旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

黄金色のギボウシと

2012年11月26日 10時43分18秒 | 旧庭(~2014March)

今日は冷たい雨が降っています。
昨日、ようやく球根類を植え付けて、ホッ

 

庭では灰緑色の葉のギボウシが、綺麗に色付きました。
冬支度のため、枯れこんできた周りの宿根草を切り詰めたので、ボーダーガーデン内で一番目立っています。
このギボウシが色付くと、いよいよ冬への心構えをしなくっちゃって思います。


真っ赤なパイナップルセージはまだしばらく咲き続けそうですが、サルビア・レウカンサはそろそろ切り詰めなくてはいけません。
霜の予報が出たら、早々に切って、冬越しのために囲ってあげなければ。

 

玄関前では寄せ植え内のベンケイソウが黄葉しています。
ピンク色の葉とのコントラストが面白い。

 

今月はブログの更新が思うようにできませんでした。
秋深くなって、庭にそれほど変化がないせいもあるのですが、気持ちが漫ろになっているせいかと思います

実は、30年越しの当市の区画整理事業が、今住んでいる地区で急に動きだし、来年中には引っ越しをしなければいけなくなったのです。
別の場所に家を建てなくてはいけません。

来年をもって、この庭とサヨナラしなくてはいけないのです

以来、どうやってこの庭の植物を移植しようか、とか、来年が見納めになる植物も沢山でるんだろうな、とか・・・・・
「駐車場を二台分とる」(庭が無くなる)とか「ドウダンツツジの生垣がイイ」とか「(庭が無くても)以前から住んでみたかった場所に移り住む」等と言う夫と、この先どうやって交渉していけば、私の気持ちが伝わるのか、とか・・・・
不安ばかりが先行して、気持ちが落ち着かなくて、手がうまく動きません

「人生最後の大仕事だと思って、がんばって交渉しなよ」と娘は言ってくれますが、子育てで信念を貫いた今の私に、そのパワーが残っているかどうか。

 

長々とした愚痴になりました
でも、心に停めて置いたら、どこかで爆発しそうなので、書いてしまいました
夏の友人の死や、他の要因もあり、今、心が弱っているんだな~、と感じています。

しかし、少しずつ、何かしら積み重ねて、クリアしていかなくては
娘たちに、そう教えてきた身としては、ね

 

 


 


花の空き地通信 11月18日号

2012年11月18日 14時33分59秒 | 花の空き地

11月になって空き地の小菊が咲いてきたので、種の多くなったキバナコスモスを半分ぐらい抜きました。
スッキリして、小菊がグッと目立ち、季節の移り変わりも実感できます。


空き地には色々な小菊が咲いています。

黄色の小菊

明るい茶色の小菊

赤茶色の小菊は少し大きめ。


茶オレンジ色の小菊とドライフラワー然とした花後のルドべキアのコンビ

黄色とピンク系の小菊がコンビで育っている空き地中ほどのには、キバナコスモスを少し残しました。
種がこぼれて来年も咲くように。

支柱をしていないので、風や雨のせいで、どうしても倒れてしまいますが、縁取りだと思えば、まぁイッカ

空き地の道路脇のコンクリートの隙間からも、小菊が生えています。
ど根性コギクです。あなたは強い

今年の花はこれでお終いかな。


空き地ではハナズオウの葉が色付いています。

 

霜が降りるようになると、冬枯れの空き地に。

オブジェに残した草花の名残りたちが、季節を感じさせてくれるでしょう

 


秋色の庭

2012年11月15日 17時04分33秒 | 旧庭(~2014March)

今朝は今季一番の冷え込みだったようです。
いよいよ冬に向かっていますが、何故か「晩秋」という気がしないんですよね~。

それでも冬支度を始めています。
黒系のチューリップとコンビにする植物を色々考えて、カレンデュラ・コーヒークリームにすることにしました。
此方は色が薄いタイプ。
本当は濃い茶色のタイプを考えていたのですが、チューリップが咲くまでの間、つまり春までとなると、ビオラとの相性はこちらの方が宜しいと思って。
コンテナの中が、明るくなりますし。

朝晩の気温が下がって、ギボウシの葉が色付いてきました。
葉の厚いギボウシは、色付いても姿がしっかりしています。


タマノカンザシなどは、色付くとクッタ~として残念な姿になります。


タイワンホトトギスの葉も黄色くなってきました。
草紅葉っていうのかしらね

トキワマンサク・ブラックパールの葉も、赤みを帯びて。

 

