旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

アロマオイルで手作り化粧品

2011年01月30日 15時58分25秒 | ライフスタイル

午後3時を過ぎて陽が陰り、雪でも舞いそうな寒さになってきました。

以前、花の空き地でご近所さんとハーブ談義をしていたら、ラベンダーのアロマオイルを使って化粧品を作っているとの事。
とても気に入っていて、娘さんともども使っているのだそう。
そういえば我が家には、いつ買ったのかな~、使い切れなくて残っていたファーム富田のラベンダーのアロマオイルがあるではありませんか

早速レシピを伺い、作ってみることにしました。
北見のハッカ油もあったので、こちらではルームスプレーを作ることにしました。

<化粧水の材料> グリセリン 大匙1(15cc)
         無水エタノール 大匙1(15cc)
         ラベンダーの精油 2~3滴 (2倍にすると日焼けや湿疹にも効果あり、との事)
         精製水 100cc

ドラッグストアーに足りない材料を買いに行くと、そのお店で薬剤師をしている友人が、「無水エタノールはお値段が高いので、消毒用エタノールでも良いと思うよ。消毒用エタノールは無水エタノールを精製水で薄めた物だから。」とアドバイスしてくれたので、消毒用エタノールを買ってきました。
ネットでも検索して調べてみましたが、大丈夫みたい。

グリセリンのボトルを手に取りながら、子供のころ祖母の家に行くと、あか切れしそうな私の手に、祖母がよく「リスリン(グリセリンの類)」をぬってくれた事を思い出しました
その時の祖母の暖かく大きくて肉厚の手も。
ベタベタして一寸気持ちが悪かったけれど、よく効いたように記憶しています。

<作り方> 空き瓶などの容器にグリセリン、エタノール、ラベンダーの精油を入れて左右に振りよく馴染ませる。(写真左)
      精製水を加え、蓋をして上下に強く何度も振り、混ぜる。(出来上がり 写真右)


ルームスプレーともども完成

このルームスプレーを花粉症対策にマスクに噴霧して使おうと思っているのです。
ハッカ油は鼻の通りを良くする効果があるのですが、つけすぎるとマスクをしていられなくなるぐらいヒリヒリするのです

 

パッチテストもOKだったので、早速お風呂上りに使ってみましょう。
膝とか肘とかカサカサなんですよね~
顔にぬるのは保湿性の高~い化粧品だけど、乾燥した体には、この手作り化粧水は良いんじゃないかしら。

 


玄関内のお花たち

2011年01月29日 10時34分18秒 | ライフスタイル

相変わらず冷え込む毎日ですが、何とか陽が射してきました。

年始の台北旅行で、自宅用に買ってきた小さめのマット。
色々利用方法はあると思うのですが、今回は花瓶敷きに使ってみました。

お正月中お生花を飾っていた玄関の下駄箱の上に、お生花でも使っていたシンビジウムを、ベトナム陶器の花瓶に小輪の洋蘭とカスミソウを加えて生けなおしました。
一寸、エスニックな感じになったのでは

 

玄関ドアを開けた正面の物入れの上には、庭裏で咲いていた日本水仙を切って生けました。
スタンダート仕立てみたいで、気に入っている生け方なのです。

 

我が家の玄関は外と余り変わらない気温なので、冬場はお花がとても長持ちします。
この時期は庭に花が少ないので、花を楽しむ格好の場となっているのですよ

 

               

 

ところで、昨年暮れに買ったカメラ雑誌のアンケート懸賞に当たって、商品のデジタルカメラ入門雑誌が送られてきました

そこで、露出とアングルを変えて撮り直してみました。

  もっと構図に工夫が必要かな~

 

 

 


冷え込み厳しい冬の庭

2011年01月27日 10時42分02秒 | 旧庭(~2014March)

今朝はご近所の屋根が霜で真っ白になるほど冷え込みました。
流石のクリスマスローズもへたっていました

カレンジュラ・コーヒークリームも

でも、10時過ぎて陽が射してから、何とか回復

 

元気なのは日本水仙。まだ良く咲いていて、冬枯れの庭のアクセントに

 

以前から撮ってみたいと思っていた「玉ボケ」写真。
構図は別として、これは雰囲気が出ているのでは 

早咲き種のクリスマスローズのエリックスミッシーでさえこんな調子。
日当たりの良いところに移したから、咲き進んで欲しいわ。

 

 


山茶花と野鳥

2011年01月24日 15時56分17秒 | 旧庭(~2014March)

寒い日が続いていますね。風邪をひいてしまいました。トホホ

庭で賑やかな鳴き声がするので窓から覗くと、お隣の山茶花の生垣で野鳥たちが縄張り争いをしていました。
勝ったのはヒヨドリ。傍若無人な奴です

山茶花を食べに来ているのです。狙いを澄ませている様子。
この後、花芯を突いて、仕舞いに花を嘴で摘み落としてしまいました

 

