6月18日
帰国日の午前中、荷物をホテルに預けて、キューガーデンズ(正式名には-sが付いていました)へ行きました。
市内にあるので近いし、世界遺産ですから
前回は工事中だったテンペレ―トハウス側から
1860年に建てられたこの温室を、5年の歳月をかけて改修工事をし、今年5月に再オープンしたそうです。
ラッキー
巨大な温室で、世界の様々な植物を展示しています。
中は綺麗に仕切られており、歩きやすいし見やすいです。
日本のコーナーもありました。
ツリートップ・ウォークウェイを上って歩き、ちょとだけ鳥の気分に
林の中をブラブラとアチコチみながら歩いて、オランジェリー・レストランに着くと、すでに一時間以上経過
此処でランチ休憩しました
長女は近くのロックガーデン等を見たがったので、放って、私は長めの休足と、オランジェリー周りの植栽を見て回りました。
前回見ている場所は、サラッと通り過ぎました、私
なのにキューガーデンズへ来たかった私の目的は、前回改修中だった此処のボーダーガーデンを見るため
「ザ・グレート・ボード・ウォーク・ボーダーズ」と名付けられたガーデンは、歩道をはさんで両側に320mあり、世界で一番長いボーダーガーデンのようです。
期待以上の素晴らしさで、圧倒されました
長いボーダーガーデンのデザインが詳しい植栽のイラストで紹介されています。
このエリアは、半円形です。
植えられている植物のほとんどが宿根草。
色とりどりの植物が、色合いも良く配置されています。
手前のフロミス・ルッセリアーナは、イギリスの他のガーデンでも良く目にしましたから、この時期の宿根草なのでしょう。
組み合わせられているのは赤紫色のアザミのような花の植物でした。
このエリアは、T字路になっており、それに合わせてガーデンがデザインされています。
大概は四角錐のトピアリーですが、此処は四角錐のバラのオベリスクでした。
この辺りから見ると、植物の植栽による色分けが良くわかるでしょうか
所々にベンチも。
実はボーダーガーデン好きの私、ただただ感動し、この通りにかなりの時間を費やしてしまいました
完全にクローズして改修工事をした後のガーデンですから、それまで以上に素晴らしいものとなっていたのかもしれません。
その後はキューガーデンズの「シークレットガーデン」を回り
長い長い長いバラのパーゴラのある「プラントファミリーベッド」エリアも歩きました
キッチンガーデンの設えが可愛い
エンドウ豆を害虫から守っているのです。
ここはミントのコーナーかな
パーゴラには白い蔓バラが
そして、赤い蔓バラのパーゴラの下で、記念に写真を
素晴らしいバラのパーゴラなんですよ
グラスハウス前は、カラフルな一年草の花壇になっています。
前回とは違う雰囲気になっていました。
新しい物を見た感じで、楽しめました。
それにしても、この度のイギリスガーデン巡りの中で、一年草の植栽は、キュー・ガーデンズだけでした。
一年草を植え替えてばかりいる日本の公園とは、価値観が違うのでしょうね。
イギリス人の求める「ガーデン」が日本人と違っているのでしょう。
池には水鳥たちが沢山いて、その姿も可愛らしかったです。
それでも、四分の一ほど見た程度かな
ここも一日以上必要な植物園です。
帰りのフライトに間に合うように、大急ぎでガーデンショップへお土産を買いに行き、地下鉄でホテルに戻り荷物をピックアップして、地下鉄に乗ってヒースロー空港へ向かいました。
楽しかったイギリスガーデン巡り
I'll be back!
私は面倒くさがりな性分なので、お土産を買うのがあまり得意ではありません
でも、イギリスですから
自分の思い出のために、訪れた場所で少しずつ買いました。
バイブリーではウィリアムモリス柄の鍋敷き
グレートディクスターではガーデンスモック
シシングハーストではナショナルトラストのスカーフ
ウィズリーではガーデングローブなど
F&Mではアールグレイティー
ハロッズでピーターラビット(映画)のトートバッグ
空港でガーデニング雑誌
並べて見ると、案外いっぱい買ってました
日常で使いながら、最高に楽しかった旅を、ニマニマと思い出しながら生活しようっと
長い間、イギリスガーデン巡りにお付き合い下さり、ありがとうございます
明日から日常に戻ります。
お終い
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