今日は曇ったり雨がパラついたり、湿度の高い生温い一日でした。
22日(月)の京都はとてもお天気が良く、お出かけ日和でした
私のフクシア栽培の師、YoYoさんにご一緒していただいて、「冬の特別公開 」をしている東福寺内の「即宗院(そくしゅういん)」と「退耕庵(たいこうあん)」へ行きました。
この時期にしか見られないと思うと、足を運びたくなります。限定品に弱いわ
「退耕庵」は華頭窓から眺める中庭や石田光成たちが謀議した茶室や苔庭があり、とても素敵なのですが、写真撮影禁止。
なので、この度は、「即宗院」をご紹介。
こちらは薩摩藩縁のお寺で、門の左右に安置された石造りの仁王像は薩摩から持ってきたものとか。
江戸へ向かう途中、篤姫も立ち寄ったのではないかという説があり、この火鉢にあたって暖をとったのではないか、と言われているそうです。
よく見ると脚にハート型の抜きがあって、幕末当時の職人の遊び心ではないかということですが、なかなかお洒落な職人だったのでは
西郷隆盛自筆による薩摩藩東征戦亡之碑(明治維新で戦死した霊を供養する碑)もありました。
説明を聞きながら大河ドラマを思い出し、歴史を身近に感じたひと時でした
お昼はYoYoさんと、お勧めのレストラン「田むら」へ行きました。
入り口前にシンプルな暖簾が掛かっているだけで、フランス料理のレストランとは思えない外観ですが、京都の風景に合っていて良い感じです
ランチのコースをチョイスして、ワインとシャンパンで乾杯
アミューズの後はタコ、ホタテなどが入ったシーフードサラダ(左)温かいスープ(右上)の上の九条葱がカプチーノの模様のよう。
お魚(右中)は皮がパリッと焼けていて、大仙の地鶏(右下)には玉葱とマッシュルームのディクスルが掛かっていました。
どれも美味しい~
お味が段々とクレッシェンドのように濃くなっていき、肉料理のあと、なんとご飯と赤だし汁が
コレは初めての経験で、とにかくビックり
ご飯が口の中をフラットな状態に戻す、次のデザートを美味しくいただくための算段のようです。作戦成功です~
お喋りにも花が咲く、美味しく楽しいランチでした
食後はコレも私の希望で、祇園を案内していただきました。
祇園はなんとなく敷居が高いようなイメージだったので、訪れるのがはばかられていましたが、一度歩いてみたかった界隈です。
辰巳大明神は芸事の上達を祈る祇園の神様なのかな。
黒格子の柵や窓が、古き良き京都の姿を残しているようです。
玄関前のトクサの植え込み。真っ直ぐなトクサの緑の線と、黒い窓の格子のコントラストがシブいです
お茶屋さんの戸の上に、舞妓さんや芸妓さんの名前の付いた札が掛かっていて、ここぞ花街
お姉さん(芸妓さん)かな~ 後姿が素敵です。
先斗町も通ってみました。この模様の提灯が先斗町の印。水を撒いた後の濡れた石畳は花街のイメージどおり。
そして安藤忠雄氏設計の有名なショッピングビルの前に到着。これか~ふ~ん
祇園の表通りから一本奥に入った通りで、シンプルな暖簾が掛かった奥ゆかしい風情のお店「弓月(祇園店)」を発見。
チョッと入ってみましたら、素敵な着物&和小物のお店で、細い組紐を見つけ、長女のお土産に3本買いました。
卒業式で袴を穿くので、その際の髪飾りに使えるんじゃないかと思って。
その後は帯締めとして、私が使ったりもできますし
祇園も表通りはメニューや料理の写真など窓に貼ってあるお店もあり、チョッと風情が薄れているような気がしましたが、裏通りでイメージ通りの祇園に会えて嬉しかったです。
舞妓さんたちが仕事へお出かけになる時間ではなかったので、残念ながら、だらりの帯は見かけませんでしたが、建物や雰囲気など、とても楽しめる散策となりました。
YoYoさん、お時間を割いていただき、有り難うございました また京都に良い思い出ができました。
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トリプルアクセルと、迫力のある演技は金メダルです。
これからも女子フィギュアスケートの高みを、私たちに見せてくださいね。