上手く撮れなかったのですが、ヒヨドリがいないのを見計らって、メジロがやってきました。
ホバリングしながら様子を確認しているのかしら

 

忙しそうに山茶花を食べてます。山茶花の花がボロボロです。

 

まだ蕾も残っていますが、山茶花もそろそろ終わりでしょうか。

今日は睡蓮鉢の氷も溶けて、いつもの野鳥たちが代わる代わる、水を飲んだり水浴びしたりと、野鳥の楽園となっている庭。
そんな野鳥たちの観察は冬のお楽しみでもあります。

ただ、キジバトが水浴びすると一気に睡蓮鉢の水が減ってしまうのが難ですね~

 

 


白梅一輪

2011年01月21日 10時16分44秒 | 旧庭(~2014March)

昨日は大寒。暫く冬本番らしい寒さが続いています。
今朝は珍しく睡蓮鉢に氷が張りませんでしたが、空は曇っているので気温が上がりません。

それでも白梅が開いてきました。
今年の一月は昨年より寒いような気がしますが、我が家の白梅の開花は昨年より2週間ほど早いです。
梅の開花は前年の12月のお天気に影響を受けるのだとか。
そういえば12月は比較的暖かかったような。

 

と言うことは、全国的に、梅が早く楽しめるって事かしら。
気温が低いので、花も長く楽しめるかしら

鼻を近づけると良い香り
次々咲いてくるのが楽しみです。

もう少し暖かくなったら、どこぞへ観梅に出かけてみようかな

 

 

 


主無き 庭に佇む 蝋梅の・・・

2011年01月17日 11時56分52秒 | 旧庭(~2014March)

今朝は氷点下の冷え込みだった我が家の庭ですが、陽が射し始め一気に10度まで気温が上がってきました。
しかし、鉢土は凍ったまま。

お天気が良いので散歩コースにある蝋梅を撮ってきました。
近づくにつれ甘い香りがしてきて、存在をアピールしています。ほぼ満開です。

青空に映える黄色の花 本当に花弁に蝋がかかっているような質感です。

花と一緒に枝にくっついている茶色い物は何かしら
どうやら実のようです

木の下に目をやると沢山落ちていたので、3個ほど拾ってみると、カサカサに乾燥していたので、手元ですぐ崩れてしまい、中から種が。

家は取り壊されて主なき庭にたたずむ蝋梅の木に、心の中で礼を言い、ありがたく頂いてまいりました。

 蒔いちゃおう 何年後かに立派な盆栽となりますように

 

青空に 花は映えても 寂しいかろ

 

 お粗末!

 


寒さの中にも

2011年01月14日 12時12分45秒 | 旧庭(~2014March)

湘南地方も毎日寒い日が続いています。
今朝も睡蓮鉢の水が凍っていました。溶けずに終わる日もあります。
庭の草花の変化も遅々として進みませんが、ちょっとだけ春を期待できる花も

白梅の蕾がほんの少しずつですがほころんで来ました。
今月末ぐらいには開いてくれるかしら。

クリスマスローズ・ニゲルはやっと一輪、蕾が緩み始めました。

 

でも玄関前は昨年作った寄せ植えやハンギングなど、咲き進んではいないものの、賑やかで新春らしく、帰宅する度に寒さで強張った頬が緩みます。
12月、一寸頑張って良かったな~。

そんな中、寄せ植えの「冬知らず」だけは、次々花を咲かせています。

 

今月から始まったNHKのドラマ「フェイク 京都美術事件絵巻」をご覧になっている方いらっしゃるでしょうか。
2話目に「冬知らず」がストーリーの演出として使われていて、此花の歴史あるエピソードに感心しました。
京都フアンの私、このドラマにすっかりハマッテいます

 


台北花観光

2011年01月11日 09時47分53秒 | ガーデンの旅~海外編

台北の高速道路下では、土日に花と雑貨の市が立ちます。
ちょうど帰国する日に見ることができました。

花市の入り口も壁面緑化されており、戸外では日本でもおなじみの草花が売られていました。

直径7~10cm位かな 真っ赤なの鉢植え。
想像するに、まもなく訪れる春節の飾りではないかしら。
中国の方々にとって「赤」は縁起の良い色のようですし。

胡蝶蘭やカトレア、その他、日本のお店では余り見かけない様な種類まで、多くの蘭が売られていました。
しかも安い
1元(台湾ドル)=約3円ですから、この胡蝶蘭は一鉢300円
台湾の方々は、春節に向けてこの様な蘭の花で室内を飾るのだそうです。
一鉢もって帰りたいと思いましたが、帰国時の植物検疫を考えると、難しいだろうと思いましたし、ガイドさんにも「無理」と言われ、諦めました。

