Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

ツール・ド・フランス観戦@ユトレヒト

2015-07-05 07:13:33 | Wblog:お出かけ
2015年のツール・ド・フランスはユトレヒトで開幕しました。初日はユトレヒト市内を回るタイムトライアルで、二日目はユトレヒトからロッテルダムを経てゼーラントへ行くコースでした。
二日目は日曜日だったので、沿道へ出かけることにしました。
新聞にだいたいの通過時間が書いてあったので、それを参考にして早めに出かけていくと、近くになるにつれ人がどんどんと一方向へ向かっていくのでそれについていくと、コースに着きました。
ちょうど、ロータリーのところに場所をとって、待ちました。かなり暑かったですが、時折陰ったり、風が吹いたりして、炎天下というわけではなかったのがよかったです。
12時すぎころに、スポンサーの車がたくさんやってきて、宣伝の小物を投げていきます。ボールペンやキーホルダー、帽子、ボトルの水など様々でした。スポンサーの車はデコレーションされていて、車の上に大きなミッフィーが載っていたり、丸ごとタイヤの形をしていたり、大きなポテトフライがついていたりといろいろですが、見て楽しめます。
それが終わってから、1時間半くらいまた待って、やっと本体がやってきました。と思ったら、すごいスピードで、あっという間に通り抜けてしまいました。
すごい速さで、かつ集団で来るので、ここで一人でもミスしてぶつかったら大変なことになると、ちょっと怖かったです。
このあと、家へ帰ってから、テレビ中継を見ましたが、ユトレヒトとかオランダの町で灰色だなあと思いました。フランスなどだと、赤茶けた色の印象があるのですが…。
スポーツイベントの招致に近頃いろいろな町が熱心ですが、ツール・ド・フランスは地元の人が無料で楽しめる点で良いと思いました。テニスやサッカーだと入場料が高いから、限られた人しか楽しめませんよね。
ただ、かなりのエリアが交通制限その他で迷惑を被るというマイナス面もあります。この混乱を避けて、その期間は別の場所へ旅行に出かけるという人の話もいくつか聞きました。
暑くてとても疲れましたが、体調はOKです。

クラフトワーク@Ronda(TivoliVredenburgユトレヒト)

2015-07-03 23:54:36 | Concert
ツールドフランス開幕前夜、クラフトワークがユトレヒトでライブをすると聞いて、チケットを取りました。
この公演は人気で、すぐに追加公演が出て、それも売切れとなりました。
リーダーがツールドフランスのファンで、この機会にアルバム「ツールドフランス」を演奏するライブを行うことになったのです。
開演は8時。でも開場の6時頃に行って、身分証とチケットを見せて、3D用のメガネを受け取ります。
TivoliVredenburgのロンダというホールは左右に広いホールで、2階から見ようと思っていたのですが、行ったら良い場所がすでに埋まっていて、ステージ前のホールへ下りて、ちょうどPAのスペースのすぐ後ろに立って見ることにしました。前がPAなので、視界がひらけていて、遮られずにステージがよく見えてよかったです。
3D映像とともに演奏されるテクノサウンドは気持ちよく、リズムに合わせて体が勝手に揺れます。
アウトバーンやテクノポップ、ツールドフランスなどの曲がどんどん演奏され、MCはありませんでした。
お客さんの反応もとてもよく、盛り上がっていました。
クラフトワークのライブを見るのは二回目。今年1月にアムステルダムのパラディソで見ました
その時と同じように、休憩後には4体のクラフトワークロボットが出てきました。
構成はほぼパラディソと同じでした。
3D映像では、UFOがTivoliVredenburgのまさにこのロンダホールへ着陸するシーンがあり、会場は盛り上がりました。
2回目だったので、映像は見たことがあるものが多く、興奮度には欠けました。
ツールドフランス開幕の記念として、記憶に残る経験でした。
体調は良好ですが、暑くてかなり疲れました。


本「弱いつながり 検索ワードを探す旅」

2015-07-03 09:02:15 | Book
東浩紀著「弱いつながり 検索ワードを探す旅」を読了。
同著者の「一般意志2.0」も読みましたが、この本はそれとは違って、すごく読みやすい。電子書籍で読んだのですが、全部で90ページ弱、もう終わりっていう感じでした。
紀伊國屋じんぶん大賞2015の受賞作品でもありますが、この読みやすさが受賞に貢献しているのかなあと思いました。
強いつながりより、偶然から起こる弱いつながりに注目していて、旅に出て自らを違う環境に置くことで偶然に目にする事柄や会う人が異なり、それを起点として新しい世界が広がる。
確かに、今の若い人たちは小中学校に友人ともFACEBOOKやLINEなどで、ずっとつながりができていて、その絆を強くするために日夜FACEBOOKやラインに明け暮れる。強いつながりを作って、どこかの村(グループ)の住人となり、そこに相応しいように振る舞い続けるよりも、弱いつながりに触発されながらいろいろな村を観光する旅人的視点を持ったほうがいいのではないかということです。
本の中で紹介されている「Hans Rosling's 200 Countries, 200 Years, 4 Minutes - The Joy of Stats - BBC Four」という世界がこの200年でどれだけ豊かになったというYOUTUBEのビデオを見ましたが、確かに、平均寿命と収入において、世界じゅうが向上しているのがわかります。しかし、寿命が伸びるということは人口爆発の問題があり、収入が増える一方で、先進国都市層とそれ以外の差の拡大、資本主義経済の行方などの問題もあり、一筋縄に豊かになったよかったというわけには行かないでしょう。
あと、人間にはルソー的な憐れみと「性」の欲望があるために、ときどき非合理的な行動をとり、だからこそ社会を作ることができると書かれています。「国民と国民は言葉を介してすれちがうことしかできないけれど、個人と個人は「憐れみ」で弱く繋がることができる。」ともあります。
いろいろと示唆に富む内容が入っており、読んで面白かったし良かったです。
体調は良好です。





Restaurant:そば庵@デュッセルドルフ

2015-07-01 10:25:52 | Restaurant/Cafe
デュッセルドルフに行ったとき「そば庵」でランチを食べました。
お蕎麦屋さんはオランダでは見かけないので、ぜひ行ってみたいと思っていました。
いろいろメニューがあって迷ったのですが、月見とろろざるそば(写真)にしました。暑い日だったので、冷たく冷やされたお蕎麦でおいしかったです。
そば湯も出てきました。
客層は、現地の日本人客ばかりでした。日本人の店員さんでした。
そばはあまり待たずに出てきて、さっとランチを済ませられます。
夫は天ぷらや稲荷寿司がついているセットメニューで、これも美味しそうでした。
日本でふつうにあるお蕎麦屋さんという感じです。
私は蕎麦よりラーメンが好きなタイプですが、暑い夏には冷たいお蕎麦は最高でした。
体調は良好です。