡んで、その人生の顛末が描かれます。
理想をつらぬく個人主義か、大衆の意見を聞き実際には二流のものを作り続ける成功者かという選択の問題がテーマです。
俳優は、主役のハワード役がRamsey Nasr、ドミニク役はHalina Reijnでした。この二人がヌード姿で現れるシーンがあり、ほんとうに真っ裸だったのでびっくりしました。
テーマは主人公に同意できるかちょっと疑問でしたが、演劇としては面白かったです。また音楽は舞台奥で演奏されていて、よい演出でした。
この劇が始まる前に、建物内の別の場所で、このアムステルダム市劇場のあるモザイク画「Gysbreght van Aemstel」に関する短編フィルムが上映されていたので見ました。
今回の「The Fountainhead」もイヴォ・ヴァン・ホーヴェの監督作品です。以前に彼の作品「Kings of War」を見たことがあります。「Kings of War」も長い作品ですが、今回も開始が午後4時で休憩をはさんで終わったのが午後8時15分という長いものでした。
また、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ作品の特徴でもありますが、舞台の一部に液晶スクリーンがあってそこにライブ映像が映し出されます。今回は、建築家の設計スケッチや、役者の演技を上方から映した映像などが流れます。舞台は通常観客側からの視点しかないですが、そこに生のカメラ映像をスクリーンに映すことで複数の視点が得られます。
ストーリーは、Ayn Rand(アイン・ランド)というロシア系アメリカ人の小説家が1943年に出版したベストセラー小説『The Fountainhead(水源)』が原作です。自分の独創的な建築に固執して理想を曲げないために建築家として成功できない主人公のハワード・ロークと、商業主義におもねて言われるままに建築デザインを信念なく変え建築家として名声を得るピーター・キーティングを中心に、就職先の大手建築会社の経営者の娘ドミニクとの恋愛も絡んで、その人生の顛末が描かれます。
理想をつらぬく個人主義か、大衆の意見を聞き実際には二流のものを作り続ける成功者かという選択の問題がテーマです。
俳優は、主役のハワード役がRamsey Nasr、ドミニク役はHalina Reijnでした。この二人がヌード姿で現れるシーンがあり、ほんとうに真っ裸だったのでびっくりしました。
テーマは主人公に同意できるかちょっと疑問でしたが、演劇としては面白かったです。また音楽は舞台奥で演奏されていて、よい演出でした。
この劇が始まる前に、建物内の別の場所で、このアムステルダム市劇場のあるモザイク画「Gysbreght van Aemstel」に関する短編フィルムが上映されていたので見ました。
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