なんと、盆栽も多数売られていました。
盆栽は日本独自の文化だと思いますが、台湾でも流行っているのでしょうか。
値段が表示されていなかったので、いくらか定かではありませんが、普通に市民の市場に並ぶなんて、日本でもあまり目にしないのでは。

 

お国柄の違いはお寺でも発見
到着当日参拝したお寺には、境内に沢山の花かごが置かれていました。
願い事が叶った際のお礼や、供物なのだそうです。

カラスも野良猫も鳩もいない境内にも感心しましたが、花を愛で、親しむ文化あればこその「台北花博覧会」なのでしょうね。

 

                 

 

この度は他に、台北101タワーや故宮を訪れたり、九份、野柳などを観光したり、士林の夜市でブラブラ食べ歩きや買い物をしたり、占いや足つぼマッサージなど、台北を沢山楽しんできました。
食事も「台湾料理 Tiwanese」はどれも美味しく、比較的薄味で日本人に受け入れやすいお料理ではないかと思います。

中でも九份の「阿味茶楼」(「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の屋敷のモデルとなった建物)で中国茶道を経験でき、とても嬉しかったです。
小さな菓子やドライフルーツなどを摘みながら、中国茶でのんびりお茶するのも良いですね。
台湾のお茶は良質で有名だそうです。美味しかったですよ~


新しく出来た羽田の国際線ターミナルからの出発だったので、神奈川県民の私にとっては海外がう~んと近くなったような気がしました。

 

 

 

 


台北国際花博覧会☆見聞録

2011年01月10日 09時21分58秒 | ガーデンの旅~海外編

1月5日から8日まで台北へ旅行し、ちょうど開催中の「2010台北国際花博覧会」を訪れました。 

午前中早く到着したせいと、お天気が悪かったせいで、会場内はそれほど込んでいませんでした。
人気のパビリオンも30分待ちぐらい。食事もさほど並ばず頂けました。

メインの入り口(円山公園エリア)にある巨大な壁面緑化。ちょうど音楽のパフォーマンスが行われていました。

上海庭園は小さ目の回遊式庭園。バラが咲ける気候なのですね。

造形花垣には色とりどりのペチュニアの壁面がいくつも。

 

ベコニア等で彩られた花の海風景から眺めるリサイクル・ペットボトルで作られた「流行館Eco ARK」。
こちらは30分待ちで入場。ファッションショーで使われたドレスが飾られていました。
ペットボトルを冷やすためか、壁面には常時水が流されています。エコ発電によって循環させているようです。

この奥の百芸広場で中国演劇(京劇!?)のパフォーマンスを眺めた後、隣の美術公園エリアへ。

世界庭園エリアが、突っ込みどころ満載で面白く、楽しめました
アジアの国々が多く出展していましたが、特徴を強調した(デフォルメ)オブジェのような庭が多かったです。


「台湾の庭」は竹のドーム。シンプルでカッコイイ


フィリピンの庭。窓に飾られた星のオブジェが貝殻細工なのですよ。

 

日本からは3庭出展されていました。一国で3庭は珍しいかったです。
浜松市の「遠州之庭ー白砂青松」。

左:日本遠東亜交流中心「四季園芸福祉華園」。右:安藤龍二「龍之庭

 


会場内は非常に広く、隣の新生公園エリアは別会場とあって、バスで移動。

「未来館」内では多種多様の多肉植物

ヒヤシンス、百合、シクラメンなどの球根植物

 

蘭は入り口近くのパビリオンでバイオ栽培の過程なども紹介されていました。



「台湾の花」なのですね。素晴らしかったです

 

未来館で草屋根を登った後、閩南式庭園へ。
池を中心に東屋が点々とある回遊式庭園。庭内の花茶殿にはお茶屋さんが出店していて、色々試飲できました。

 

浜松の花博へ行った際もそうでしたが、博覧会となると規模が大きすぎて、全体的にザックリとした感じ。
その中で壁面緑化が印象的でした。

ぼちぼち休みながら約6時間かけて会場の3分の2は見て回りましたが、此処でギブアップ

この後「足つぼマッサージ」へ直行したのは言うまでもありません

 

明日は台北市の週末の花市場の様子などお届けします。

 

 


咲くには咲いたけれど・・・

2011年01月04日 14時16分45秒 | 旧庭(~2014March)

お正月モードも終わり、今日から平常生活に戻りました。やれやれ

年末から咲いているクリスマスローズ。
ずいぶん早く咲いたものだと思いましたが、やはりオカシイ。
株元で花が開いてしまったのです。
高性のタイプなのに、このような場所で咲くとは、何か株にトラブルでもあるのでしょうか。

このような状態のクリスマスローズは、我が家では初めてなので、どうしたものだか。
少し調べて見なければなりません。

とは言え、明日から4、5日留守にするので、帰宅してからの仕事になるでしょう。
その間、ブログもお休みします。

お土産写真、沢山撮ってきたいなあ   行ってきま~す