Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:ジェイムズ・エーネス&トロント交響楽団 @コンセルトヘバウ(Aamsterdam)

2014-08-18 11:05:33 | Concert
アムステルダムのコンセルトヘバウにクラッシクコンサートを聴きに行ってきました。
いつもの駐車場が混んでいて待たなくてはいけなかったので、間に合うか少しはらはらしたけれど、何とか大丈夫でした。
今日は、カナダのヴァイオリニストのジェームズ・エーネス(James Ehnes)とトロント交響楽団(Toronto Symphony Orchestra)の共演です。指揮はピーター・ウンジャン(Peter Oundjian)。皆が同郷(カナダ)で、すごく仲が良い感じで、暖かな雰囲気がありました。
プログラムは、
Vaughan Williams - Fantasia on a Theme by Thomas Tallis
Tsjaikovski - Vioolconcert in D, op. 35
Rachmaninoff - Symfonische dansen, op. 45
でした。
ヴォーン・ウィリアムズ(Vaughan Williams )は知らない作曲家でしたが、曲(トマス・タリスの主題による幻想曲)はとても美しく、タイトル通り幻想的でした。
そして、私のお目当てのチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。超有名な曲なので、頭の中で次の旋律が浮かび、それをなぞるように実際の音が響いてきます。なんというかそれがひじょうに気持ちよく、時の流れを忘れて、集中できました。
前のほうの席だったので、バイオリニストはよく見えましたが、オーケストラの音はあまりよくない場所でした。
でもとても楽しむことができました。
ときどき私には不快に響くことのある高音の音も、とてもきれいでした。
アンコールに答えて、バッハのソナタを弾いてくれました。これもよかったです。
休憩後、ラフマニノフ。
そしてまたアンコールにこたえて、指揮者が「なんてすてきなホールなんだ」と言ったあと、チャイコフスキーの「悲愴」の一楽章をやってくれました。
高揚感のある充実したコンサートでした。
写真は開演前の風景です。
体調は良好だと思っていましたが、少しノドの痛みを感じていました。そして、思わぬ展開に…。


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