そんな裏庭から眺めるボーダーガーデンは、ちょっと秋らしい風情でしょう

 

心配していたイタリアニンジンボク・プルプレアの葉裏は・・・

やっと赤紫色になりました

暑さも、寒さも、チャンと受け止めて、正直に反応する植物たち。
庭主も、心して育てなくては

 

 


サラシナショウマとツルヒメソバ

2012年11月10日 09時43分24秒 | 旧庭(~2014March)

今日も秋晴れ
ヒンヤリとした空気さえ気持ち良く感じます。


期待していたサラシナショウマが咲きました。
真っ白なボトルブラシの様です。
この白さが、薄暗い半日陰の庭奥の灯りとなtます。


しかしまだ小株なので、背丈が大きくならず、私の膝ほど
フワフワした穂が揺れると、大きな猫ジャラシの様でもあります。
その姿も見ていて楽しいけど、早くホワイトタイガーのごとく、大きく育ってほしいものです。
紅葉するはずなんですけど、此処ではどうなんでしょう

 

ツルヒメソバもあちこちで咲いています。
冬に枯れて初夏まで姿を現さないので、どこで咲くのか枯れたのか見当がつかなかったのですが、気づくと、植えた覚えのないコンテナ内にも侵入していました。
上手く紅葉してくれると良いな~

小さなボール状の花をアップにすると、小さな花の集まりなのが分ります。
小さな小さな花たち一つ一つが、小さな小さな妖精ちゃんの様。
すこぶる強健種とは思えませんね~

 

先日ヘレボルスの土替えと古葉とりをしました。
厳しい残暑の中、よく耐えてくれたな~。
来春、綺麗に咲いてくれますように

 

今週は、ナニヤカヤと気ぜわしく過ごしました。

水曜日はレディスデーなので北のカナリアたちを観に行きました。
極寒の寒漁村の分校での過去と20年後の現在が交錯しながら進む物語の奥深さと、人と人とのつながりに心打たれました。
映画って、良いですね


 


 


ローズヒップでテンションアップ!~秋の花菜ガーデン

2012年11月04日 12時23分41秒 | お出かけ先の庭と花

昨日長女と秋バラを鑑賞に平塚市の花菜ガーデンへ行きました。
今年は、秋バラとともに様々なローズヒップも観ることができ、薔薇の轍をウキウキしながら歩いていると、
「テンション上がりすぎ」と、長女にたしなめられました。

秋の花も素敵ですが、秋にか見られない個性豊かなローズヒップたちに心ときめいちゃいます
その中でいくつかご紹介します。

ロサ・センペルウィレンスの実

 

薄紫の三尺バーベナと青いサルビア・グアラニティカを背景に赤オレンジ色が映えるロサ・コンプリカータの実

 

ロサ・マトビの実と薄いピンク色のバラ「宇部小町」

ロサ・アワユキの花と実

アルバ・セミプレナの実

オレンジモスの実

 

秋バラと宿根草の素敵なコラボレーションを見たい方はフォトチャンネルをクリックしてね
珍しい黄色いサルビアも。

ローズヒップでテンションアップ!~秋の花菜ガーデン

 

 

良く晴れた日は富士山が、昨日は大山がクッキリ見えます。
園内ではピザやクレープのワゴン車販売もあり、テーブルと椅子も用意され、オープンカフェを楽しみました。


イベントルームでは鈴木満夫先生のバラ講座が開催中でした。
園内は、また少し手を入れたようで、レイアウトや植栽に嬉しい変化が見られました。

たびたび出向いて要チェックな花菜ガーデンです。

 

 

 

 


秋の赤

2012年11月02日 12時35分47秒 | 旧庭(~2014March)

朝晩冷え込むようになりましたが、日中は気温も上がって穏やかなお天気が続いています。

庭の花も少しずつ入れ替わり、ボーダーガーデンではシュウメイギクが散り始め、換ってパイナップルセージが咲いてきました。


萌えるような真っ赤な花。

でも、花自体は小さいので、大株になっても悪目立ちすることもなく、風景に溶け込んでいます。


ボニカ’82のローズヒップも更に赤くなり、花もポツポツ咲き続けています。

 

ボニカ’82の隣で、ミナヅキが色付いてきました。
以前箱根で見た時の様に、綺麗に色付くかは定かではないけれど、まずまずの秋の風情になると良いな

 

サルビア・ホットリップスも返り咲いてきました。

 

サルビア類は今も良く咲いています。
今年は暖かい秋なので、長く楽しめそう